コタバル旅行記:コタバル郊外の見どころを観光する
コタバルは、バスですぐアクセスできる場所に美しいビーチと伝統建築が残る見どころの多い街で、バックパッカーであればつい長居をしてしまいます。
コタバル市内には、「City Liner」という路線バス網が充実しており、市内や郊外部を縦横無尽(は、少し大げさだが・・・)に走っています。乗降場は、市内中心部なら、バスステーションや巨大マーケット「Siti Khadijah Market」の周辺にバス停があるので判りやすいと思います。
この記事は、日記形式で記していきます。まず始めは7月1日の行動記録から。
マレーシアの鉄道事情はこの2年ほどで大きく変わり、西海岸線は複線電化工事の完成による路線の近代化、東海岸線は大雨被害により路線が寸断されたことによって現地に行かなければ運行状況が判らないといった状況になっています。
ちなみに、この頃はまだマレー鉄道東海岸線が順調に運行していた頃で、せっかくなのでコタバルからほど近い「Tumpat」駅を見に行こうと考えました。ツーリストインフォメーションで行き方を聞き、しっかりバスに乗り込んだはずでしたが・・・
バスから降りた場所は、「え、ここがTumpat?」「こんなところに鉄道駅があるの?」と疑問に思わざるを得ない場所でした。歩いている人たちに英語で話しかけても通じるわけはなく、マレー語風に「ステーセン(Stesen=駅)」なんて言っても無駄でした。そこを助けてくれたのは、一番上の写真の女子学生たち。高校生から大学生くらいの若者が、こういう時に一番頼りになります。ここはどうやら、「Tumpat」へ向かう途中で分岐をした先の街で、同じバス番号で確かに「Tumpat」へ向かうものもあるとのこと。なーんだ、と思いましたが、実はこの時、Tumpatへ行く気力を失っていました。
ということで、コタバルの街に戻り、すぐさまナイトマーケットへ。やっぱり、ここが好きです。チキンは食べかけの写真でスミマセン。紙に包まれた食べ物を売っていた屋台は「ナシブンクス」という表示を出していましたが、これはテイクアウトの弁当といった意味、内容は「ナシルマ」でした。
この日は早起きしたらビーチにでも行こうと思っていたが、おそらく面倒になったのでしょう、当時の日記を見ると、朝はマクドナルドでウダウダしていたようです。さすがに昼過ぎになって、どこかへ行こうと思い立ったのでしょう、ツーリストインフォメーションで聞いていたマレーシア最古の木造モスク「Masjid Kampung Laut(マスジッドカンポンラウ)」を見に行ったのでした。
市内中心部から例のCity Linerで行きます。8番バスで行くようですが、その辺りは現地で確認をお勧めします。私の記録では、「ニラムプリ」というバス停で降りた様子。おそらく市内中心部から20分くらいで行けると思います。バス料金は、当時で片道MYR2.0(約50円)でした。
私もモスクの中に入り、礼拝をさせていただきました。インドネシアから観光に来た方が懇切丁寧に礼拝の作法を教えてくれましたが日本とは当然に異なる方法に戸惑うことばかり。上手にお祈りができたかどうかは・・・自信がもてません。
午前中、よく晴れていたので、「よし、今日こそビーチに行こう」と思い立ったのでしょう。コタバル郊外では「PCB」と呼ばれるビーチが街中から近く、もっとも有名なビーチのようです。
市内中心部からはCity Linerで。Wikitravelによると、19番、27番、43番のバスがPCBに行くようです。私が行った当時は片道MYR1.5(約38円)でしたが、WikitravelにはMYR1.6(約40円)とのこと。バス料金はあまり変わっていないですね。
のんびりとしたビーチです。リゾート地のような喧騒とは無縁のような気がします。ビーチに佇みながらネコと遊んだり、海に足を突っ込んだりしていても、ただ1人で留まるビーチは退屈そのもの。おそらく1時間くらい滞在した後、すごすごと市内に戻りました。
やっぱり、ここは外せません。写真で判るでしょうか、「青く」色づけされたご飯・・・とくに変わった味はしなかったです。
ここはビュッフェ方式で、いろいろなおかずから自分で取り分けて値段を支払います。肉や魚を入れると料金が高くなりますが、それでも激安!MYR5.0(約125円)以内で豪華な食事がとれます。バジェットトラベラーに大変優しい顔を見せてくれる街コタバル、私はきっとまたこの街に戻ってくるのでしょう。
<スポンサーリンク>