石垣島から離島に渡るとしたら、真っ先に候補先に挙がるのは竹富島ではないでしょうか。石垣島の市街地にある石垣離島ターミナルからフェリーで10~15分程度、フェリーの便も午前7:30~夕方17:30まで30分間隔(昼間は1時間間隔)で運行されているなど、非常にアクセスしやすい点も人気の理由でしょう。
 
しかも竹富島を象徴する光景と言えば、あの赤瓦が連なる伝統的な集落と、それを水牛車で巡るアトラクション!

竹富島の集落は本当に美しい!まさに沖縄の原風景といった光景が広がる中、水牛車に揺られながら沖縄民謡・安里屋ユンタを聴いていると、時間の流れを忘れてしまい記憶さえもどこかへ飛んでいってしまうような錯覚に陥ります。
 
また、竹富島で忘れてはならないのは美しい白砂のビーチでしょう。

もっとも有名なビーチはコンドイビーチで、オンシーズンには多くのツーリストで賑わっています。しかし、私のおすすめは、コンドイではなくアイヤル浜やカイジ浜、とくにカイジ浜はコンドイから歩いて10分ほどと近い場所にあるのにかかわらず、ツーリストの数はグンと少なくなります。
 
まぁ、こうした竹富島の観光情報は次回以降の記事に譲るとして、今回は竹富島のグルメ事情について紹介します。
 

竹富島集落で味わう絶品グルメの数々、その代表格を紹介

石垣島から竹富島に到着すると、もしかしたら呆然!周囲に何もない光景に不安を覚えるかもしれません。実は竹富島の集落は港から1kmほど、歩いて15分ほど離れています。まぁ水牛車観光を考えている方は、港に送迎に来ている方に声をかければイイと思いますが、歩いてもさほど離れているわけではないので、不安になる必要はありません。
 
ここで、竹富島集落の地図を載せます。私が紹介したい竹富島グルメの店は全て記載しております。

まず右上の赤い矢印、これは港の方向を示しており、赤い丸から真っすぐに10~15分ほど歩くと港に着きます。地図の縮尺ですが、東の外れに記した「竹富島ぱーらー願寿屋・島宿 願寿屋」から西側の「そば処 竹の子」までが大体500m、ゆっくり歩いて10分の道のりです。
 

私の個人的な独断で選ぶ、竹富島を代表する食事・甘味処は次の3ヶ所

近年の観光客の増加に伴い竹富島の食堂・レストランも、以前と比べれば数を増やしています。しかし、個人的な感想で言えば、この3~4年で参入した店よりも昔から営業を続けてきた、地元の方にもツーリストにも好評を博している店の方が良いと思います。そうした店は竹富島には3つあります。

1)そば処 竹の子(八重山そば)
2)パーラー ぱいぬ島(かき氷)
3)竹富島ぱーらー願寿屋(パフェ&ケーキ)

私の個人的な感想で申しますが、竹富島での食事はこの3ヶ所を押さえておけば大丈夫!モデルプランとしては、朝食を石垣島でとった後に竹富島へ。ランチは「竹の子」の八重山そば、その後のデザートは「ぱいぬ島」のかき氷でしょう。後ほど申しますが、竹富のおばばが作る、キメの細かいサラサラかき氷はとにかく絶品!至福の時を味わえます。そして締めは願寿屋でカフェがてら、パフェを味わうというもの・・・。
 

「そば処 竹の子」の八重山そば

「竹の子」は竹富島集落の奥に位置しますが、赤瓦の家々を見ながら歩く小径の散策は非常に気分が良いです。豚骨ダシながらさほど癖は強くなく、かなり済んだスープ。島胡椒(ピパーツ)をかけていただきます。味の感想などは人により異なるので、食べログのリンクを置いておきます。私自身、麺料理はとても好きで石垣島でも八重山そばを何ヶ所かで食べましたが、個人的にはこの「竹の子」のそばが一番おいしく感じられました。
 

「パーラー ぱいぬ島」のかき氷で至福の時を味わう

さて、私がこの記事で一番書きたかったことは、この「ぱいぬ島」のかき氷がいかに素晴らしかったか・・・かき氷で幸せを感じたのは初めての経験でした。私がこの店を訪れたのは8月、ただ街歩きがあまりに楽しく疲れや暑さを感じることはなかった。その日は竹富島の裏道を見てまわっていると、開放的な中で何人かがかき氷を食べている光景が飛び込んでくる。さすがに休憩を取ろうと思い、かき氷を注文。年配の方が一所懸命に氷を削っている様子が外からでもはっきりと見えました。
 
10分くらい待ったでしょうか、私たちが注文した「ミルク氷ぜんざい」と「黒糖氷ぜんざい」ができあがる。
 
このかき氷、一口食べてビックリしました!氷のキメがとにかく細かく、口の中に入れるとホロリと溶けていく。よくあるガリガリとした食感はなく、まさに雪!おばばの愛情が一心に込められている感じを受けました。そして、ソースがこれまた絶品!市販のシロップではまず出せない奥深い味わいに感動!実は東京に戻った後、何ヶ所か”有名かき氷の店”でかき氷をトライしたが、これほどの絶品に巡り合ったことはありません。
 
こちらも食べログのリンクを置きました。このおばばの人柄や人生をも感じさせるかき氷は、ぜひとも現地で味わってみて、その素晴らしさを体感してみることをおススメします。


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