全州では、その名を轟かせるビビンバを目的にする方が多いのかな。あるいは、全州韓屋村へ行き歴史的遺産の中で身を浸すのも一興ですよね。しかし私はぜひとも提案したい、全州に来たら、ぜひとも馬耳山&塔寺まで行きましょう!

 

馬耳山&塔寺とはどんな場所?

全州郊外の鎮安にある道立公園、雌馬耳山と雄馬耳山の2つの山がまるで馬の両耳のようにそびえたっており、かなりインパクトのある光景をつくり出しています。山の南側には、李甲童(イ・カプドン)という僧侶の方が築き上げた石塔が、現在も80基程度残され、まさに奇景といった景観です。
 

馬耳山&塔寺への行き方

全州から行く場合、まず「全州市外バスターミナル」(住所:30,Garinae-ro,Deokjin-gu,Jeonju-si,Jeollabuk-do)へ行く必要があります。バスターミナル周辺のマップやハングル文字での表記はリンクをご覧ください。高速バスターミナルにも隣接した、便利なロケーションにあることがご覧いただけるのでは。
 
全州市外バスターミナルから、「鎮安」行のバスに乗りましょう。バスは20分に1本程度とかなり頻発しており、さほど待たされることはないでしょう。全州から鎮安までは、およそ40分ほどの行程です。
 
鎮安バスターミナル」もリンクを貼りつけておきましたので、マップやハングル表記をあらかじめ知っておきたい方は、そちらをご覧ください。ここでいったんバスを乗換、「馬耳山」(마이산)へ向かうバスに乗り込みましょう。この馬耳山は「マイサン」と発音するようですが、通じない場合「마이산」の表記をバスターミナル係員に見せれば、案内していただけるはずです。鎮安から馬耳山まではバスで10分ほど、けっこうすぐに着いてしまいます。

バスの車窓から、2つの山が見えてきました。うん、馬の耳だね!?
 

馬耳山&塔寺へ向けハイキングの開始

馬耳山には「北部駐車場」と「南部駐車場」がありますが、私が乗り込んだバスがどちらのバス駐車場行きか判りませんでしたが、どうやら「北部駐車場」に到着したようです。

バスがついた場所には、木々の緑が美しい、まさに絶好の森林浴といった光景が広がります。ただ、延々と続く木&石段が見えてきました。あ~これからここを上るのかと思うと、憂鬱な気分になってきます。ワンちゃんがそばに佇んでいましたが、「頑張って」と応援しているとか、していないとか。
 

きつい上り階段を歩き、まず着いた先は「銀水寺」

山道を歩きかなりり疲れてきた頃、「無量光殿」と書かれた寺院にたどり着きました。ここは「銀水寺」の敷地の一部です。とにかく、ここにくるまでに疲れ切ってしまった!北部駐車場から歩きはじめるのは・・・はっきり言っておススメしません!
 

大きな木魚が愛らしい顔つきをしていますね。
 

とにかく巨大な岩山に圧倒。この辺りの歩きは楽で、ホッとします。
 

たくさんの石を積み上げた石塔が林立する、ここが奇観「塔寺」でしょう

銀水寺まで来てしまえば、もう後は楽です。10分ほどのハイキングを楽しんでいると、いきなり目の前に”奇観”が広がってきました。ここが名勝「塔寺」なのでしょう。
 

石塔の先にある寺まで上がってみました。大勇殿の手前にある「福田」と記載された像、気になりますね。
 
 
この塔寺から「南部駐車場」までは、かなり近い!できれば始めから南部駐車場を目指すことをおススメします。


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