アジアに住むように旅をする、アジア旅日記の第1回目は古都「マラッカ」からスタートします。

2012年6月13日、エアアジア523便が23:55に羽田を飛び立ちました。アジアで生活するように旅をすることをテーマに、まずはマレーシアのクアラルンプールを目指しました。今後いつ日本に戻るのかも決めませんでしたが、これから刺激に満ちみちた生活が送れると想像すると非常に興奮したのを覚えています。

ところが、クアラルンプール到着後、すぐに体調がすぐれないことに気がつく。日本の疲れがどっとでたのですね。クアラルンプールではゲストハウスの狭い一室で過ごしたのですが、今現在、記憶に残っていることはほとんどありません。6月17日、体調が回復してきたと思いマラッカに向け旅を開始するのでした。

 

ところで、マラッカへはどうやって行くの?

クアラルンプールからマラッカへの行き方

マラッカをはじめマレーシア南部方向へ行く場合、TBSバスステーション(「TBS‐BTS」Terminal Bersepadu Selatan at Bandar Tasik Selatan)から出発するのが一番便利だと思います。

「TBS‐BTS」は、マレー鉄道「KTM」や、クアラルンプール国際空港(KLIA)からの鉄道「KLIAエクスプレス」の「Bandar Tasik Selatan(バンダータシスルタン)駅」と繋がっているので、市内中心部から簡単にアクセスができます。

僕の場合、クアラルンプール滞在先最寄駅の「Pasar Seni」からまず「KL Sentral」駅へ、そこでKTMに乗り換え「Bandar Tasik Selatan」に向かいました。合計、MYR2.0(2リンギット)の出費。
※MYR1.0(1リンギット)は当時25~26円くらい、2017年10月現在では27円~28円くらいです。

「Bandar Tasik Selatan」駅からは、バスの絵がついた表示がそこかしこにあるので、それに従い5分ほど歩くと「TBS‐BTS」に着きます。特に迷うことはなく行き方は簡単だと思います。
ただ、バスステーションはあまりに巨大!チケットブースは会社ごとに分かれており、マラッカへ行く場合もいくつかの会社のブースで出発時間や料金を比べて、自分にとって都合の良いバスを見つけだす必要があります。とにかく、バスステーションに着いたら、チケットブースをいくつか訪ね質問をしましょう。英語は大概通じるし、困ってしまっても「マラッカ、マラッカ」と連呼すれば、誰かが助けてくれます。言葉の心配はさほどありません。

TBSバスステーションの写真です(Wikipediaより転載)

 

マラッカ バスステーションから市内への移動

マラッカまでは、クアラルンプールから3時間程度で着くと思います。僕が乗ったバスの料金はMYR9.0(9リンギット、約225円)、日本の観光バスよりもリクライニングが深く倒れる大型バスで、大変快適な上にとにかく安い!感動ものです。

マラッカ バスステーションもかなり巨大。あまり旅慣れしていない方なら右往左往してしまうかもしれません。そんな場合は、迷わずタクシーに乗ってしまいましょう。市内中心部や旧市街(世界遺産指定地)ならMYR20.0も出せば喜んで行くと思います(クアラルンプールからのバス代より高い!)。

マラッカ バスステーションの写真です(Wikipediaより転載)

ただ、私のような貧乏(?)旅行者は、タクシーなんかは極力使いません。タクシーは途方に暮れたときの最終手段。マラッカの旧市街を代表する観光地「オランダ広場」までなら簡単にバスで乗りつけることができます。
市内バス(マラッカタウンバス)の17番に乗りましょう。料金はMYR1.0、安い!乗り場は近くの親父にでも聞けばすぐに教えてくれます。ただ、さすがに格安の市内バスだけあって、車内は尋常じゃなく混んでいましたが・・・。

宿泊先「Tang House」の外観がすごくかわいくて気分が盛り上がります
この「Tang House」はホテル予約サイトAgodaで事前に予約しました。

 
今回は手短に「マラッカへの行き方」だけの紹介にとどめ、マラッカの街の歩き方や観光情報、グルメ情報などは次回に掲載します。短い記事でしたが、次回以降は読みごたえのある記事にしますね。


<スポンサーリンク>