普段着のウブドを観光：モンキーフォレスト、ゴアガジャ | 旅するオヤジ生涯バックパッカー宣言

これまで、ウブド周辺で見たオダラン（祭礼）やフォトジェニックな寺院などを紹介してきましたが、ウブドの街中にも見どころは多数存在します。今回の記事では、ウブドの街中（ウブド王宮やウブド市場があるエリア）から歩いてアクセスできる観光スポットをいくつか紹介します。

ウブドに来たらとりあえず行ってみる？モンキーフォレスト

ウブド王宮の前から延びる、ウブド市街地を南北に貫く「モンキーフォレスト通り」、ウブド滞在中に何度も歩く通りではないでしょうか。この通りをゆっくりと15分も歩けば突き当たる、緑豊かな森林が「モンキーフォレスト」です。猿が多く集まる森として、ウブドを訪問するツーリスト必見のスポットとなっています。

この公園の中を歩くと、ウブドの喧騒や車・バイクの排気ガスはまるで嘘のようになくなり、観光客が訪れていない早朝であれば、猿や鳥の鳴き声だけがコダマする熱帯雨林特有のやや蒸した空間が広がっています。

モンキーフォレストは、バリを代表するパワースポットのうちの１つ

まず、モンキーフォレストは、もともと3つのヒンドゥー教寺院がある神聖なスポットなのです。しかも、猿はヒンドゥー教ではハヌマーンという神の使いとして崇められており、猿が集まるスポット「モンキーフォレスト」は信仰の対象となっています。

モンキーフォレストを歩くとすぐにお気づきになると思いますが、小川が流れており、滝や池もある。うっそうとした樹木の中を歩くと、マイナスイオンを身体いっぱいに浴びたことを実感します。まさに、パワースポットですね。

モンキーフォレスト入場料：実は無料で入れる？

2017年現在の入場料は、大人50000ルピア、子供（3~12歳）40000ルピアとなっています。日本円にすると大人で約400円・・・高い、高すぎる！ハッキリ言いましょう、この値段はボッタクリじゃないか～！

ただ、私、モンキーフォレストにお金を払って入場をしたことはありません。ではどうやって無料で入場するの？

モンキーフォレストの開園時間は9:00(8:00)～18:00。この開園時間中に正規ゲートから入場した場合、この入場料をとられます。ということは・・・開園時間以外に入場すれば良いのです。ゲートが開いていればの話しですが、まっ、単純な話しです。
さらに裏技。実はモンキーフォレストの脇を周回する道を南側に進むと・・・それ以上のことを言うのは止めておきます。グーグルマップでいうと「Alam Indah Hotel」の方へ歩いて行くと・・・秘密のゲート？

ゴアガジャで、バリの神秘的な石窟を体験

ウブドを代表する観光スポットの１つ「ゴアガジャ」。おそらくバリ島を巡る旅行会社のツアーなどでは多くが訪れるスポットなのではないでしょうか。ウブド出発の日帰りツアーにもゴアガジャが含まれていることから、ここ、車じゃないと行けないと勘違いされている方も多いのでは。実は、ゴアガジャ、無理をすれば歩いて行けるのです。

ゴアガジャへの行き方

■歩いて行く場合

ウブドを代表する美術館「Arma Museum」（アルマ）を目指しましょう。アルマへは「ハヌマーン通り」（Jl.Hanoman）をひたすら南に歩く感じですが、ここまで歩くこと自体、地元の人は遠いと言います。ただ、そんな忠告は無視して歩きましょう。ちなみに「Arma」は大変著名なスポットなので、地元の人に聞けば大概、道を教えてくれます。
ハヌマーン通りからアルマへは、やや大きな交差点を1回曲がるはずです。アルマの前を走る通りが、ゴアガジャにつながっています。通りの名は度々変わりますが、しばらく歩くと「ゴアガジャ通り」（Jl.Goa Gajah）となり、不安なく歩けると思う。ちなみに、アルマからゴアガジャまでは、徒歩で20分くらいでしょう。

■ベモ（ワゴンバス）で行く場合