今年に入りツイッターをいじりだしたからか、巷では嫌韓や嫌中がどうも若者たちのメイントレンドになっていることに、今さら驚き!、確かにネットやSNSでの意見に納得させられることは多いです。私自身、国際関係論の分野で学位(簡単に言えば、民族紛争を類型化し、それらの和平プロセスを類型ごとに論じました)をとっており、そうした分野に関心はかなり高いと自負していますが、ちょっと両極端に振れた意見が目立ちすぎる。
 
確かに民主党時代の某元首相のような「あまりにも能天気で無邪気すぎる平和主義者」や、某元外交官のような「中国の犬」に化した人たちが言論人を気取るのは止めてほしい。しかし、日本から一歩も踏み出たこともない若者が、「中韓はうんぬん、それに引き換え日本はスゴイ!」という考えに固執したり、現地の方とは旅行業者と詐欺師以外に接触を持たないバックパッカーが「インドは腐っている」とほざくのを見ると、君、それは、あなたの視野が狭すぎるよ、、、と文句を言いたくなります。

 

日本ではめったにお目にかかれない、外国人の小さな親切、さりげない優しさ
事例1)駅の階段で重い荷物を抱えたとき

ここで、1つの例。あなたが重い荷物を抱えて電車の階段を下りている時、誰かに助けてもらったことがありますか?老人やか弱き女性なら、そんなことちょくちょくあるよっという感じでしょうか、私の場合、40代後半のタダのオッサン、そうそう助けてもらえることはなさそうですね。
 
ところが、助けてもらったこと、何度もあります。例えば、私が30代前半の頃、出張時の話です。重いスーツケースを抱えてクアラルンプール市内の駅で階段を降りるのに悪戦苦闘をしていた時、その荷物をいきなりヒョイッと持ち上げるインド系の男性・・・一瞬不安に思いましたが、ウィンクをされ顔でついて来いという仕草。無事、荷物を階段の下まで運び、私に渡すと、颯爽とその場を立ち去って行きました。こちらは「Thank you」を言い、その後の挨拶をなんて言おうかと考えている間に、「Bye」とだけ言われ、いなくなってしまう・・・すごくさりげないです。
 
この時の印象はかなり強烈でしたが、荷物を持ってもらうという機会はこれ以外にも思い出されます。こうした「パワー系」の親切はインド系の方から受ける機会が多いかなと思います。
 

事例2)道でどちらへ行っていいか判らない時

知らない街の道端で、つい立ち止まってしまうこと、旅行者なら多いですよね。行きたい店やホテル、駅、バス停などなどが見つからない時、つい立ち止まってしまう。そんな時に声をかけてくれる人、私たちバックパッカーなら用心してしまうこともありますが、親切で声をかけてくれる方も多いのです。とくに中国系の人、中国本土や台湾だけではなく、クアラルンプールやシンガポール、インドネシアなどの華僑系の人も、こちらが声をかけたわけではないのに、気にしてくれて一声かけてくれる人が多いですよ。そうした人は、こちらの行きたい場所を、例え自分で判らなくても、だれか判る人を探し出してくれます。この傾向、韓国内であれば、韓国人の方もそうした方が多い印象です。こうした場面で中華系や韓国系の人はかなり信頼できます。
 
それに対し、安心できないのは、インド系の方ですね。こちらにはどんどん声がかかりますが、まず野次馬が多い。それに、彼ら、知らないことでも、俺が知っていると言い出して「大丈夫だ、ついて来い」と言って格好をつけだす。こうなると、どんどんドツボにはまります。
あるいは、すぐにビジネスに持っていこうとする輩が多い。こちらが「〇×ホテルに行きたい」と言うと、「あそこはダメだから、別のホテルを紹介する」と言われるのは序の口。上級者になると、そこへ連れて行くふりをしながら、似た名前の別の場所に連れて行こうとします。こうした詐欺野郎は、顔に品性がないので、(場数を踏めば)すぐに見破ることができます。
 

日本人と外国人(中韓印)の態度の違いを押さえておこう

上の2つの事例、私は、これほどさりげなく優しさを相手に示すことは、なかなかできません。例えば電車で席を譲るときでも、なぜか気負ってしまいます。あるいは、その場面で譲るべきかどうか考え込んでしまい、結局は譲らないなんてこと、ありがちですよね。
 
この辺り、中韓印などの外国人がとる態度、ハヤイ早い。とにかく思い立ったら、すぐに行動に移さないと気が済まないのでしょう。考え込んでしまう日本人と、何も考えず行動に移す彼らとの違い、これが親切な行動にも表れてくるのだろうと思います。そう言えば、ずいぶん前(20年くらい前)ですが、新大久保の駅で線路に落ちた浮浪者を助けたはイイが、自分が電車にひかれてしまった韓国の方がいましたよね。とにかく目についたら考える間もなく条件反射的に人助けに動く・・・日本人でこうした行動がとれる人は少ないと思います。
 
「優しさ」」「親切」というキーワードに関しても、日本人とは態度や考え方に違いがある中韓印の人たち。彼らに対する文句を言う前に、その違いを十分に認識してみては。そして、(頭のイイ狡猾な人は)彼らのそんな気質を逆手にとって、自分が利益を得ようと考えるのも、まぁ否定はしません。


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