バリ・ヒンドゥ社会の暦には、重要な祭礼日が3回あります。まず、ここで挙げなければいけないのは「ニュピ」。バリ暦の元日に当たり、この日は夜明け前から翌日の夜明けまで外出や火の使用、労働などが禁じられ、空港や港も閉鎖されます。また、「ガルンガン」とその10日後にあたる「クニンガン」もバリ暦の重要な祭礼で、ご先祖様を各々の家に迎える時期となり、この間にバリの様々な寺院で、伝統的な儀礼が行われます。
 
私は、この「ガルンガン~クニンガン」を堪能するために、この年の8月25日から9月9日までウブドのゲストハウスで過ごしました(ガルンガン8月29日、クニンガン9月8日)。ガルンガンは、私たち観光客が期待する、もっともバリらしい光景が堪能できます。今回の記事では、ガルンガンを翌日に控えたウブドの光景を報告します。
 
突然ですが、私、実はウブドの街が大好き!ウブド愛マックスなオッサンなのです。初めてウブドを訪れた1991年以降、出張でインドネシアに来ることがあれば、なるべくウブドにも立ち寄れるスケジュールを組んでいました。今回は久々のウブド滞在、しかもガルンガン~クニンガンというもっとも濃厚なバリらしさを堪能できることにワクワク期待マックスです。
 

ウブドではJL.Sugriwa(スグリワ通り)沿いのゲストハウスが便利

ウブドで宿をとる際、どういう基準で決めますか。例えば、便利なロケーションなら「ウブド王宮」や「モンキーフォレスト」のそば、またはプラマ社運行のバス発着場から歩いて行ける場所などが便利でしょうか。きれいで静かなリゾートホテルなら、まぁ、ネットで好みの場所をお探しください。
 
私の場合、足となるプラマ社オフィスからも、またウブドの中心街ウブド王宮からも歩いて行ける、静かなロケーションにあるゲストハウスを選ぶようにしています。そうすると、JL.Sugriwa(スグリワ通り)は重要な選択肢となります。ちなみに、JL.Sugriwaには、私がたびたび利用するツーリストインフォメーション「アパ」のオフィスもあります(ワヤンさん元気かな?)。今回も、JL.Sugriwaでゲストハウスを探しました。
 

ウブドで1週間滞在したゲストハウス「Demank House」(1泊Rp150000≒1275円)

こちらのゲストハウス、表は雑貨屋なのですが、おそらくゲストハウスを新設したばかりで部屋が真新しい!値段は少々高いが、キレイな部屋に温水シャワー、WiFIにおいしい朝食がついていたので満足できた。しかも、宿のご夫婦たちによくしていただいた上、2人のお子様たちとも仲良くなりました。
 
到着翌日の朝食はシンプルにパンケーキとフルール、コーヒーでしたが、毎晩こちらの要望を聞いてくれます。パンケーキ、パン、ナシゴレン、ミーゴレンから選ぶ感じかな。
 

部屋の前から見る景色。バリの民家の瓦屋根に心が癒されます。
 

JL.Sugriwa(スグリワ通り)周辺の光景

バリらしさが味わえる、小さなヒンドゥ寺院が随所にあります。
 

ガルンガン前夜のウブドは、祭礼の準備で忙しそうだね

翌日にガルンガンを控え、あちらこちらで祭礼の準備をしていますs。

家の前には竹笹(ペンジョール)を建てられます

この時期バリを旅行したことがある方なら、この竹笹が建てられた光景にエキゾチックな気分に浸れることでしょう。このペンジョールは、日本の門松や送り火のように神様や先祖を迎える目印としても建てられます。翌日にガルンガンを控え、男性たちがペンジョールを建てる作業が行われています。
 

お兄さんがペンジョールを建てているそばで、女の子は笑っていました

 
 
いかがでしたか、ガルンガン前日のウブドの光景。次回記事ではガルンガン当日、ご家族の祭礼に参加させていただいた記録を報告します。


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