カンボジア旅行記’12:全8記事
2012年のゴールデンウィーク時期は、プノンペン、シェムリアップ、バッタンバン、コンポンチャムとカンボジアの主要都市を周遊する形で旅行をしました。実はカンボジアは2002年に一度旅行をしており、10年ぶりの訪問となります。ただ、この10年間の激変ぶりはスゴイ!当時は旅行者が少なく、道路などの基本インフラも整っていない状況でしたが、たった10年でこれほど変わるのかと驚きの連続でした。
皆さんご存知のシェムリアップでは、アンコールワットやアンコールトムを始めとした数々の遺跡群に加えトンレサップ湖のクルーズを楽しみました。バッタンバンでは、お目当ての「バンブートレイン」を体験、また、非常に親切かつ熱心なトゥクトゥクの方に、通常の観光では訪れることはない穴場をいろいろ紹介していただきました。コンポンチャムでは、密かにカンボジア最大の名所の1つと考えている、世にも稀な「バンブーブリッジ」を紹介します。
2012年以降、カンボジアには毎年1~2回は訪問しているが、それ以前は2002年ゴールデンウィーク期に1度訪問しただけ。2002年と2012年の10年間の変化にスポットライトを当ててみました。今回はプノンペンからシェムリアップまでのバス移動について10年間の変化について報告します。
シェムリアップに到着後まずトンレサップ湖に向かう。えっアンコールワットじゃないの?実は2002年に訪れたトンレサップ湖の素朴な光景が見たかったのです。10年ぶりの訪問で、このトンレサップ湖の生活はどのように変わったか、2002年と2012年を比べてみました。
バッタンバン郊外にある、フィッシュマーケットやローカル食の製造現場を訪問しました。いずれも伝統的で零細な家族経営ですが、地元の知恵が活かされ興味深いものでした。塩辛トゥックトレイ、魚醤ブラホック、竹筒おこわクロラン、ライスペーパー、そうめんなどの製造現場を巡ります。
バッタンバンにはバンブートレイン(ノーリー)という非常に奇妙な鉄道が走ります(過去形の方が正しいかも)。軌間1000mmの狭い線路に、屋根も囲いもないトロッコ車両が激走し、かなりスリリングな乗り心地。2017年10月以降、廃止や運行再開の噂が錯綜する、このノーリーの乗車体験記です。
バッタンバンはカンボジア有数の農作地帯だが、ポルポト派が晩年まで活動拠点とした街でもあり、現在でもその痕跡を見ることができます。今回紹介する、コンピンプイとワットプノンサンポーこそ、ポルポトが残した置き土産といえる観光スポットだといえます。
コンポンチャム最大の見どころとしてバンブーブリッジを私は推します。全長1kmほどのメコンにかかる橋は、全て竹でできており、そこを車や馬が通り過ぎる光景は圧巻!しかも、バンブーブリッジから見るメコンの夕陽はとても美しく、カンボジア最大の見どころの1つだと思う、絶対におススメです。
コンポンチャムでは、バンブーブリッジ以外にも数多くの必見の観光スポットがあります。記事では、ワットノコール、プノンプレス、プノンスレイ、キズナ橋を紹介します。これらの観光スポットは自転車をレンタルしてもまわれるし、トゥクトゥクなら10ドル程度払えば全て見ることができるでしょう。
こうして記事を並べてみると、カンボジア旅行記と言いながら、バッタンバンとコンポンチャムが多くを占めていますね。ただ、この2都市は非常に魅力的な観光デスティネーションにも関わらず、これまであまり紹介されてこなかった街だと思います。その分、自信をもっておススメできる記事だと言えます。
2012年のゴールデンウィーク時期は、カンボジアを巡りました。プノンペンから入国し、シェムリアップ、バッタンバン、コンポンチャムと周遊、カンボジアの主要都市を1周しました。このプロローグでは、今回の旅程のみを紹介します。
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