前回に引き続き、パーイ周辺をバイクでまわる旅・第2弾です。前日のモーペンの滝や中国村にはかなりのフラストレーションが溜まりまして…汚名挽回といきたいところです。

 
今回のコースは、「coffee in Love」→「Pam Bok Waterfall」(パムボックの滝)→「Pai Canyon」(パーイキャニオン)→「Pai Memorial Bridge」(パーイ日本橋)→エレファントキャンプ→「Wat Phra That Mae Yen」を巡る、盛りだくさんのコース。さすがに、前回のモーペンの滝などを巡るコースと比べれば、多くの見どころをまわる、ツーリングのしがいがあるコースでした。
 
今回のコースも、マップなどであらかじめ確認しておきたい方は、前回記事でも紹介したこちらのサイトをご覧いただくと良いと思います。
 

パーイの街に、なぜこれほどのバックパッカーが集まってくるのか?

チェンマイからバスで数時間かかる山間の街、パーイになぜこれほどのバックパッカーが集まってくるのか、はなはだ疑問でした。その理由を調べてみると、2009年に「Pai in Love」という映画がつくられ、それがヒットしてからとのこと。ウ~ン、つい最近のことなんですね。また、「Lost in Thailand」という映画が中国国内で放映され、そこでパーイが取り上げられていたことによって、中国人にとっても人気の観光地になったということです。
 

では、今回のツーリングコースを紹介します

まずは、パーイの街から8kmほど離れた「パーイキャニオン」を目指して行きましょう。では途中の光景を紹介しながら見ていきます。
 

人気カフェ「Coffee in Love」

この写真を撮影したときは誰もいませんでしたが、なんとすぐ後に観光バスが何台か停まり、大勢の中国人観光客が押し寄せてきました。恋でも実るのでしょうか、鐘を打ち鳴らしたりと、まぁ、よくある観光地イベントですね。
 

皆さん、こちらに入っていくようです。おそらくカフェなのでしょう。ただ、私はカフェで休む気などは喪失してしまい、この場をすぐに立ち去りました。
 

「Pam Bok Waterfall」(パムボックの滝)へ向かいます

「Coffee in Love」に立ち寄った後、メインロードから脇道にそれて「パムボックの滝」へ向かいます。
 

滝への遊歩道入口にバイクを停めて、川沿いに歩いて行きます。まさしく森林浴!気分の良い道ですね。
 

滝に着きました。日本にいる時の感覚では、あまり豪勢な滝とは言えませんが、カワイらしく好感が持てる光景です。
 

西洋人バックパッカーの皆さんが水浴びを楽しんでいます。この場所に来るには水着持参の方が良いですね。ただ、水はけっこう冷たいですよ。
 

「Pai Canyon」(パーイキャニオン)はタイ版グランドキャニオン?

滝からパーイキャニオンまではすぐの距離です。このパーイキャニオン、タイの「グランドキャニオン」と呼ばれているらしいですが、果たしてどのような光景が広がるのでしょうか?
 

これがパーイキャニオンです。グランドキャニオンというよりは、タイ版「万里の長城」といった感じでしょうか。まぁ、グランドキャニオンを想像して行ったらダメですよね、別物!
 

パーイキャニオンはグランドキャニオンを連想しての光景を期待するよりは、この狭い岩場を歩くことを楽しんだ方が良いと思います。ここを歩くのはけっこう危険ですよ。
 

「Pai Memorial Bridge」(日本橋)こそ、このツーリングの目的地

パーイキャニオンからは歩いてでも、すぐにアクセスできる「Pai Memorial Bridge」、産業建築物が好きな私にとっては、こここそが今回ツーリングの目的地になりそうです。
 

もともと、日本軍が第二次大戦中に建造した橋でしたが、現在残る橋は再建されたもの。ただ、カンチャナブリを訪問したことがある方なら、これ「戦場にかける橋」とそっくりじゃんと思うかもしれません。
 
 

では帰路につきます。帰りは別の道を通って戻ります

帰路は、別の道を通って戻ると、また別のパーイ郊外の光景が広がっています。
 

帰り道には「エレファントキャンプ」が何ヶ所か並んでおり、エレファントライディング(象に乗っての散策)が
が楽しめます。私の方では値段はチェックしていませんが、そんな高い値段ではないと思います。
 

パーイの街に入る手前で、かなり大きな寺院に立ち寄りました。「Wat Phra That Mae Yen」という名の寺院で、石段を上ると、パーイの街が一望できます。
 
 
以上、パーイのツーリングコースを紹介しました。次回の更新をお楽しみに。


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