タナトラジャ旅日記

マカッサル旅行記:マカッサルの観光と旅行情報

マレーシア旅行記と並行公開のスラウェシ島(インドネシア)旅行記。スタートはマカッサル滞在記です。マカッサル Makassarは、1991年までは「ウジュンパンダン Ujung Pandang」と呼ばれていた、南スラウェシ州の州都です。   この街は、歴史的にはオランダの香辛料貿易の最前線と…
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タナトラジャ旅日記

マカッサルからタナトラジャ、バスでの行き方と途中の光景

スラウェシ島へ来た目的といえばタナトラジャ。ここで、独特のエスニックカルチャーに身を浸したい一心で、心なしか興奮しているのでした。   マカッサルのダヤ バスステーションを朝9:00に出発するバスに乗車するため、市内中心部のホテルからはタクシーでダヤに向かいました。ベモで行っても良かったの…
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タナトラジャ旅日記

現地で探したトラジャの葬式 伝統衣装のおくりびとに会う

膨大な牛や豚が生贄として捧げられるタナトラジャで行われるトラジャ族の葬式、その凄惨さに衝撃を受けました。書籍やサイトで事前に情報をチェックもしていましたが、実際にその場に立ち会うと、凄惨な命のやり取りに言葉を失います。このページでは、生贄を奉納する前までの様子を紹介しますが、その前に葬式情報を現地で…
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タナトラジャ旅日記

【閲覧注意】タナトラジャの葬式 葬儀の実際の光景です

トラジャ族の葬式の一部始終を報告しますが、私は凄惨な現場を目の当たりにし言葉を失ってしまいました。ご覧になる方は、どうぞご留意を。   「死」からは誰もが逃げることはできず、私たちは動植物など他者の生命を殺処理してまで自らの命を永らえていることを理解しているつもりです。しかし、私たちの一般…
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トラジャ ボルの水牛市場では牛に度突かれる?

先日見学したタナトラジャの葬儀では、死者への生贄として屠殺するためだけに用意された、おびただしい水牛や豚の鳴き叫ぶ姿に言葉を失ってしまう。ただ頭の中は意外に冷静で、こうした動物たちをどうやって準備するのだろうと疑問も感じました。実は、(食用や労働用ではではなく)葬儀用の生贄となる動物たちを売買する市…
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トラジャ 巨大トンコナンが残る集落サダンを訪問

ボルの水牛市場を後にしサダンという集落に向かう。そこで見た伝統家屋トンコナンハウスは実に見事でした。   ボルの水牛市場を見学した後、俄然、元気がみなぎってくるのを感じた私は、ベモ(ワゴン車を使ったバス)乗り場に戻り、次に出発するベモの行先を尋ねました。まぁ、英語は通じませんが、適当にコピ…
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トラジャの木工村パラワと石造タウタウの集落パンリ

サダンに着く手前でベモ(ワゴンカーを用いたバス)の車内から見えた村落が大変美しく見えたので、歩いて行ってみようと思いたちました。どうやらその集落の名前は「パラワ」、この村に関する事前の情報は何も持ち合わせていません。ただ、誰にも気兼ねすることなく思いのままに動けるのが一人旅の利点。いざ訪れてみたパラ…
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【閲覧注意】トラジャ ケテケス 墓の遺骨を守る犬

 風葬が現在でも行われているケテケスでは、遺骨がそのまま散乱した墓地を見学することができます。そこでは、死者を模ったタウタウ人形の先に、いくつもの頭蓋骨が朽ち果てた木の舟の上に載せられていた。タナトラジャの、のどかなトンコナンの並ぶ集落の背後に潜む死の世界!まさにその入口に辿り着いたようで、背後に冷…
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ランテパオ トラジャ観光の拠点にとどまらない魅力

ランテパオはトラジャ観光の拠点として賑わっていますが、この街自体を楽しむ方は意外に少ないでは・・・? 確かにこの街では、目立った観光スポットや楽しいナイトライフは期待できません。しかし何日か滞在してみると、落ち着いた環境の中で心身がどんどんリラックスしてくる。何かと暗く陰鬱な光景に出会う機会が多いト…
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トラジャ レモの洞窟墳墓で再び葬式への誘い

タナトラジャを代表する洞窟墳墓があるレモ。ここで飾られたタウタウ人形(生前の故人をかたどった人形)の数のスケールに圧倒される私、もう死の世界を覗き見るような旅に疲れを感じてきました。   8月2日、トラジャ4日目の朝ですが、とにかく濃密な時間を過ごしています。行くところ見るところ、日本にい…
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トラジャ北部旅行記:バトゥトゥモンガ、ボリ

ランテパオの北部にはバトゥトゥモンガやレンポという棚田の光景が大変美しい山間の集落があります。こうした"桃源郷"はベモで直接行くことは難しい場所。そして、バトゥトゥモンガから山を下ると、ボリというユニークな洞窟墓がある魅力的な村にたどり着く。これらの集落を1日かけヒッチハイクを主体に巡りました。 &…
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【閲覧注意】ロンダの埋葬洞窟 これがトラジャの散骨埋葬だ!

タナトラジャのロンダにある鍾乳洞は、中に入ると驚愕!お骨があちこちに散らばり、あの世に迷い込んでしまった錯覚に陥ります。真っ暗な洞内を歩くとジャリジャリした感触、地元のガイドの方が持つライトで足元を照らすと、そこには骨が散らばっているのでした。これが、死後、魂が通って行くと言われる黄泉の国への道なの…
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タナトラジャ個人旅行 かかった費用を全て公開します

タナトラジャへ個人で旅行する場合、いくらかかるか?交通費やホテル、食費、観光に要する費用を全て公開します。2012年7月27日にクアラルンプールからマカッサルに渡り、その後、タナトラジャ各地を巡りました。そして、8月12日にバリ島に渡りました。ここでは、7月27日にマカッサルに到着後、タナトラジャを…
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タナトラジャのお土産、トラジャコーヒーにイカットetc

トラジャ旅行が終わり日本へ帰るといった時、あれ、トラジャってお土産になるものが何かあったかな・・・?。バリ島などのリゾート地や、ジャワ島ならお土産になりそうなのは、いくらでもあります。それが、トラジャでは・・・とお困りの皆さん、今回はトラジャ名物や土産物になりそうなものを紹介します。   …
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私の見たトラジャ族の特異な文化:葬式、埋葬、トンコナン

トラジャ族の様々なカルチャーとの出会いは私の脳裏に今も深く焼き付いています。盛大な葬送儀礼(葬式)のインパクトに、洞窟墓や風葬など独特の埋葬方式、トンコナンの特異な形状、牛や豚の扱い、イカットと呼ばれる布の鮮やかさ、独特の木工細工とタウタウ人形、踊り、キリスト教との習合の実態など、今回の私の記事中で…
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タナトラジャ旅日記

旅の日程

住むようにアジアを旅した2012年からの記録、第二弾は、インドネシアのスラウェシ島。 タナトラジャは、コーヒーの生産地としても有名ですが、エスニックカルチャーに大きな関心をお持ちの方(まさしく、私!)には、壮大な命のやり取りがなされる葬祭儀礼や埋葬方法、伝統家屋であるトンコナンハウス、タウタウと呼ば…
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