ジョグジャカルタでは安宿街プラウィロタマンを目指そう
私はジャワ島に来ると、ついジョグジャカルタで長居をしてしまいます。ジャカルタやスラバヤといった大都市と比べ落ち着いた魅力的な街なのは確かですが、ここで”沈没”してしまう大きな理由は……宿代が安い!しかもただの安宿ではないのです。なんとプール付き朝食込みの個室(当然、WiFI & 冷房付き)に驚異的な値段で泊まれてしまう!
これ、信じられますか・・・この一年中、暑いι(´Д`υ)アツィー熱帯の地で、プールがどれほどアリガタイものか。しかも雰囲気がイイんですよ。ジョグジャカルタには、こうした宿が何軒も集まるエリアがあるのです・・・それが、プラウィロタマン!とにかく居心地の良さは折り紙付きです。ただ、ジョグジャカルタの中心街「マリオボロ通り」、ジョグジャ鉄道駅、ジョグジャ空港、長距離バスターミナル「ギワンガン」とはいずれも数km離れていますが、どの場所へもバス(トランスジョグジャ)でアクセス可能。仮に市内バスに乗らなくても、「ベチャ」という自転車タクシーを使えばRp20000(約160円)程度で、マリオボロや鉄道駅、市内中心部にある観光スポットに行くことが可能です。
ジョグジャカルタには、私にとっては初海外旅行である1991年に初めて訪れて以来、2010年、2012年、2014年、2016年とたびたび訪問しています。このうち2010年以降、毎回のジョグジャ訪問で一度は挨拶がてら泊まる宿がこちらのMetro。
どうですか、このプール。観光や街歩きを終えた後にプールでひと泳ぎするのは至福の喜びですよね。
やや古い部屋であることは否めませんが、かなり広く明るい感じでカップルでも十分に泊ることができると思う。
このゲストハウスはロビーに入ると、値段に見合わない風格を感じさせるんですよね。
朝食はナシゴレンかトーストからの選択。いずれも目玉焼き&バナナ&ドリンク付き。無料でこれだけいただけることはアリガタイ!
こちらの「Metro Guest House」は2018年現在、現地フロントでは1泊Rp150000~Rp200000(約1200円~1600円)で泊まれるはずで、交渉も可能です。1名でも2名でも同料金なので、同行者がいれば1泊1000円以内になりますね。安い!ちなみに、トリップアドバイザーでは1泊1570円(2018年6月11日)という金額が表示されていました。
Metroのすぐ並びにあるゲストハウス。冷房ナシの部屋がかなり安いです。
こちらもロビーを抜けると雰囲気のあるつくり。きっと代々続くお金持ちの邸宅だったのでしょう。
部屋の前のテーブルに座りながらお茶でも飲む時間はシ・ア・ワ・セ。
プールですよ、プ・ー・ル・!こうした場所で過ごすと、外の喧騒を忘れてしまいますね。
こちらのホテルもMetroと同水準の料金で泊まれます。しかも、冷房ナシの部屋なら1泊1000円以内の料金のはず!
なぜか日本人に人気で満室のことが多いゲストハウス。おそらく『地球の歩き方』で良く書いてあるのでしょうか。私は1度泊まったことがあり、感想はまぁ好みによりますが・・・私はMetro派ですね。たまたま私の宿泊した部屋だけかもしれませんが、かなり狭かったです。
このゲストハウスはプールサイドの雰囲気が良く、そこで食べる朝食がGOO~D!安宿なのに、十分リゾート気分が味わえます。しかも私が滞在したときはカワイイ(=^・^=)ネコが居ついており、すぐに膝の上にのってきたりする。そんな点が人気の秘密ですかね。
トリップアドバイザーでの評価も非常に高いです(MetroやMercuryより高い!)。ま、人の印象はそれぞれですから・・・いろいろ見て歩き自分好みの宿を見つけるのがイイと思います。
実はジョグジャカルタには、「プラウィロタマン」以外に「ソスロウィジャヤン」という有名な安宿街があり、ソスロウィジャヤンの方がマリオボロ通りなどの商業・ショッピング街や鉄道駅に近いこともあり、人気があります。しかし、それでも私は敢えてプラウィロタマンを推します。その理由は、やはり部屋の良さとプール&コスパ+静けさ!
確かに、ショッピングなどの点ではソスロウィジャヤンの方が便利です。マリオボロの屋台街にデパート、しかもケンタッキーのソフトクリームがいつでも食べられます。しかし、このエリアはとにかくウルサイ!また、ソスロウィジャヤンの宿はコスパの面で劣ると思う。プールがないばかりか、朝食も含まれていない場所が多い!
プラウィロタマン入口にある安宿の紹介看板があり、100mほどの道が2本並行するエリアに、これほどたくさんの安宿があったのかと驚き。しかも安いし、おおむね空いている!自分のお気に入り宿を探し放題ですよ。これ、いつも混んでいるソスロウィジャヤンでは無理な芸当です。
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