クアラトレンガヌを発ちコタバルに到着、バスから降りてすぐに他のマレーシアにある都市とは異なる空気が流れていることに気がつく。コタバルはまさにマレーシアの伝統が息づく古都でした。

 
6月29日、クアラトレンガヌを昼12:00に出発したバスは、15:30頃コタバルの中心街にある、狭いバスステーションに到着しました。マレーシアでは、巨大なバスステーションが郊外にあり、外に出るのも一苦労といったことがよくあるため、こうした中心街の小さなバスステーションは助かります。
この街では、無料で入場できる観光スポットも多く、海あり&中心街が便利&マーケットが面白いといった理由でしょうか、ついつい長居をしてしまい、結局7月6日まで1週間強、滞在することになりました。
 

コタバルの歩き方。できればグーグルマップを一緒にご覧ください

私たち観光客にとって、コタバル中心部は「Siti Khadijah Market」という巨大マーケットを中心に広がっていると言えます。このマーケットの北西に、最大の観光スポットである「Istana Balai Besar」や「Istana Jahar」など旧王宮の施設や博物館がある「カルチャーゾーン」。このすぐ西には大きな川(ケランタン川)が流れています。
巨大マーケット「Siti Khadijah Market」のすぐ南にはスーパーマーケット「Giant」やデパート「Parkson」に加えマクドナルドが入ったハイパーマーケット。このハイパーマーケットのそばにバスステーション「Stesen Bas Kota Bharu」があり、観光客にとって非常に利便性に富んだエリアです。できれば、この辺りに宿をとることをおススメします。周囲は中級ホテルやレストランがが数多く、マレー料理などに飽きたら、マクドナルドやKFCもあります。
 

コタバル 中心街の観光情報を紹介します

到着日は、かなり疲れていたこともあり、カフェやショッピングセンターでウダウダしていました。翌日6月30日から行動を開始します。

まずはコタバル中心街のシンボル、カルチャーゾーンの紹介です
Istana Balai Besar

19世紀に建立されたスルタンの宮殿(Grand Palace)ということです・・・が、この施設、私は外観の写真を撮っただけで入場していません。なんで、入場しなかったのか・・・きっとお金をケチったのかな?

Istana Jahar

旧王宮博物館で、入場料は当時MYR2.0(約50円)でした。展示物は、スルタンやその妃の私物が中心で、イスラム伝統衣装の展示が目を引きます。庭の居心地が良かったです。

ハンディクラフト博物館と、ハンディクラフト ビレッジ

博物館の入場料は当時MYR1.0(約25円)。庭だけなら無料のはずです。子供たちが先生から縫物を教えてもらっている光景が微笑ましかったです。ちなみに、この博物館のすぐ脇には、感動的な激安食堂があります(後ほど紹介します)。
 
これらの施設は、後述の「戦争博物館」や「イスラム博物館」と併せ、非常に近接した場所にあり、それぞれのエントランスは徒歩5分程度で行けます。「カルチャーゾーン」の見学は2~3時間もあれば十分だと思います。
 

戦争博物館

入場料は当時MYR2.0(約50円)。7月5日に行きました。戦車やプロペラ機が庭に置かれています。展示内容は、私たち日本人にとっては少々心苦しくなるような、日本軍によるコタバル侵攻に関する内容がメインとなります。読み進めていくうちに、気分が重くなってきます。
 

カルチャーゾーン以外の、コタバル中心街の見どころです
中心街の巨大マーケット「Siti Khadijah Market」

う~ん、やはり巨大です。私としては、カルチャーゾーンの様々な博物館より、こちらがおススメです。海外の各都市では、ほぼ必ずマーケットを散策することにしています。ドーム型のマーケットでは、中央の広場で生鮮食品が売られていますが、その種類と量が半端ないですね。しかも、こうした光景をドーム脇の上階から眺めることができ、”絶景”です。

クランタン カルチャーセンターでの伝統芸能の公演

この公演、見学するのは無料です!うん、太っ腹。開催スケジュールは、改めて検索したところ、2月~10月の月、水、土で、15:30から始まります(ラマダン期間中は除きます)。私は、6月30日にこの公演を見学していますが、クオリティは、無料ですしOK、一所懸命に演じているのが伝わり大満足です。楽器の演奏、舞踊、格闘と多彩な内容でした。

クランタン川沿いの散歩

結構、魚が釣れるのでしょうか。いろいろ、成果を見せてくれました。

コタバルと言ったらやっぱりコレ・・・「ナイトマーケット」

コタバルの夜の楽しみは「ナイトマーケット」です。地図では、GiantやParksonが入っているハイパーマーケットのある通りでは屋台がズラ~っと立ち並びます。そして、その先を進んでいくと・・・広大な空き地に食堂屋台が出店し、そこでいろいろ買いながら座って食べることができます。本当に楽しいナイトマーケットです!
 
 
コタバルの観光情報、結構長くなりそうなので、ここでいったん打ち切り。郊外の観光や見どころ情報、グルメ情報は次回の記事で紹介します。
 

コタバル ホテルの探し方

コタバルでは、このバスステーションの近隣にホテルが数多くあります。実は、私が泊まった「Hotel Politan」は地図上では、「Telecom Malaysia Kota Bharu」の向かい南(下)にあります。他にも歩いてすぐの場所に中級ホテルが数多くあり、いくつか部屋を見せてもらいましたが、「Hotel Politan」が2泊以上したら10%ディスカウントをすると言ったので、そこに決めました。もともとは1泊MYR60.0(約1500円)でしたが、1週間滞在したら、1泊MYR50.0(約1250円)で計算してくれました。10%以上のディスカウントです。うん、優しい!

私が泊まった「Hotel Politan」の様子です

部屋は写真の通り清潔感があり、WiFIやお湯の出は問題がありませんでした(当然か!)。
 
コタバルで、最初の1~2泊など、あらかじめ宿を押さえておきたい場合、以下の予約サイトがおススメです。この、「Booking.com」と「Agoda」は格安のゲストハウスから高級ホテルまで予約ができる上に、サイト限定のキャンペーン価格などもあるので要チェックです。




 
 
では、次回もコタバル旅行記は続きます。


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