ミャンマー旅日記.2

マンダレー、変な造形物が溢れた下町を自転車で観光

ほぼ1ヶ月にわたるミャンマーの旅もここからは第2章、ヤンゴンに次ぐ第2の人口規模を持つ大都市マンダレーに上陸です。これまで、インレー湖を中心にシャン高原を巡っていた私にとってマンダレーは久々の大都市、騒音や大気の汚さにウンザリすることも多い。しかし、ダウンタウンの裏道をただブラつくと、妙な造形物が街…
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ミャンマー旅日記.2

マンダレー観光は王宮の北東に建つ寺院群をまず目指そう

ミャンマー第2の経済都市マンダレーは、バガンやインレー湖と並ぶミャンマーを代表する観光都市としての側面もあります。バックパッカーとしてマンダレーに滞在したなら、おそらくはマンダレーヒルや周辺の衛星都市アマラプラなどを目指す方が多いとは思いますが、ではマンダレー中心街での見所というと・・・前回の記事で…
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ミャンマー旅日記.2

アマラプラで興奮!ウーベイン木橋に寺院に象のパレード…

まずは旅の話しを始める前に、簡単な歴史の話し。ミャンマーの歴史をひも解くと、16世紀バイナウン治世期のタウングー王朝は現在のミャンマー国土の大半を掌握した上に、タイのアユタヤ王朝を属国化するなど、おそらくミャンマー=ビルマの最盛期を迎えます。17世紀前半にはマンダレー郊外のインワという街に遷都、それ…
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ミャンマー旅日記.2

ミングォン観光記:格差が生じ始めた集落に想いを馳せる

マンダレー郊外には特色ある古都がいくつもあるが、その大部分が日帰りで(外国人バックパッカーにとって)簡単に観光ができるステキなデスティネーション。私も(前回記事で紹介した)アマラプラで艶めかしきマヌーティア像と象や牛車が多数登場したパレードに遭遇し興奮!これに味をしめ、当初は関心がなかったマンダレー…
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ミャンマー旅日記.2

マンダレーヒル、神様が指し示す道標に沿って登ってみた

マンダレー市内に何日か滞在し郊外も含め多くの観光スポットを巡ってきたが、この街で最大の聖地であり観光スポットをいまだに訪れていないことに気がつく。実はそれがマンダレーヒルなのだが、ミャンマー旅行中どの街にもある仏教遺跡や寺院ばかりを巡り、正直言って飽きてきました。しかもマンダレー郊外の街も期待外れの…
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ミャンマー旅日記.2

ゴールデンロック行きトラックはオバサマ達との運命共同体

ミャンマーをまともに旅行するのは初めての経験。滞在期限1ヶ月のうちなるべく多くの街を見てまわりたいと考えていたが、うだるような暑さと胃もたれしそうな料理が重なりダウン・・・寸前でした。とくにマンダレー市街地は大気汚染もひどいようで、息苦しいなと思い鼻をかむと真っ黒い汁がチリ紙につく。この街とは離れた…
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ミャンマー旅日記.2

バゴーの巨大な寝仏たちを巡り心頭滅却、暑さもまた涼し?

ミャンマー滞在も3週間を過ぎて残すところは1週間ほど、いよいよラストスパートといったところでしょうか。最後にヤンゴンから早朝の空路で発つことを考えれば、ヤンゴンからなるべく近い街に移動したい。ゴールデンロック観光の拠点キンプンとヤンゴンの間に位置する、バゴーという地方都市に目を付けました。 &nbs…
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ミャンマー旅日記.2

バゴーを自転車で観光、沈没寸前の旅人に渇を入れる巨大仏

1ヶ月にわたるミャンマー旅行で最後の訪問地と決めたバゴー。ミャンマー観光といえば、概ね巨大な寺院や遺跡等とにかくインパクトが強い仏教関連の建造物が多く、いいかげん飽きが生じていたのだが、最後にバゴーを選択しておいて良かった。この街も見どころは仏教寺院や仏像なのですが、もうそんなの見飽きたよなんて決し…
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ミャンマー旅日記.1

ヤンゴンの熱い臭気、ここはもしや20年前の中国やタイ?

これまで東南アジア通を自認してきた私ですが、訪れたことがなかった国が2つあります。それはミャンマーと東チモール。ミャンマーについてはビザランでタチレクやコートンに足を踏み入れたことは度々あるが、それも日帰りでタイにとんぼ返り、これでは訪れたことにはなりません。2012年にオバマ米大統領のミャンマー歴…
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ミャンマー旅日記.1

ニャウンウーの隠れた見所、奇怪な寺院と奇妙な舞踊家

ヤンゴン滞在を短く切り上げバスで向かった先はミャンマーで一番の見所といえるバガン。ここは無数の仏教遺跡群が平原に点在、それを高所から眺めればもうそれはスバラシイ絶景が広がり言葉に表すのは無粋なほど・・・ただ、今や世界的に人気の観光地となったバガンも"映え写真"を狙ってのことでしょうか、夕刻になればそ…
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ミャンマー旅日記.1

自転車で巡るオールドバガン、すれた旅人は優しさを警戒?

