旅のお役立ち情報として紹介しているバスなどの交通機関予約サイト、今回はミャンマーの旅に便利な予約サイトについて紹介します。ミャンマーは、2014年以降、急速に発展を遂げており、それ以前と比べ、街中を走る車の数からして全然違います。とにかく、ヤンゴン市内の交通渋滞は半端じゃない凄さ。これぞ、米国オバマ前大統領の置き土産!

 

ミャンマーの交通機関まとめ

ヤンゴン市内などを走る、あのオンボロの「HINO製バス」を見てしまうと、バス移動に不安を持ってしまうのも無理はないかもしれませんが、急速な経済発展とともに、長距離バスを中心にどんどん改善が進んでいます。

  • バス:バックパッカーを含めミャンマーを旅行する際、一般的な移動手段はバスになるでしょう。ヤンゴンからマンダレーやバガン、インレー湖など主要都市・観光地間の移動なら、バスの本数・運行会社ともに多数あり、3列シートで日本の観光バスよりも豪華な仕様の「エリートバス/VIPバス」もよく運行されています。
    おそらくもっとも知名度が高いVIPバス運行会社は「JJ.Express」で、「地球の歩き方」でも推奨されていた記憶があります。ただ、昨今VIPバス運行会社は増加傾向にあり、サイトなどでチェックが必要です。
  • 鉄道:ヤンゴン市内には日本からの譲渡車両が多く走っており、私など、非常に興奮します!長距離列車は乗ったことがありません。外国人料金は撤廃されているので、寝台車などに比較的リーズナブルな料金で乗ることができます。
  • 航空:ミャンマー国内線としては、ミャンマー・ナショナル航空や、ゴールデン・ミャンマー航空、マンダレー航空、エアーKBZなどが運行されています。一応、ゴールデン・ミャンマー航空やマンダレー航空などは”格安航空”として扱われることが多いですが、私たちがイメージするLCCとは違い、航空料金はかなり高いです。

こうしたミャンマーの交通機関を事前に予約・購入できるサイトについて、前の記事で紹介した「12Go.Asia」に加え、別のサイトも紹介したいと思います。
 

12Go.Asia」では何ができる・・・

前の記事で、「12Go.Asia」がミャンマー国内の交通機関にも対応していることに少し触れましたが、まずはこちらのサイトで何ができるかまとめてみます。

  • バスの予約ができる。ただし、ほぼ「JJ.Express」に限られる。ヤンゴン発着のJJ.Expressを利用するのなら問題はないが、他のバス会社も比較したい場合や、ヤンゴンが絡まない予約の場合、あまり使えない。
  • 主要都市間の鉄道やフライトの予約ができる。
  • いずれの予約も金額はタイバーツでの表示となる。

12Go.Asia」、確かに便利で使いやすいサイトですが、ミャンマーでのバス予約という点では取扱う運行会社がまだまだ限定されてしまい、比較ができない点が不満です。
 

ミャンマーでバスの情報を検索・予約するのなら、こちらのサイト「STAR TICKET」がおススメ!

この「STAR TICKET」というサイト、私が知っている範囲では、ミャンマー旅行に欠かせないバス検索・予約サイトです。とにかく、検索できる都市数や、取り扱っているバス運行会社数が非常に多い。JJ.Expressを扱っているのは当然ですが、え、ミャンマーってこんなに長距離バス路線&会社が多いんだと改めて驚かされてしまう。このサイト、ホーム画面がシンプルなので、とにかく使いやすいです。
 
では、「STAR TICKET」の特長を記してみます。

  • ミャンマー国内のバス専用の予約サイトであること。バスに特化しているため、扱い路線・会社数がとても多く、エリート・VIPバスから通常のノーマルバスまで幅広く選択できる。
  • 表示価格はUSドル。バーツ建てではないので、為替上の差損はほとんどない。
  • リンク「Bus Routes」では、都市間ごとの運行バス会社がおおかた全て網羅され記載されている。また、リンク「Bus Stations」では各都市でのバス会社ごとの発着場所と連絡先(電話番号)が記載されている。

このように、かなり情報量が多いサイトだと言えるでしょう。
 
ミャンマー国内をローカルバスで回るのなら、こちらの「STAR TICKET」は必須のサイトだと思います。ただ、他の記事でも記しましたが、私の場合、こうしたローカル交通の予約サイトは、あくまで価格や時間、運行路線などの情報収集や検索のために利用することに留めています。


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