コロナ禍で旅に出れないオヤジのエッセイ

石神井公園:コロナ厳戒下の東京、旅行気分でご近所散歩

地球大の規模でコロナウイルスが蔓延する今日この頃、旅の話題など憚られる風潮に息苦しさを感じてしまう。ブログの中でさえ"旅ってこんなに素晴らしいんだよ!"なんて言おうものなら、世間からバッシングを受けてしまうかもしれない雰囲気に嫌だ~と逃げ出してしまいたくなるが、そう、ワールドワイドに広がったコロナの…
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コロナ禍で旅に出れないオヤジのエッセイ

東南アジアの高尚かつお下劣な遺跡3選(チ〇コッコ~等)

今回は東南アジアの遺跡を紹介しますが、例えばアンコールワットやボロブドゥール、アユタヤなどってさすがにそれは遠慮します。大学生の卒業旅行ブログを書くほど、私は若さを自慢できる年齢ではアリマセン。 年齢を重ねるにつれ、壮大かつ壮麗なメジャー遺跡に対する興味はどんどん失われてしまいました。老けゆく見た目…
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コロナ禍で旅に出れないオヤジのエッセイ

風葬に見る、骸骨に化しても続く形ある故人への愛情

前回記事のミイラ繋がりで今回も少々特異な"死骸"に関する話し、皆さん風葬の現場って見たことがありますか?えっ風葬ってナニという話しを簡潔に述べると「死体を埋葬せず外気中にさらして自然にかえす」(wikipediaから引用)方法とのこと。一般的に日本では死体を火葬し墓地に埋葬するのですが、風葬が行われ…
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コロナ禍で旅に出れないオヤジのエッセイ

グアナファトのミイラ博物館、死骸に囲まれ震える孤独な生

世界的観光地として名高いエジプトのピラミッドやインドのタージマハル、そして秦の始皇帝陵で共通する点は何でしょうか?それはズバリ巨大な「墓(陵墓)」、死者を弔い祀るための国家ぐるみで建造された巨大施設です。う~ん、ケッコウ簡単なクエスチョンでした。これらの巨大建造物は日本国内でいえば数多ある寺院、ヨー…
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コロナ禍で旅に出れないオヤジのエッセイ

インドと言ったら蛇使い?動物保護の建て前に消え去る文化

インドに一度も足を踏み入れたことがない方にお聞きします。インドといったら何を思い浮かべるか・・・カレー、ターバン、タージマハル、数字の0、インド哲学……と挙げたらキリがありませんが、私はなぜか動物が上位にランクイン。あのインドゾウに、砂漠のラクダ、トグロを巻いたコブラなどなど・・・。ターバンを巻いた…
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コロナ禍で旅に出れないオヤジのエッセイ

韓国のダークツーリズムを代表するスポット、板門店を巡る

前回記事に引き続きダークツーリズムを主眼に置いた観光スポット、今回は朝鮮半島分断の象徴として世界の注目を常に集める地「板門店」を取り上げます。皆さまご存知の板門店を今さらではあるが、まずはその歴史を手短かに紹介。   第二次世界大戦において日本が敗北した結果、朝鮮半島では1948年に韓国(…
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コロナ禍で旅に出れないオヤジのエッセイ

東南アジアのゴーストタウン3選:意識はダークツーリズム

これまで多くの東南アジアの街を紹介しましたが、その大半は旅行記の形式で、まぁ記事の分量だけは多いと自負する我がブログ。今まで公開した情報を多少はまとめた方が良いのではという考えも少し浮かんできたので、今回はその記念すべき(?)第一回!私が独断で選ぶ東南アジアのゴーストタウン3ヶ所を選び紹介します。た…
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リーマン時代の短期トラベル

広東省開平、異形の望楼群を巡る’09:全6記事

広東省開平プロローグ:客家(ハッカ)漢族の中の異国風景(2020年2月3日更新) 広東省開平の訪問記事を紹介する前に、まずはこの地の歴史を簡潔に解説。客家(ハッカ)のつくりあげた興味深い文化は絶対に漢族のモノとは違うはず。まぁここで中国政府の基幹的な少数民族政策「民族区域自治」について文句を言うつも…
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広東省開平 旅行記

開平で最も奇抜な建築群を見るなら蜆岡(錦江里)へGO!