ミャンマーを代表する観光地バガン。せっかくここまで来たからにはオールドバガンと呼ばれる城壁内エリアとその近隣に点在する寺院遺跡群を巡ることが目的、というかそれ以外の目的が考えつきません。確かにバガン城壁内の寺院はどれも規模が大きく見応えは十分、しかも狭いエリアに見所が凝縮しているため、観光がとても便…
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ミャンマー旅日記.1

バガン、記憶に残るインパクトある寺院遺跡3ヶ所を紹介

私は自転車でかなり時間をかけてバガンの寺院遺跡群を見てまわりましたが、どの遺跡も見応えがありスバラシイ。ただそれって誉め言葉のつもりが、実はネガティブな意味も内包している。例えば、毎日ステーキ・焼肉・寿司・ウナギと食べていれば腹は一杯、もうご馳走はいらないからソバやパンだけでイイとなりますよね?バガ…
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ミャンマー旅日記.1

山上の聖地ポッパ山は悪党サルたちの聖地でもあった

バガン滞在も1週間程度となり、日々、自転車で周辺の遺跡群を探索するのにも疲れと飽きが生じてきました。そこでゲストハウスのご主人に相談したところ「ポッパ山」へ行ってみればというアドバイス。この地名は確かに聞き覚えがあり、突き出した山上に建てられた楼閣のような寺院の写真が記憶に残っている。ご主人の話しで…
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ミャンマー旅日記.1

カローの街なかを観光:五日市と洞窟寺院、別荘探索を満喫

バガンからインレー湖を目指していたが、ミャンマーの暑気と名物・油煮浸し料理(カレー)に当たってしまったようで、疲労がなかなか抜けません。事前にインレー湖(ニャウンシュエ)までのバスチケットを予約していましたが、所要8~9時間のバスに乗りたくない私はその3時間ほど手前にある街カローまでに変更、(期待し…
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ミャンマー旅日記.1

ピンダヤ洞窟寺院、黄金仏が林立する迷宮をさまよう

初めてミャンマーを訪れた旅人にとって、黄金に輝く仏教寺院や巨大な仏像こそミャンマー観光のハイライトと言えるでしょう。ただ、私の場合バガンで1週間ほど過ごし寺院や遺跡を飽きるほど見たため、チョットやソットのものでは驚かない不感症体質になってしまった。う~ん、これは困ったものです。例えば、先に訪れたカロ…
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ミャンマー旅日記.1

ピンダヤのマーケットで大活躍、魔改造トラックターに感服

ピンダヤでは洞窟寺院(シュエウーミン洞窟)のインパクトに大興奮!さすがにそれ以上の衝撃はないだろうと思っていました。宿のお姉さんに、洞窟寺院以外でこの街に見所はあるのか全く期待をせずに尋ねたところ、明日は市場(五日市)が開かれるから、ぜひとも見ていけと勧められる。確かにマーケットはエリア固有のエスニ…
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ミャンマー旅日記.1

ニャウンシュエを自転車で観光、ミャンマーワインに舌鼓

ミャンマー旅行のゴールデンルートといえば、ヤンゴン、バガン、マンダレー、インレー湖の4エリアを巡ることが定番。私もバガンからインレー湖を目指したはずですが、途中のカローやピンダヤが意外に楽しめたため、インレー湖にいつまで経ってもたとり着けない。ここは意を決して、インレー湖観光の拠点となる街ニャウンシ…
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ミャンマー旅日記.1

インレー湖、イワマの水上マーケットと驚愕プロ片脚上げ師

ニャウンシュエの街はとても居心地が良く、ここにずっといたい!なにせ気候は涼しいし、食べ物はおいしいし、一人旅のツーリストが多く話し相手に事欠かない。宿のベッドはフカフカ、シャワーは熱々、街なかのレストランで安いミャンマーワインを注文すればオイシイつまみ(ナッツやフライドポテト、揚げチーズなど)がオマ…
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ミャンマー旅日記.1

インデイン遺跡で私を呼ぶ仏像は禍々しくもユーモラスな姿

インレー湖周遊で私がもっとも行きたかった目的地はインデイン。ここには無数に林立した仏塔に加え、朽ちかけた遺跡群や映画インディージョーンズにも登場しそうな奇怪な石像が数多くあると噂で聞いたことがある。まあ、バガンで見た石像と比べたら、それ以上にインパクトがあるものはソウソウないだろうとタカをくくってい…
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ミャンマー旅日記.1

インレー湖はシュールなオモシロスポットの宝箱

インレー湖の1日クルーズって、ここまで紹介したイワマの水上マーケットやインデイン、さらには漁師たちが織りなす奇怪な光景に触れただけで、もう腹一杯!十分堪能したつもりが、これだけでも午前中の行程が終わっただけ。ツアーはさらに夕方まで続くのです。午後も盛りだくさんなツアー内容を記すと・・・  ◆ カヤン…
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