パーイを後にし、メーホンソンに向かいました。メーホンソンは、チョンカム湖(Chong kham:日本的感覚では池!)の周囲に街が広がる、ほどよい大きさの落ち着いた街です。湖に面して雰囲気の良い2つの寺院が建ち、とにかく居心地が良い!私は、この街に4泊し、バイクで郊外をツーリングしたり、一般に「首長族」として名高いカレン系支族のパドゥン族の村をまわりました。

 
今回は、メーホンソン中心街についてチョンカム湖周辺を紹介をします。このエリア、風光明媚な上に落ち着いて静か、カフェやゲストハウスも立ち並び、バックパッカーにとって本当に便利なエリアですよ。
 

メーホンソン中心街の歩き方

メーホンソンまでは、パーイからロットゥー(ミニバス)で3時間ほど、かなり山深い道を走ります。メーホンソンのバスターミナルは、チョンカム湖周りのゲストハウス街からは1.5kmほど離れ、歩くと20分程度はかかります。荷物が多い方は、トゥクトゥクを使った方が無難な距離ですね。
 
マップで確認したい方は、Googleマップに検索ワード「udom chao ni-thet」を入力してください。
 

メーホンソンのゲストハウスを探すなら、チョンカム湖北側を目指せ!

上記の検索ワード「udom chao ni-thet」はチョンカム湖北側を走るゲストハウス通りです。この通り沿いには「Johnnie」や「Lakeside Garden」「Prince」など多くのゲストハウスが並んでいるので、部屋を見せてもらいお気に入りの場所にチェックインすれば良いと思います。ちなみに、私は1泊目は「Prince Guest House」に泊まりましたが、翌日「Johnnie Guest House」に移りました。いずれも料金は当時で1泊250バーツ程度。ま、今でもそうそう大幅な値上がりがしているとは思えず、連泊をするのなら1泊300バーツ程度で交渉すると良いと思います。
 

この写真は、Prince Guest Houseで撮ったものです。Princeは裏手に湖が広がり、部屋に居ながらにして湖の夜景を楽しむことができました。ナイトマーケットの屋台群が部屋の近くそばまで連なり雰囲気は確かに良かった!部屋もそれなりに広いし、ロケーションは非常に良いのですが・・・、宿泊は・・・私、個人的にはお勧めしません。詳細は記しませんが、やや問題を感じたことがあり1泊でチェックアウト、Johnnie Guest Houseに移ったのでした。
 

こちらは、Johnnieの写真。夜に撮影したものしかなく・・・、ちょっとスミマセン。部屋は離れの個室で居心地が良かったですよ。バイクツアーを企画してもらい、オーナーの運転でバイクの後ろに乗りメーホンソン郊外を1日まわりました。そして翌日はバイクをレンタル、楽しかったです。
 
 
では、メーホンソン中心街の観光について紹介します。
 

チョンカム湖は夜景が美しい

まずは、メーホンソンのランドマーク「チョンカム湖」です。湖水には寺院の影が映り、今風にいえばインスタ映えスポットでしょうか。しかし、この湖が一番映えるのは、夕方遅くから日が沈んだ夜にかけてです。
 

寺院はライトアップされ、湖畔にさらに美しい影を落とします。周囲はナイトマーケットが開かれ、散策する若者が増えますよ。
 

チョンカム湖畔に並ぶ2つの寺院「ワット チョンカム」と「ワット チョンクラン」

湖畔に浮かぶ寺院、実はこれこれ2つの異なる寺院が並んでいるのです。写真では向かって左が「ワット チョンカム」、右が「ワット チョンクラン」、どちらも美しい姿を見せています。
 

寺院境内に入ってみましょう。寺院の境界が不明瞭で、実際にはどちらの寺院を参観しているのか、よく判りません。まぁ、観光する私たちにとって、どちらを見学しているのかなんて、あまり重要な意味を持たないと思います。
 

それぞれの寺院のご本尊です。ワットチョンカムの仏像は藁でできた大変珍しいものです。
 

チョンカム湖周辺に泊まるメリット、ナイトマーケット探索が楽しいです

チョンカム湖に宿をとるメリットは、やはり夜の楽しさにあるでしょう。先にも記しましたが、湖畔には多くの屋台が立ち並び、地元の若者たちが多く繰り出しています。食堂屋台と服飾屋台が多いようですね。夕食がてらブラブラうろつくと、なぜかハッピーな気分になってきます。
 

チョンカム湖から歩いて10分ほどの場所にある寺院「Wat Hua Wiang」

ではチョンカム湖から少し離れ歩いてみます。

こちらの寺院は、チョンカム湖のゲストハウス街から北東に700mほど離れた大きな寺院です。散歩がてらにちょうど良い距離ですね。各々の建物はチョンカム湖の畔に建つ2つの寺院と同様に、ミャンマー様式が特長の寺院となっています。
 
 
今回は、メーホンソンの(旅行者にとっての)目抜き通り、チョンカム湖の周辺を紹介しました。次回は、おそらくメーホンソンの市街地のうち、チョンカム湖から自転車で行ける範囲のおススメ場所を紹介します。


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