ジョージタウンは、とにかく徘徊するだけでウキウキ楽しくなる街。様々な民族(人種)の方が混在し、面白い建築物やストリートアートが街のあちこちで見られます。
しかも、格安!ビジネスホテルは設備が良くリーズナブル、屋台飯はおいしく、バス代は街中ならタダ!この街、長期滞在にもおススメです。

 

7月7日、コタバルからペナンまでの長距離移動で疲労はピークに!

7月6日22:00にコタバルを発った夜行バス、リクライニングは深々と倒れるし、クッションも悪くなく、日本の長距離バスより居心地がイイなと始めは思っていました。ところが、細かな点がやはり目につきます・・・。

  • 冷房が効きすぎて長袖の上着がないと耐えられません。本当に寒いです!ただ、これは東南アジアやインドなどの長距離バスでは当然のこと。フード付きのパーカーなどを用意して乗り込みましょう
  • 実は、これが一番不満なのですが、窓枠から金属製の突起が出っ張ていて、姿勢が取りにくい。リクライニングを倒していざ寝ようとすると、その突起がこちらに刺さるような形になりうっとうしい。また、通路側のリクライニングバーの位置が悪く身体に引っかかりやすい。ちなみに、私は痩せ型の方なので、体形が大きい方はさらに辛いと思う
  • 道が微妙に悪い。どうせ道が悪いなら悪いなりに覚悟して乗れば良いのです。ところが、中途半端に道が良いため、寝られるかなと思ってしまうが、突然のジャンピングがあったりして、結局は眠れない

うん、さすがマレーシアは”中進国”の代表です。インドネシアやベトナムなどの途上国と比べると発展度合いが進んでいるため、つい先進国基準で事を考えるとそう甘くない。結局眠れぬまま、ペナンに渡る橋を過ぎました。
 

ペナンに着いてビックリ、ここはドコ?・・・郊外の長距離バスステーション Sungai Nibongに到着

(上記の写真は、「Sungai Nibong」で検索したフリー写真素材サイトから転載)
 
朝5:00頃にペナンに到着・・・ってここはコムタ(ジョージタウン中心街のランドマーク、大きなバスターミナルがある)じゃない!寝ぼけた頭なので、少々混乱してしまいました。タクシーの勧誘を振り切り、バス待合室のような建物にいる近くの大学生らしき人に話しかけるました。すると、コムタ方面のバスが出る時間になるまで待っているとのこと。つまり、着いた場所は、ペナン島の郊外にある長距離バスステーション「スンガイ ニボン(Sungai Nibong)で、移動するにはタクシーに乗るか、朝6:00頃まで待って市内バス(ラピッドバス Rapid Penang)に乗るかの選択のようです。当然私は市内バスが動き出す時間まで待ちました。ジョージタウン方面に向かう市内バス(ラピッドバス)は番号102、304、401のようです。コムタまでのバス料金はMYR2.0(約50円)。

追伸:ペナン島に到着する長距離バスは、この「スンガイ ニボン(Sungai Nibong)」長距離バスステーションに到着することが一般的のようです。ただ、ペナン島からマレーシア各地に向かう場合、ジョージタウンのコムタにある各バス会社のカウンターでチケットを購入した場合、コムタのカウンターまでピックアップをしてくれるので、イチイチこの長距離バスステーションまで行く必要はありません(コムタからのピックアップに乗った場合、スンガイ ニボンでバスを乗り換えさせられるケースがあります)。
 

ペナンで格安に泊る!コスパ抜群のビジネスホテルがおススメ
ジョージタウンのビジネスホテルは、やはり素晴らしい!コスパ抜群、優しさ抜群!

ホテルはあらかじめ予約サイトでブッキングした「Grand Inn Penang」に泊まりました。早朝、コムタに移動した後、バスを乗り換え。確かウェッブサイトでホテルに向かうバスナンバーが記載されています。ちなみに、このホテル、MYR30.0(約750円)で予約しましたが、ウソ~!当時はまだ新しく、バスルームがとにかくキレイで、温水シャワーの水圧がとにかく良い。日本のビジネスホテルより私は好きですね。
しかも、朝8:00前の到着なのに、快くチェックインをさせていただきました。日本では、そうはいきません。ただ、ここは1泊だけの予約。翌日以降の値段を聞いたらMYR70.0とのこと。ま、それくらいは取られるよね・・・。まだ疲れがとれそうもなく、ホテルを足で探すのは面倒ということで、ネットでリーズナブルな高品質ホテルを探して・・・Tune Hotelに翌日以降泊まることにしました。
 
