ヤンゴンの熱い臭気、ここはもしや20年前の中国やタイ?
これまで東南アジア通を自認してきた私ですが、訪れたことがなかった国が2つあります。それはミャンマーと東チモール。ミャンマーについてはビザランでタチレクやコートンに足を踏み入れたことは度々あるが、それも日帰りでタイにとんぼ返り、これでは訪れたことにはなりません。2012年にオバマ米大統領のミャンマー歴…
ニャウンウーの隠れた見所、奇怪な寺院と奇妙な舞踊家
ヤンゴン滞在を短く切り上げバスで向かった先はミャンマーで一番の見所といえるバガン。ここは無数の仏教遺跡群が平原に点在、それを高所から眺めればもうそれはスバラシイ絶景が広がり言葉に表すのは無粋なほど・・・ただ、今や世界的に人気の観光地となったバガンも"映え写真"を狙ってのことでしょうか、夕刻になればそ…
旅の日程(ミャンマー編 .1~.2)
オバマ前米大統領のミャンマー訪問以降、発展スピードを急速に上げたミャンマーは今や日米欧にとってもっとも注目度が高い国の1つ、東南アジア各国を拠点に旅をする私にとってもミャンマーはいつか訪れたい国でした。しかし、これまでビザランで何度かお世話になった程度で、タイと国境を接する街を日帰りで訪問したことが…
タイ・ラオス旅日記:全11記事
再びタイに戻り旅行の開始ですが、タイ北部や南部の観光スポットはかなり行き尽くした感が強い私。これまで訪れたことがない、タイ北中部や東北部の地方都市を巡ります。そして、メコン川沿いにあるラオス国境の街からラオス南部へ出国。昨今、アジア系外国人が大挙集まるという噂のバンビエンを訪問しました。バンコクに戻…
ピッサヌローク旅行記:バックパッカー目線で観光を楽しむ
タイ北中部を代表する都市ピッサヌロークは、ちょうどバンコクとチェンマイの中間あたりに位置しており、チェンマイへ渡るバックパッカーにとって羽を休めるのにちょうど良い場所・・・かと思いきや外国人観光客の姿はほとんど見かけない街。大半の旅行者にとってタイ北部旅行とは、まずチェンマイへ直行するか、あるいはピ…
ラオス対岸の街ナコーンパノムで、ベトナム気分に浸る旅
タイを生活者目線で観光する旅も、いよいよナコーンパノムに到着しました。このナコーンパノムはメコン川を臨む街で、対岸にはラオス・ターケークの街が広がる。この間は第3友好橋が架かり、バスで容易にタイ・ラオス間を行き来することができます。つまり、街なかの雰囲気はラオス…と思いきや意外、実はこの街ではベトナ…
ナコーンパノム~タートパノム~ムクダーハーンをバス移動
タイ滞在期限も数日を残すだけとなったが、ナコーンパノムで過ごすのも暇に感じてくる。早々とタイを抜けることも一計ですが、どうせなら滞在期限いっぱいまでタイを堪能した後にラオスに行きたい。ラオスにすぐ抜けられる街として、ノーンカイやウボンラチャターニが有名ですが、実はナコーンパノム市街地からおよそ100…
サワンナケート旅行記:メコンの夕陽を肴に飲む愉悦の観光
1か月間のタイ滞在期限を存分に楽しんだ者の次なる大きなミッションは、とにかく隣国にいったん出国すること…これっていわゆるビザランと呼ばれるものです。今回はメコン川の対岸にある街、タイ・ムクダハーンからラオス・サワンナケートに国際バスで移動しました。しかしねぇ、大河とはいいながら、この2つの街は川を隔…
バンビエン、アジア系旅行者が集うスノッブな街に変貌
ラオス南部の街サワンナケートに滞在し、ベトナム方面に抜けようと考えていました・・・が、しかしビザランに関して悪い情報が続々と耳に入る。サワンナケートではただでさえ少ない外国人ですが、彼らが集まる場所が市内にいくつかあり、私も情報収集がてら顔を出すが、そこでベトナムのイミグレで折り返させられたという人…
タイ・ノーンカイ、メコンの夕陽とガイヤーンに歓喜した日
約2週間のラオス滞在ではサワンナケートとバンビエンで滞在しただけだが、バンコクなど都会の"邪気"から離れリフレッシュ!再びタイの喧騒に戻るための気力が戻ってきました。ただ、そこで一抹の不安が・・・2010年代中頃から東南アジア各国間で入出国を繰り返す、いわゆるビザランに対する規制が強まり、タイへの陸…
泰緬鉄道に乗車、蒸気機関車C56に日の丸が堂々はためく
タイ・カンチャナブリー、この街を訪れる大半の人の目的は映画『戦場にかける橋』の舞台となったクワイ河鉄橋を渡りながら、クワイ河マーチ(♪チャラ チャチャチャ チャッチャッチャー♪)を口ずさむことでしょうか。 こちらは、カンチャナブリーの街なかからほど近いクワイ河鉄橋駅と鉄橋で撮った写真。ちなみに映画が…
セピア色の街カンチャナブリーをレンタサイクルで観光する
カンチャナブリーは、バンコクからバスで2時間ほどの郊外にあたる場所で、泰緬鉄道の乗車とあわせ日帰りで観光する方が多い街だと思う。確かに橋(クワイ川鉄橋)を渡り、鉄橋周辺にある博物館や連合国軍の共同墓地を巡るだけなら、日帰りも可能だが、それではあまりに忙しすぎます。しかも、この街を単に第二次世界大戦で…