マラッカの観光とグルメ、私独断のおススメ情報
マラッカ到着2日目、いよいよ街を歩き回ろうと思います。まずは、見どころやグルメ情報の紹介。
ちなみに、宿泊先である「Tang House」は、観光に非常に便利な場所にあります。部屋は簡素な個室ですが、清潔に保たれ問題なし。共同シャワーはホットウォータがちゃんと出ます。ちなみに、具体的な場所は、チャイナタウンの目抜き通り Jalan Tokong と Jalan Hang Jebat の交差点脇にあり、マラッカのシンボル「オランダスクエア」からは約500m、歩いて10分ほど。興味があれば、Googleマップなどで確認してください。
宿泊先からほど近い Jalan Tokong(「トコン通り」Jalanとは”通り”の意味)はチャイナタウンの中心スポットで、延々とお土産屋やカフェが立ち並ぶエリア。中国人観光客が多く朝から騒がしいので、Jalan Hang Jebat側を歩きました。
道を歩いてすぐに、かなり混んでいる食堂がありました。朝食がてら、とりあえず入店。周囲を見渡すと飲茶屋であることが判りました。中国の広州などでは「早茶」といって、朝から飲茶を食べるが、このマラッカでもそんな習慣が根付いていることに興奮。
また、道沿いには、イスラム寺院(モスク/masjid)やヒンドゥー教寺院、道教寺院などが建ち、様々な宗教バックグラウンドを持つ方々たちが混住していることが判ります。
高い尖塔(ミナレット)が特徴的です。
毎日プージャー(ヒンドゥー教の礼拝儀礼)が行われ、観光客も参加できます。
マラッカに居住するマレー華僑の拠り所でしょうか。内部はかなり派手です。
オランダ広場は、18世紀、オランダ統治時代に建てられたキリスト教しょうを中心に時計台や噴水が並ぶ、大変美しい広場です。オランダ統治時代は白く塗られていたらしいのですが、イギリス統治時代にピンク色で塗り替えられ現在に至ります。
広場の前には、トライショーと呼ばれる後ろに客席をとりつけた三輪自転車が何台も止まっていて、観光客の足になっています。では、オランダ広場の写真をご覧ください。
しっかり噴水が撮れています。これは、ビクトリア女王の名前をつけた噴水です。正面はキリスト教会です。
少々、時系列がずれますが、下は夕方のオランダ広場。オランダ広場で写真を撮るのなら、午前中よりも午後の方が良さそう。とくに夕方はオレンジの光が映えてGOOD。ちなみに、左の写真はスタダイスと時計塔を写したもの。
トライショーの様子です。飾り立てが華やかでマラッカの風景にとてもよく合います。ドライバーはオッサンしかいません。
昼食は、揚げ魚や野菜のココナッツ煮をご飯の上にのせる、いわゆる”ぶっかけ飯”です。デザートは「甲板屋」という店でチェンドルというマレー風かき氷とも呼ぶべきデザートを食べました。実はこのチェンドルにはまってしまい、後々いろいろな街で食べ比べることになります。
ナシルマというのは、マレーシアで大変ポピュラーなメニューで、「マラッカ滞在記1)」に詳しく書いております。このナシルマには肉などがついており、朝食で食べるものよりはよほど豪華な内容。
6月19日~6月21日
6月19日は、まずはお引越し!実は「Tang House」はAgodaという予約サイトでブッキングをしました。宿の選定には私のポリシーがあり、それを紹介すると「知らない街に滞在する場合、はじめの1~2泊程度は予約サイトであらかじめ宿を確保し、その間で後に滞在する宿を探せ」というもの。前日の18日には宿探しも行っていて、19日には無事に引っ越すのでした。
マラッカには21日まで滞在、22日にメルシンへ向け出発しましたが、この間で特筆すべき事件もなければ、感動体験やビックリ秘話もありません(残念!)。とくにオモシロネタがないので、訪問した観光スポットの紹介をします。
マラッカを代表する観光地で、オランダ広場から5分程度歩けば着きます。周辺は、様々な博物館があり、確か「独立宣言記念館」は無料で入場した覚えがあります。
オランダ広場のすぐ裏手にある丘。フランシスコ=ザビエルの活動拠点だった教会で、死後、こちらに遺体が安置されていたこともあります。とても由緒ある教会とのことですが、まあ、立ち寄って景色を眺めるのがよろしいかと。ちなみに、右の写真で写っている高い塔は「マラッカタワー」です。
マラッカは華僑の方が多く住んでおり、イスラム系住民の割合は実は低いのです。「カンポン モルテン」はイスラム系住民の居住区で伝統家屋は高床式住居となっています。モスク(カンポンフルモスク)があります。
マラッカ川沿いは遊歩道になっていて、カフェなどを巡りながらゆったり散歩が楽しめます。
なんといっても貧乏旅行なので、高価な名物料理は食べていません!ただ、マラッカのチキンライス(海南鶏飯)は他のマレーシアのものとは異なり、ご飯をボール状に丸めて提供される。リーズナブルに食べることができるので、どうぞトライしてください。
マレーシア各地でよく飲まれるコーヒーに「ホワイトコーヒー」があります。練乳など甘いミルクたっぷりで、私は大好き。このホワイトコーヒーって、元祖はイポーという街のものだと記憶していましたが、マラッカではホワイトコーヒーを簡便に飲めるインスタントコーヒーが誕生した街のようです。一応名物らしく、元祖をうたうカフェの内部は博物館のようでした。
22日以降は、メルシンへ移動後、マレー半島東岸を旅行しました。数日後には更新します。どうぞ、ご覧ください。
<スポンサーリンク>