クラビタウン・クラビ川に停泊していたボートドライバーに相談し急遽参加したアイランドホッピングツアーは《アオナンビーチ→タップ島→チキン島→ポダ島→プラナンビーチ》と巡るもの。前回記事でそれとなく書きましたが、欧米人主体の日帰りツアーに私たちは紛れ混むことができたため、ツアー代金自体は相場と比べ非常に格安でした。タップ島では、干潮により向かい合う島同士が砂浜で繋がっていく光景がなんとも美しかった!次に向かうチキン島とポダ島への期待がどんどん高まっていきます。
 

タップ島を出発、しばらくは小島の間をぬってボートは快走します

クラビ近隣の地形は、石灰岩が切り立った岸壁が特徴的なカルスト地形によって形成されています。このカルスト地形、もともとサンゴ礁が石灰化し隆起したものが地表に現れたもので、日本では山口県の秋吉台などが有名ですよね。クラビの地形は、海水による浸食が特異な地形をつくり出し、それが美しいビーチや洞窟・絶壁などの美しい”奇景”を作りだしています。
 

え、なんか恐竜の姿が見えてきた!ここがチキン島です

絶壁に囲まれた島をいくつも通り過ぎますが、どれも形状的には似たもので次第に飽きてきます。はぁ、このあたりの島はどこへ行っても一緒かな・・・と思い始めた頃、ボートがスピードを緩めました。何隻かのボートが集まっているようです。
 

ボートが向きを変え島に近づいて行くと、あれ、これってまさか恐竜?今から約1億年前の中生代に生息していた巨大な草食恐竜ブロンドザウルスの姿にそっくりです。私、実は幼稚園の頃は恐竜博士と呼ばれていたのでした。
 
ボートに乗っていたガイドは「チキン アイランド」と連呼しますが、うん、これがチキンね・・・。まぁ、私の感覚でいえばチキン(ニワトリ)というより七面鳥(ターキー)に近いイメージでしょうか、それよりもやはり恐竜島(ダイナソー アイランド)ですかね。
 

島には近づきますが上陸はしません。シュノーケリングスポットを探し、皆で海にザブン!餌付けをしているのでしょうか、魚の数はそれなりに多かったです。
 

ポダ島に上陸。白砂のビーチは美しかった!

ボートは再び出発、海上から見る景色はさほど変わり映えすることはなく、青い海にカルスト地形の島々が延々と続く。ぎらつく太陽の下ではボートのデッキで日光浴をするのも辛いです。
 

そうこうしているうちに島に接岸です。やはり、ずっと船の上にいるよりは陸地を踏みしめた方が安心です。
 

うお~美しいビーチです。こんなキラキラビーチに伴侶と一緒に降り立つのは、幸せなことこの上ないです。
 

停泊するボートも絵になりますね。
 
このポダ島では昼食タイム!食事の内容は・・・格安で参加したツアーのためでしょうか、他のボートで到着したツアー客と比べ貧相なものでした。他のボートの方たちは途中で釣り上げた魚を焼いていたり、おいしそうなサラダやデザートを用意していたり・・・羨ましいぜ!ということで、食事内容は公開しません。まぁ、もともとのツアー料金が格安なのですから、私ならそうした状況を我慢できますが、伴侶はそうとはいかずご立腹の様子。この後、しばらくは険悪なムードになってしまった。
 
次回記事ではで、いよいよプラナンビーチを紹介します。


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