インドネシアのバリ島を2012年8月から9月にかけて1か月の間、旅行をした記録です。この旅行時期はガルンガン~クニンガンという、バリ島の暦でいう年越し(新年)の時期にあたり、バリ島特有のヒンドゥーカルチャーを存分に堪能しました。ガルンガン当日は各々の家庭での祭礼に参加した後、タロ村まで赴き、バリ・ヒンドゥー教の神々「バロン」が大集合する様子を目撃。クニンガン当日には、トランス状態に陥る方が続出する不思議で勇壮な祭礼「喧嘩神輿」を見学しました。神々の島バリを実感する様々な祭礼や文化体験といった、普段、観光で触れる大リゾート地とは異なる、生活に根付いたエスニックカルチャーの魅力を紹介します。

2012年8月12日から8月25日までの2週間程度は、クタ、レギャン、サヌールなどのビーチリゾートでマッタリと過ごしました。クタやサヌールのビーチで、たった一人2週間の滞在・・・何をしていたかと言うと、実はビザ延長のため別の場所に移動しにくいだけでした。
 

バリ島のビーチリゾート、クタ&サヌールで過ごした中で、私にとって一番の楽しみは「食べる」こと。中でも、「ナシチャンプル」を食べ歩くことが一番の楽しみでした。クタ&サヌールの安食堂&屋台で食べたナシチャンプルを価格帯別に紹介します。
 

ガルンガンとその10日後にあたるクニンガンは、ご先祖を各々の家に迎える祭礼で、バリの様々な寺院で様々な儀礼が行われます。この間をウブドで過ごし様々な祭礼を体験しましたが、今回は、ガルンガンを翌日に控えたウブドの様子を報告します。
 

バリ島ウブドで迎えたガルンガンの朝、私も伝統衣装をお借りし、ゲストハウス家族の祭礼に参加しました。ガルンガン当日は、街のあちらこちらでバロンが練り歩き、祭りの気分を一層盛り上げます。ウブド中心地にあるダラムウブド寺院での祭礼の様子も報告。
 

バリ島のヒンドゥー寺院では多くの祭礼(オダラン)が行われます。ガルンガンの翌日、タロ村では、バリ各地にいる聖獣バロンが一堂に集まり大行進する奇祭が行われました。ウブドの観光案内所「アパ(APA?)」の案内で、この奇祭「バロンの大集合」に参加します。
 

ガルンガンからクニンガンまでの10日間は、バリ島各地で伝統的な祭礼が盛んに行われます。今回の奇祭は、ガルンガンの4日後にウブド郊外で行われたもので、豪華絢爛な衣装をまとった美しい女性たちや、着飾った子供たちが2km以上の行列を作り出す、非常にきらびやかな祭礼でした。
 

バリ島の喧嘩神輿を紹介。この喧嘩神輿はクニンガン当日に行われる祭礼で、とにかくスッチャカメッチャカ、しまいにはトランス状態の男性が短剣を振り回す中、いくつもの男衆たちが互いに神輿をぶつけ壊しあう。当時の興奮そのままにお伝えします。
 

ゲストハウスで隣室に泊まっていたフランス人カップルから声がかかり、ウブドからの日帰りツアーに一緒に参加。タマンアユ寺院、ライステラス、スパイスガーデン、そして締めはタナロット寺院の夕陽を見て、ツアー代金は15ドル!格安で盛りだくさんなツアーに満足しました。
 

これまで、ウブド周辺で見たオダラン(祭礼)やフォトジェニックな寺院などを紹介してきましたが、今回の記事では、ウブドの街中から歩いてアクセスできる観光スポットとして、モンキーフォレストとゴアガジャを紹介します。
 

旅の日程(2018年3月6日更新)

最後に今回のバリ島旅行の旅程を簡単に紹介。1ヶ月間にわたるバリ旅行では、クタ・レギャン、サヌール、ウブドの3エリアに滞在、ここから珍道中(?)が幕開けしました。


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