ここまで開平出身の華僑マネーによりつくられた異形の望楼建築(碉楼、廬)を紹介しました。下の写真、自力村や馬降龍でもう十分、腹一杯だよと多くの方は思うかもしれないが・・・ 私はこんなものでは満足しない。インパクトが足りないのじゃ~!   ムカ~シ昔に話は飛ぶと、2000年代初頭の旅行ブログ全…
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広東省開平 旅行記

赤坎と馬降龍:洒脱で無骨な華僑(客家)魂を存分に味わう

先日は自力村をただううろついただけで十二分に堪能した私。ただ、同行の妻は田園風景にポツポツと現れる廃墟ビルディング(望楼)に恐れをなした様子、なにせ文革時に書かれたおどろおどろしいスローガンを丹念に読みこんではヒエーッと顔をのけぞる。う~ん、男と女じゃ感性が違うんだよね(スイマセン、こうした単純な一…
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広東省開平 旅行記

開平探索のハイライト、自力村をただうろつき感嘆する

先日のブログ記事(開平市街地と華僑の豪華な洋館「立園」の華麗なギャップ)を公開した直後でしょうか、ブログ読者の方から開平に関する最新情報を教えていただきました。アリガトウございます。読者様は2020年に入ってから観光されたそうで、まさに鮮度抜群の情報!では、その内容をまとめると・・・ 開平市街地にあ…
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広東省開平 旅行記

開平市街地と華僑の豪華な洋館「立園」の華麗なギャップ

昨今メディアにポツポツと登場する機会が増えた広東省開平の楼閣群、世界遺産に指定されたことで中国国内の観光客も増えている様子。ただ、前回の記事でこの異形の楼閣をつくりあげた客家(ハッカ)の方たちに焦点を当て、漢民族とは異なるエスニック集団(少数民族)として記したところ、オフィシャルな評判はあまり良くな…
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広東省開平 旅行記

広東省開平プロローグ:客家(ハッカ)漢族の中の異国風景

まずは少々堅苦しい話から始めることをお許しくださいね。これまで当ブログでの中国と言えば、雲南省や貴州省、広西、新疆などのエスニック集団(漢民族以外の少数民族)が多く居住する地域について取り上げてきました。エキゾチックな光景に加え魅力的な人々と文化に触れ、私のハートは中国辺境に釘付け…と言いたいところ…
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旅の日程

【旅の時期:2008年12月30日~2009年1月7日】 12月30日 成田⇒上海⇒香港 DORSETT KOWLOON HOTEL(泊) 12月31日~1月1日 香港(九龍)滞在 DORSETT KOWLOON HOTEL(泊) 1月2日 香港→広州 広州賓館(泊) 1月3日 広州→開平 広視酒店…
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リーマン時代の短期トラベル

イスタンブール街角でのひょんな出会い旅 ’09:全3記事

イスタンブールの甘えん坊で見栄っ張りなネコたち(2020年1月27日更新) イスタンブールで出会ったネコ達は、とにかく甘えん坊で感情豊かな様子。妻の膝に飛び込み甘えだすのは、まだまだ序の口です。一緒に遊んだお礼にニューニャーと率先し道を教えてくれたり、いじめられているのを見かねて助けたら、今度は逆に…
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イスタンブール旅行記

イスタンブール、シツコイが愛嬌たっぷりトルコ男に苦笑

エキゾチックなイスタンブールの街角をただ歩いているだけで、誰もがドラマの登場人物になった気分を味わえる。今回は妻が同行のもとイスタンブール1都市だけを旅行しましたが、いや~女性がいると違うね。仮に私(男)一人で旅行したなら、これほど方々から声がかかることもないし、飲食店での度重なるサービスもあり得な…
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イスタンブール旅行記

イスタンブールの甘えん坊で見栄っ張りなネコたち

サラリーマン時代の私は確かに忙しく年の半分は200時間前後の残業をこなしていました。働き方改革が叫ばれる昨今のご時世では、まあ許されない労働環境ですね。ただその分、1週間以上の長期休暇を年に4~5回はとれる環境にもあり、離職率はかなり低かった職場だとは思います。   そんな当時の2009年…
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旅の日程

【旅の時期:2009年2月6日~2月13日】 2月6日 成田⇒ソウル⇒イスタンブール ORSEP ROYAL(泊) 2月7日~2月11日 イスタンブール滞在 ORSEP ROYAL(泊) 2月12日~2月13日 イスタンブール⇒ソウル⇒成田 自宅に戻りました <スポンサーリンク>
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リーマン時代の短期トラベル

ボルネオ・ブルネイ旅行記’09:全7記事

コタキナバル・マリマリ文化村を訪問、原住民に襲われる?(2020年1月9日更新) ボルネオ島コタキナバルのマリマリ文化村は、ボルネオ各地の部族の家屋が移築され各々の文化が紹介された自然の中のテーマパーク。私が訪れた時はスタッフが少なく、ルンダイ族のゾーンでは寡黙で優しかったお兄さんだったが、ムルッ族…
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リーマン時代の短期トラベル

雲南省元陽を拠点にハニ族集落を巡る’09:全5記事

元陽の街角、ハニ族が織りなす桃源郷の入口でもう興奮気味(2019年12月26日更新) 雲南省元陽は、ハニ族がつくり上げた棚田やエスニック風情が満載の定期市巡りの拠点として昨今人気を集める。ただ2009年時点では、まだ世界遺産に登録されておらず観光客の姿はほとんどない。そんな時代の元陽の素朴な姿を報告…
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