モンゴル大草原ツアーは3日目。この日のメインイベントは、ブルド砂丘でラクダ乗りにチャレンジすること。様々なアトラクションが用意されているモンゴル大草原ツアー、本当にこの料金(3泊4日オールインクルーシブで136ドル)で、そんなに楽しんじゃってイイの・・・いや、イイんです。

朝の草原は、気持ちイイ~!動物たちの方が早起きなのです

昨夜は雲が出てしまい、星があまりきれいに見えなかったのですが、この日は朝から快晴!大自然に囲まれた中、気分の良い朝を迎えました。

深夜、ヤギの赤ちゃんが生まれる。すごくカワイイ!

ホストファミリーで飼っているヤギが産気づいているという話は前日夜に聞いていました。そして、朝、生まれたヤギの赤ちゃんとご対面。生まれたばかりなのに体はけっこう大きく、まさに、ぬいぐるみ。とにかくカワイク、頬ずりしたくなります。
 

外の羊たち。やはり、子供を連れている。春先はきっと出産シーズンなのでしょう。
 

昨日、乗馬で世話になった馬たちか?草原でたたずんでいます

昨日は気が付かなかったのですが、モンゴルの馬って、見慣れたサラブレッドとは異なり、けっこう足が短くズングリムックリ。なぜか親近感が湧きます。
 

動物たちの骨、誰かに食い散らかされたか、あたりに散らばる

ゲルの周囲を歩いてみると、けっこう動物の骨が目立つ。実は、夜には何かの遠吠えが聞こえていました。狼なのか、野犬なのか判りませんが、か弱い草食動物なら夜中のうちに襲われてしまうこともあるのでしょう。そう、ここはモンゴル、大自然の美しさを堪能するばかりではなく、その厳しさも身に染みます。
 

うん、確かに怪しい犬がこちらを見ているかも。
 

とにかく青い空にゲル以外に人家らしきものはほとんどなし。爽快!

こうした景色、うん、モンゴルだね ┐(´∀`)┌
 

再びドライブに出発

ドライブ中の光景は、昨日までのものと違いがよく判らず変わり映えがしない!?車内ではほとんどのツアー参加者は爆睡しています。ちなみに、僕も爆睡中で、道中の光景はほとんど見ていません。
 

今日の昼食は、羊肉の炒め物にパプリカの付け合わせ

途中の食堂に立ち寄り、ランチタイム。この肉野菜炒め、おいしかったです。
 

この街の人たち、笑顔がとても素敵です

モンゴルでは、こうした街以外で人に出会うことはほとんどない。遊牧民のゲルをたまに見るが、おそらく放牧に出ているのでしょう、とにかく人がいません。小さな街中で周りの方たちに話しかける言葉は、若い子たちなら英語で「ハローハロー」ですが、年長者になると「ハラショー」とか「スパシーバ」などのロシア語の方が理解してくれる。さすがに旧ソ連邦の衛星国です。
 
ランチをとり車に戻ると・・・再び爆睡。途中の景色は全く覚えていません。
 

3日目の宿泊先に到着。いよいよラクダツアーに出発です

実は私たち、飛び入り参加のため、その日の予定など何も知らないのです。ちなみに車に同乗の男性諸氏も何をするのかは知らされていないとのこと。このグループ、毎日の企画を知っているのはモンゴル人のガイド達と、コースの要望を出した女性のみの様子。まさしく、ミステリーツアーなのです。
 

3日目の宿泊地に到着。ラクダが繋がれている・・・これはもしや!?

宿泊先は、やはり周囲をいくら見渡しても何もないゲル。さすがに2泊分、ふろに入れないのは辛い・・・というほど辛くはありません。やはり気候が乾燥していることと、もう、ここまで来たら野生児でイイのです。
 
この地は、どうも「ブルド」という場所で、ラクダに乗るアトラクションが名が通っていることは、日本に戻り始めて知りました。ゲルのすぐ脇にラクダがいることで、すぐにピンとくる・・・そうか、これからラクダに乗るんだ!
 

ラクダ搭乗は、私の場合、インドのサム砂丘(ラジャスタン州)や中東UAEで経験があり、乗り心地があまり良くないのは、身をもって知っていました。何といっても、ラクダが腰を落としたり、立ち上がったりしたときの、あの「ガックン」、気を付けないと振り落とされそうになります。と文句を言ってもしょうがない、何より、久々にラクダに乗るワクワク感がたまりません。
 

こちら、ラクダ搭乗中の光景。実はラクダに乗ってしまうと、写真を撮るのがかなりキツイ!でも、ラクダに乗っての砂漠体験は、写真よりはよほどオモシロかった!あのラクダの背中の揺れ、慣れてくると気持ちがよくて、うたた寝を始めてしまいそうです。

実はこの日のメインイベントはラクダだけではなかった。女性大喜びのモンゴル民族衣装「デール」体験

今日のホストファミリーの方たち、とにかく優しそう。何やら、ガイドとモンゴル語で話しているようで・・・なんと、モンゴルの伝統衣装を女性たちに着させてもらえるそうです。一同、大はしゃぎでした。私の伴侶も喜んで、民族衣装「デール」に着替えます。うん、ステキでしたよ。
 
 
では、明日は大草原ツアー最終日、ウランバートルに戻ります。


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