ちなみに、翌日以降3泊した「Tune Hotel」ジョージタウンのランドマーク、コムタから徒歩10分以内の場所にあり、1泊MYR54.0(約1350円)。やはり、コスパ抜群のホテルとして、これ以降、いろいろな場所でTune Hotelを利用しました。

 

ジョージタウンの安宿街「Love Lane」 歴史的遺産をいかした建物は一級品

ラブレーン(Love Lane)は、バックパッカーには有名な安宿街エリアです。ジョージタウンの中心「コムタ」や、マレー半島からのフェリーが発着する「ジェッティー(Jetty)」からはいずれも徒歩15分程度と、ロケーションはまあまあ良いです。しかも、ジョージタウンの世界遺産指定地の真っただ中にあるので古い建物が多く残る上に、有名な観光スポット「カビタンクリンモスク」や「ペナン博物館」などにすぐアクセスできます。人恋しいバックパッカーなら、ペナンでの宿泊、このエリア一択なのでしょう。
私も試しに何か所か泊まったことがありますが、あまり好きなエリアではありません。とにかく酒臭い連中が多いし、最近では中華系の方々に占領されてしまっている感じもあります。
ドミトリーで構わない方や、共同バスで良いから個室がイイという方は、ラブレーンがおススメです。しかも、朝食込みの場所が多いですよ。
 

ホテル予約に関しては、以下のサイトがおススメです

こちらは格安ゲストハウスなどの取扱が多く、キャンペーン価格も多数掲載されています。
 
Booking.com

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ペナンのソウルフード 安飯の宝庫ペナン、実は美食の宝庫です

ジョージタウンは、実は美食の宝庫でもあるのです。それは、ツーリストインフォメーションに置いてある、ペナンのおススメレストランが掲載されたパンフレットを見れば一目瞭然です。食に興味がある方、このパンフレットはマストアイテムです。では、私がこの数日で食べたおススメフードを紹介します。

一番のおススメ「プラウン ヌードル(蝦麺)」です

これ、すごくおいしいです。「蝦麺」は乾燥蝦のダシの香りがプンプンします。ココナッツベースのスープにはチリの辛みが加わり、刺激的な味です。これを食べにペナンへ行くのも理由としてあり得るくらい、私は好きです。価格は当時MYR3.5、現在でもMYR4.0(約100円)で食べられます。ただ、エスニック料理を食べつけない方は、トライをあきらめましょう。
 

マレーシアの名物麺「ラクサ」

ラクサは、一部のエスニック料理マニアには有名なメニューですよね。サバなどの青魚でダシをとったスープにチリの辛み、麺は米麺というだけで、おそらくは想像の範疇外になるのでは。日本料理の汁麺(ラーメン含む)ではありえない味です。ラクサについては、私の場合、マレーシアを代表するカフェチェーン「Oldtown White Coffee」の味&雰囲気が好きなので、そちらの写真を掲載します。
 
他にも、ペナンでは「ホッケンミー(福建麺)」や「カリーミー(カレースープのヌードル)」などおいしい麺料理がたくさんあります。いずれも料金は屋台で食べる分にはMYR4.0(約100円)程度なので、お財布にも優しい!
 

ぶっかけカレー飯「ナシ カンダール」

これ、世界中のカレー料理の中で、私はもっとも(最上級!)好きです。とくにジョージタウンのナシカンダールが最高ですね。ジョージタウンは中華系が目立ち、とくに屋台街(ホーカーズ)では、麺などの中華屋台が目立ちますが、インド人が多いエリアには、おいしいカレー食堂が軒を連ねています。
カレー食堂/レストランでは何種類ものカレーが作られており、インド人の皆さんは、それぞれ好みのカレーがあります。ナシカンダールは、そうしたカレールーから、自分の好みのものを3~5種類ほど選んでご飯の上にかけてもらう料理です。私の好みは、「チキンのルー+オクラのルー+イカのルー+ミックスベジタブル+店のオヤジの気まぐれにかけたルー」。ぜひとも、皆さんの好みに合うナシカンダールを作ってください。
 

マレー風デザート:「チェンドル」「アイスカチャン」

これは、マレーシア(ペナン)旅行ブログなどを見ると、とくにお姉さんが必ず紹介しているメニューですね。「チェンドル」とはココナッツ素材の、太麺を短くぶつ切りにしたような食感のものに氷や餡をかけたもの。「アイスカチャン」はマレーシア名物のかき氷です。確かにジョージタウンには、コムタから歩いてすぐの場所に有名なデザート屋台があり、行列ができていることが多いです。この有名屋台はガイドブックにおそらく掲載されているので、そちらをチェック。
 
ジョージタウンだけで、書くことは多いです。観光情報などは次回の記事で紹介します。


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