旅を始めるにあたって、とにかく迷うのは旅の荷物でしょうか。ガイドブックやネットのサイトを見ると、とにかくこれは必要だ、かばんはこれがイイ、中には荷物をなるべく軽くしろと言いながら忠告通りの品物を持っていたら何kgになるの?なんて疑問に思うものもあります。しかも気になるのは、アフィリエイトサイトさながら、おススメのバックパックとか商品を丁寧にAmazonや楽天のリンクと一緒に紹介しているもの・・・。はあ、そんなものに付き合ってられません。ここではアフィリエイトのような具体的な商品名を挙げることはしませんし、荷物の写真も掲載しません。基本的な方針と最小限必要な荷物をまずは挙げます。バックパッカーの皆さん、そんな思いつくままに荷物を持っていったら、途中で疲れて旅など続ける気にはなりませんよ!
 

まず出発点は「荷物を何に入れるか」ですね

旅をするとよく見るのは、とにかく巨大なバックパック/リュックサックを持ち運ぶ方が何て多いのかということ。しかも、か弱そうな女性のバックパッカーが、自分の背丈くらいありそうなバックパックを背負っているのを見ると・・・ただ、こうした方を見ると手助けしてあげたくなるのは人情でして、つい声をかけてしまいます。
 
私の場合、バックパックを持ち歩きません!バックパックを嫌う理由を挙げます

  • とにかく重い、肩がすぐに痛くなる:私など、すでにオッサンの年齢なので重いものを担ぐのは辛いのです。四十肩って言葉が脳裏をよぎります。
  • 奥のものが取り出しにくい:これも、バックパックの致命的な欠点だと思いますよ。例えば、乗ったバスの冷房が効きすぎるので防寒具を取り出したいのだが・・・なんて場合、でかいバックパックだと辛いですよね。
  • 雨や埃に弱い:まぁ、防水加工がしっかりと施されたものなら問題がないとは言いたいですが・・・そうも言ってられないことが多いですよね。
  • 切られやすく、窃盗被害にあいやすい:バックパックを背負っていると後ろが見えません。しかも、後ろからナイフでバックパックを切られてしまい、中のものが盗み出されてしまう犯罪は多発しています。バスに乗る時など、後ろの荷台や屋根上に置かれたときも不安ですよね。

などなど、バックパック/リュックサックの欠点、実は挙げればまだまだあります。
 
私ならバックパックではなく、キャリーケースをおススメします
 
確かに、南アジアや中近東、中南米、アフリカなどを長期で旅行する方にキャリーケース派はほとんどいないと思います。え、キャリーケースって短期のリゾート旅行や出張で使うんじゃない・・・とお思いかもしれませんが、そんなことはありません。
 
では、キャリーケースの利点ですが、これはバックパックの問題点・欠点をそのまま裏返したものとなります。

  • 転がして持ち運べる。肩に担ぐ必要がない:キャリーケースの最大の利点はこれでしょう!バックパックと比べたら楽ですよ。それに、肩や腰を痛めてしまう可能性はグンと減りますね。
  • 雨や埃に強い、切られてしまう心配が低い

 
と、まぁ、簡単にキャリーケースの利点を書きましたが、これ考えればマダマダありそうです。ただ、キャリーケースを選ぶ際、ぜひとも重視したいポイントがあるので紹介します。

  • なるべく軽量であること:キャリーケースの欠点は重量でしょうか。重いものを転がしたくありませんよね。私の経験上では、3kg程度であれば持って運ぶこともできるし、とくに苦にはならない重量となります。
     
    この3kg前後を基準にキャリーケースを選ぶとすれば、大きさは30~60ℓ程度のS~Mサイズになりますね。
  • 外側が布加工のものは避けること。頑丈で防水性に優れた外装のものを選ぶこと:ポリカーボネートやABS素材で作られたハードタイプの方が、頑丈だし外から切られることはまずないのでおススメです。
  • タイヤは4つ付いていた方がベター:時々タイヤが2つの小型キャリーバックを見かけますが、これはおススメしません。また、安価なキャリーケースほどタイヤ部が弱いことが多く、2つタイヤのタイプだと1つが壊れてしまうと転がせなくなります。
  • あまりにも激安品は避けた方が無難。1万円~2万円台のものから店員と相談しながら選ぶことをおススメします。

 
とまあ、今回は旅の入れ物について私の考えを紹介しました。次は、旅の持ち物を挙げていきたいと思います。


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