石垣島、米原で過ごす観光:ビーチ、陶芸、ヤシの群生林
石垣島で観光と言えばどこが思い浮かびますか。川平湾で美しいビーチを見学した後にグラスボトムボートに乗船、あるいはレンタカーを借りて最北端の岬・平久保崎や途中にある玉取崎展望台を目指すのもイイですね。
ただ、川平湾は確かにバスでも行きやすいロケーションですが、その分ツーリストが多い上に、ビーチで泳ぐことができない。しかも1日中遊ぶとしたら川平湾や平久保崎では時間が潰せないですよね。
実は、石垣島にはバスで容易にアクセスができて、1日中楽しめるおススメの場所があります。それが米原(よねはら)!ここは、ビーチエントリーができるシュノーケリングスポットとして石垣島民には有名なレジャースポットですが、島民以外のツーリストはかなり少ない穴場です。しかも、石垣島を代表する陶芸「米子焼」の工房がいくつかあり工房巡りを楽しめる上、世界でここだけと言われる天然記念物「ヤエヤマヤシの群落」も見られる。歩いてまわれる範囲でこれだけの見所スポットがある米原こそ、石垣で過ごす休日にピッタリの場所だと思います。
米原へのバスでのアクセス方法を、米原の地図とともに紹介
米原の場所がどこにあるかはグーグルマップなどで調べていただくとして、下には米原エリアを拡大したマップを掲載します。
こちらのマップで重要な場所は、左(西)から「米子焼工房」「米原キャンプ場」「米原のヤエヤマヤシ群落」「石垣島 青の洞窟」となります。また、紫色の丸を記した箇所がバス停で、とんかつ力のそばにあるバス停が「米原(キャンプ場)」、ヤエヤマヤシ群落のそばが「米原ヤシ林」、その上(北)にある丸が「米原ヤシ林入口」バス停。米子焼工房から「米原ヤシ林入口」バス停まで1km弱、徒歩で15分くらいの道のり。つまり、この地図では橋から端まで歩いても1kmを少々超える程度の枠内に収まりますりね。
石垣島島内の公共バスは「東運輸」によって運行され、こちらのリンク先でバス時刻表などを詳しく検索できます。さて、石垣市街地の中心地にある石垣バスターミナルから米原方面へのバスは「米原キャンプ場線」「西回 伊原間線」「西回 一周線」「東回 一周線」がありますが、本数はどれも少ないため時刻表をしっかり調べてから訪れることをおススメします。参考に「石垣バスターミナル」から「米原ヤシ林入口」までのバス時刻表を掲載します(東回 一周線は除く) 。
《石垣バスターミナル発/米原ヤシ林入口着》
08:30/09:28
10:45/11:43
11:30/12:28
15:10/16:08(日祝は運休)
17:35/18:33
まぁ、これだけ本数が少ないのですから、一日かけて米原で遊び尽くしましょうよ!
米原の観光スポットを紹介します
地図上では米原海岸から米原キャンプ場にかけて米原ビーチが広がっています・・・ビーチという名前がついていますが、白砂の美しい浜辺を想像してはいけません。
けっこう岩でゴツゴツした海岸です。実は私、予備知識がないまま米原のバス停に降り立ちました。川平湾ほど知名度があるわけではないけれど、きっと美しいビーチがあるのだろうと勝手に思っていたら間違いです。ここは地元民が楽しむビーチ、浜辺はサンゴのかけらや石でかなりゴツゴツしています。ただ、このビーチのスゴイ点は、浜辺からすぐの場所でシュノーケリングが存分に楽しめること。魚が多くみられる上に、浜辺から10mも沖に行けばサンゴ礁も見つかる、とても素敵なビーチです。
どうですか米子焼、見ているだけでウフフと笑えて来ませんか。この米子焼のシーサーは「しあわせオーラ」をコンセプトに作られており、とにかく明るく楽しい南国の楽園そのものを想起させます(スイマセン、私、インパクトの強いシーザーばかり撮影していました)。米子焼工房では、現在シーサー農園の造成を行っており、2019年中には巨大なしあわせシーサーがオブジェとしてそこかしこにいるレジャー施設が誕生するとのこと。
ヤエヤマヤシとは石垣島と西表島にしか生息しない固有種のヤシで、大きいものは高さが25mほどに達するとのこと。ただ、昨今の開発などによってヤエヤマヤシの群生地は減少を続け、これほどの規模のものはここだけになってしまったようです。バスから降りてすぐの場所にそうした”熱帯雨林”のような場所が残されていることに驚きですね。
米原周辺の観光スポットとして、最近では「青の洞窟」が密かな話題となっているようですね。シュノーケリングやシーカヤックが楽しめるとのことで、マリンスポーツに関心がある方はぜひとも訪問をしてみては。
以上で石垣島米原の紹介を終えます。まだまだ観光客が少なく落ち着いた街、1日時間が取れたらぜひとも訪れてみてください。
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