昨今バックパッカーに大人気の国ラオス。近隣のアジア諸国と比べ開発はやや遅れているためか、街も人も景色も素朴な様子が魅力となり、私たちバックパッカーのツボにはまるのでしょうか。私もこの国が好きで、2012年以降は年に2~3回のペースで訪れています。今回はラオス南部を重点的に旅行をしました。チャンパーサックやシーパンドンの、まだまだ荒らされていない光景をご覧ください。

ラオス南部の街チャムパーサック(チャンパーサック)には世界文化遺産に指定された壮大な遺跡群があります。その名は「ワットプー」、現在のカンボジアの主要民族・クメール人により建立されたヒンドゥー寺院です。このワットプーを目指すため、メコン川に面した田舎町チャムパーサックに滞在することにしました。
 

私たちはチャムパーサックの街に立ち寄り、世界遺産ワットプーを参観しました。ただ、おそらく相当マイナーなのでしょう、外国人観光客はほとんど見られない。その分、気の赴くままに遺跡群をうろつきまわる。観光客に踏み荒らされていない遺跡を巡るのは、この上ない幸福な体験です。
 

私たちはシーパンドンの数多ある島々からドンデット(デット島)に滞在することに決めました。このドンデット、ただ美しいメコンの流れと夕陽、それにかわいらしい動物たちと触れ合うだけの島ですが、日本でおくる日常の生活とは全く異なる癒しの時間軸が流れる、まさに浮世離れした島でした。
 

レンタルサイクルを利用してドンコーンへ向かう。ローカルの小学校で歓迎された後、フランス植民地時代につくられた鉄道橋を渡る。古い蒸気機関車が残され軌間1000mmとファン垂涎もの。自転車のレンタル料金は2017年現在で1日約130円と格安でした。
 

旅の日程(2018年12月5日更新)

前年末はラオス北部を隈なく旅行しましたが、今回はラオス南部。タイ・ウボンラチャタニからラオス・パクセに入り、その後、世界文化遺産に指定されている遺跡「チャムパーサック」や、メコン川がつくる島々や激流が見どころをつくるバックパッカー垂涎の地「シーパンドン」(ドンデット)を巡った記録です。最後に今回の旅日記の簡単な行程を紹介します。


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