【2019年版】石垣島&八重山観光でお得なフリー切符一覧
沖縄旅行の際の移動の足に関するお話。私の旅でレンタカーを使うことはまずありません。公共交通機関、つまり鉄道やバス、フェリーなどを使うことを前提に旅を進めるのが私の旅スタイル。石垣島を拠点とした石垣島内観光や八重山諸島のアイランドホッピングも例外ではありません。ここはぜひとも公共交通機関を使い、お得に旅行をすることを考えましょう。そこで、石垣&八重山観光に必須のフリーパスについて2019年1月現在の情報をベースにお伝えします。
八重山諸島とは、石垣島を中心に西表島、小浜島、竹富島、波照間島、鳩間島、黒島などにより構成されています。石垣港からこれらの島々を結ぶフェリーが安栄観光と八重山観光フェリーの2社により運行されており、毎日多くの旅客や荷物を運搬。これらの会社のホームページからフェリーの時刻表や料金が判りやすく検索できますが、おそらく観光客がもっとも利用するフェリー路線の通常料金を下に掲載します(料金はいずれも大人料金)。ちなみに、両社とも同一区間では同一料金であり、しかも購入したチケットはどちらの会社のフェリーでもおおむね共通に利用することができます。
石垣⇔小浜島:(片道/往復)1220円/2340円
石垣⇔西表島:(片道/往復)1800円/3440円 *西表大原港
石垣⇔西表島:(片道/往復)2300円/4510円 *西表上原港
離島観光では石垣島をベースに各島を往復する方が多いものと思いますが、単純に竹富島・小浜島・西表島の3島をまわるだけでフェリー料金は7110円(往復割引を適用)となります。この上に、波照間島や鳩間島、黒島などを巡ったら結構な金額がかかってしまいますね。
私のようなバジェットトラベラーにとって、正規料金で島々を巡るのはあまりに高すぎる!そこで、安栄観光・八重山観光フェリーのいずれもアイランドホッピング用のお得なフリー切符を販売しています。しかも、両社のフリー切符とも、それぞれ互いのフェリーの多くを利用できる点がスゴイ!
こちらのフリー切符は、石垣島と竹富島・小浜島・西表島・鳩間島・黒島を結ぶフェリー便に使用できるものと、それに加え波照間島を結ぶ便にも使用できるものがあります。有効期間内であれば、時刻表に掲載されている便は全て利用が可能。では、フリー切符の料金を見てみると(いずれも大人料金)・・・
4日券:(波照間便を除く/波照間便を含む)6800円/11000円
5日券:(波照間便を除く/波照間便を含む)7800円/12000円
それぞれの券は、利用開始日から連続した日数が利用期間となります。なお、フリー切符の購入は石垣港離島ターミナル内の安栄観光カウンターで。また、フェリーに乗船する際は乗船区間ごとに石垣港ターミナル内安栄観光カウンターで乗船券を発券するか、各離島でスタッフにフリー切符を見せて乗船券を受け取る必要があります。
こちらのフリー切符は、石垣島と竹富島・小浜島・西表島・鳩間島・黒島を結ぶフェリー便に使用できます。有効期間内であれば、時刻表に掲載されている便は全て利用ができます。では、フリー切符の料金を見てみると(いずれも大人料金)・・・
4日券:6800円
チケットの利用方法は、上に記した安栄観光を八重山観光フェリーに置き換えれば良いです。
現在、安栄観光と八重山観光フェリーの大多数の便では共同運航便化がされることで、どちらの便も共通のチケットで利用できます。ただし、5日有効券や波照間便に有効なチケットが用意されている点で、安栄観光の方が一歩リードといったところでしょうか。
八重山諸島でも石垣島と西表島はとくに大きく、徒歩や自転車でまわりきるには広すぎる!この2島ではバス路線が充実しており、乗り放題のフリー切符も用意されています。
東運輸は石垣島内を隈なく走る路線バス、石垣島の市街地や石垣空港、川平湾(川平公園)は当然、米原ヤシ林や玉取崎展望台、伊土名、平久保崎灯台(石垣最北端)などもバスで行くことができます。これだけのネットワークがあればレンタカーがなくても島内観光は十二分にできます!
石垣島内を東運輸のバスで巡るのならば、次のような便利なフリー切符が用意されています(いずれも大人料金)。
みちくさフリーパス:全路線バスが5日間乗り放題で2000円
5日間有効でこの値段とは・・・石垣島に何日か滞在するのなら必携のフリー切符ですね。
西表島を観光で訪れるなら、このバスの利用で十分な路線網を誇っています。しかし1周できないのは、さすが西表島です。
西表島交通のフリーパスは以下の通り。
3日フリーパス:1540円
ちなみに西表島の南北拠点の街、上原港と大原港をバスで行けば通常の片道料金は1030円となります。これだけをとってもフリーパスがいかにお得か判りますね。
<スポンサーリンク>