ミャンマー旅行を終え戻ってきたホームタウン・バンコク。しばらくは不夜城バンコクでシティーライフ(!)を送ろうと考えていたが、うずうずと旅人魂がうずいてくる。そういえば、タイ東北部=いわゆるイサーン地方から出稼ぎに来るタイの方はよく見かけるが、このエリアをまともに旅行したことがない。そこで今回はイサーン地方を旅することに決定、主にイサーン南部のクメール文化が色濃く残る地域を巡ります。

タイ東北部の玄関であり最大の都市ナコーンラーチャシマ(コラート)、中心街を歩き回りオモシロスポットを探す求めようとしましたが・・・。ここでは奇怪な洞窟寺院ワットパーヤップに加え、コラート郊外にあるクメール遺跡・ピマーイやバノムワンを紹介します。
 

タイ東北部ウドゥムポンピサイにあるクメール遺跡カムペーンヤイは遺跡見学だけで訪れてもまぁ満足できるのですが、ここの真骨頂は遺跡に隣接した地獄寺。因果応報を知らしめるグロテスクな数々の彫像がとにかくスゴイ!淫欲や暴飲暴食、動物虐待者などが辿る姿を、これでもかと汚らしく表現した彫像はとにかくお下劣です。
 

タイ東北部の地方都市スリンは象の街として著名で、象祭り期間中には多くの旅行者を集める街だが、それ以外の時期は閑散とした地味な街。スリンの街なかをくまなく歩き個人的に面白いと思える観光スポットを探してみました。加えて、私の鉄道愛=キハ20系統への愛を語ります。
 

タイ国内の3大クメール遺跡を私が勝手に決めるならば・・・ピマーイ、パノムルン、シーコーラプームとしたい。パノムルンは巨大な見応えも十分だが、おそらくアクセスの悪さからか日本人観光客はほとんど見かけない。今回はアクセス状況も含め詳しくリポートします。それに加えシーコーラプームを紹介、ここのシンメトリーな伽藍の配置と精微なレリーフがとにかく美しいです。
 

カラシンは県庁所在地ではあるが『地球の歩き方』にさえ記載がない平凡な地方都市。ただ、この街は凡庸な中にもキラリと光る個性が感じられ、私は好きな街です。中心街の地図を交えながら、ホテルや食堂事情、いくつかの観光スポットなどを紹介します。ちなみにこの街でイチバン印象深かったのは、誰も遊ぶ子供がいない移動遊園地でした。
 

カラシン郊外には東南アジア最大の恐竜博物館、シリントーン博物館があります。カラシンのバスターミナルからロットゥー(公共バス)で博物館まで来る観光客の姿は・・・私だけでした。館内には全身骨格を復元した巨大恐竜が何体も展示されている上に、別館では恐竜の発掘現場まで公開。これだけの内容で入場料100バーツは安し!
 

タイ東北部を巡る旅のはずがいつの間にラオスに上陸。実は今回の旅の目的はカンボジアを巡ることで、陸路で到達するには必然的にラオス南部をかすめることになるのです。さて、サワンナケートは街中に派手な観光スポットがあるわけではないが、私にとっては妙に落ち着ける、ラオスで一番好きな街なのです。朝から晩までローカルフードを食べつくし、夕暮れ時はメコンに沈む夕陽を肴にビアラオを飲み明かす。う~ん、極楽。
 

ラオス・パクセは、タイやラオスからカンボジアに陸路で抜ける際の拠点として立ち寄るバックパッカーが多い街。人口自体は多いラオス第2の都市だが・・・とにかく地味な街パクセでも楽しめるスポットをいくつか紹介。デルタという有名カフェでコーヒーを飲みながら子ネコと遊んでいると、前にフェラーリが停まっていた!う~ん、ギャップも楽しいね。
 

旅の日程(2019年9月2日更新)

 


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