ツーリストバス「プラマ社」のチケットを購入する際に使える裏技を紹介

ほぼ1ヶ月滞在したバリ島に別れを告げ目指す先はロンボク島スンギギ、パダンバイからフェリーを乗継ぎ向かいました。バスチケットは、プラマ社のチケットをクタからスンギギまで通しの扱いとなり、ウブドとパダンバイで途中下車をする形で購入。これ、実は裏技なんですよ!

プラマ社はバリ島をメインとした観光スポットを結ぶツーリストバスを運行していますが、パンフレット内にはバスチケットのルールが記載されています。それによるとルート上で同じ場所を通らない限り、有効期間内で途中下車が制限なくできるのです(現在、もしルールが改正されていたらスミマセン)。ちなみに、プラマ社ではサヌールとウブドにバスの運行拠点があり、大概のバスはどちらかの街を発着する形態をとっている。この運行形態を熟知していれば「クタ(バリ島)発→サヌール着/発→ウブド着/発→パダンバイ着/発→スンギギ(ロンボク島)着」という通しのチケットを発行するのが可能なことを思いついてしまう。ちなみに、2018年6月現在クタからスンギギまでのチケット代金(プラマ社)はRp175000(約1500円)、これでルール上はサヌール、ウブド、パダンバイで途中下車ができる。コスパ抜群ですね!
 

バリ島(パダンバイ)からロンボク島へフェリーで渡る

パダンバイはロンボク島へ渡る港を中心に街があるため、街なかに滞在していれば港まで歩いてアクセスできます。ここからロンボク島のレンバル港まで90分間隔で24時間フェリーが運航されており所要4時間Rp46000(2018年6月現在約400円)、ただ私の場合、プラマ社のチケットを購入していたので、パダンバイを朝9:00に出港するフェリーに指定され乗船。
 

パダンバイ港の様子。これは前日のオダラン(寺院の祭礼)の際に撮影したもので、夕刻の港ですね。
 

乗船したフェリーの様子。乗客は外国人よりも現地の方が目立ちます。
 

いよいよロンボク島、レンバルの港に近づいてきました。この辺りは航行する船がとても多く、フェリー船長の確かな運航技術が要求される場所。
 

レンバル港に到着後、スンギギまでのバスがピックアップしてくれるまで1時間ほど待つ。まぁ昼時なので、ランチでも食べて待っていろということでしょう。私はフェリーに乗り込む際に食料を買い込んでいたので、ここではドリンクだけをオーダー、ネコちゃんと遊んで待ちました。キャワイイ~ゼ~(=^・^=)
 

スンギギに格安のゲストハウスは存在するのか?実は、あるのです!

スンギギには問題なく到着、始めの2泊分は予約サイトでブッキングしたホテルに宿泊。ただ、こちらはビーチからかなり離れた場所(徒歩15分ほど)にあるため、設備の割には格安でした(朝食込みで2000円以内!)。

プールサイドで寝そべればリゾート気分に浸れるが、何か物足りない。うん、一人でリゾートホテルにいてもオモシロくないのです。しかもオンシーズンから外れているためか宿泊者も少なく、話し相手がいない。
 
こうなると、リゾート気分に浸ることも虚しくなってくる。街なかで人の気配を感じたい!日本語でコミュニケートがとれればベストですが…それは叶わぬ夢、英語か中国語(実は私、ビジネスマン時代に中国語をさんざんやらされた身)で構わないので旅行者同士のつまらない社交辞令でも交わしながら愛想笑いを浮かべることさえ叶わぬ夢。
 
まあ、こうなったら宿を変える方がマシです。このリゾートホテルは確かにコスパは抜群ですが、一人で泊まるにはあまりに寂しい~!2泊の”拷問”時間を過ごした後、スンギギの街なかをさまよい歩きました。
 
しかしさすがはロンボク島を代表するリゾートエリア・スンギギ、格安ゲストハウスがなかなか見つからない。私の目標としては1泊Rp100000(約850円)でしたが、まあRp150000までは許容範囲でしょう。ところが、Rp150000ですら見つからない、いや、あるにはあるが・・・独房部屋の上に清潔感が皆無ときたら、例えお金をもらっても滞在は無理です。
 
かなりの敗北感を抱きながら、もとの”リゾートホテル”に戻ろうかと考えていた矢先、バックパッカー西洋人が脇道から歩いてきた。彼はどう見ても貧乏(失礼!)バックパッカーです。声をかけてどこに滞在しているのか聞きだしてみると・・・Good!1泊Rp100000で朝食込み、部屋は最近に建てられたらしく清潔とのこと。これは行くしかないでしょう!場所はロンボク空港のリムジンバス発着場所のそば、スーパーマーケット「Abadi」の裏側にあたる場所と言えば、探すことが可能だと思います。
 

裏道で確かに自力で探すのは無理な場所でした。オーナーは英語がかなり堪能で、この1年以内にゲストハウスをオープンさせたとのこと。まだまだ部屋を造成中で、ゆくゆくはプールもつくりたいとおっしゃっていた。ちなみに、1泊Rp100000だと安すぎるんじゃないのと言ってみたら、造成が終わるまでのスペシャル価格とのことでした。
 

この宿のスペシャルな点は・・・ネコ(=^・^=)!近所に住みつく毛並みがキレイなネコがいつも遊びに来ます。とくに朝の食事が運ばれてきたときはミャーミャーとにかくうるさい!タマゴを少し分け与えると喜びます。
 
西洋人アリガトウ、ということで夕方から一緒に外出、夕陽を見てから飲みに繰り出す。彼はドイツ人、中国留学を終えいつ帰るか判らぬ旅に出ているとのこと。お互い中国語を学んだ身、それで会話をしようということになったが、ここはビジネスで使う機会が多かった私の方が1枚上手でした。まあ、たった1年の留学で漢字を多数使いこなすドイツ人、これは尊敬に値します。彼の今後の多幸を祝い飲み明かす。いよいよロンボク島の旅がスタートです


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