メーサリアン:何もない田舎街を観光、バスでの行き方は?


メーホンソンの街を十分に堪能した後、次にどこへ向かうか?大多数の方はチェンマイに戻ると思いますが、チェンマイまで陸路(バス)で行くには、以下2通りのルートがあります・・・遠いです!一気に戻ったら疲れます!
◆南ルート:メーサリアンを経由するルート。北ルートよりもさらに時間がかかるため、旅行者がこのルートをたどることは少ないものと思われます。ちなみに、メーホンソンからメーサリアンまでは4時間、メーサリアンからチェンマイまでは5時間程度は見ておいた方が良いでしょう。
う~ん、いずれにせよチェンマイまで戻るのが一苦労ですね。Time is Money! 時間が切迫している方は飛行機を使いましょう。ただ私の場合、時間だけはあり余っている!ここは往きとは違うルート、南回りでチェンマイに戻ることにします。
ただ、いずれにせよチェンマイまで一気に戻るのではなく、メーサリアンでいったん降りて、ゆっくり落ち着きたいと思います。
メーホンソンを朝8:00に出発したバスは、ちょうど昼時12:00頃にメーサリアンに着きました。ちなみに、このメーサリアン、『地球の歩き方』にすら掲載されておらず、情報量が極端に少ないのです。


こちら、メーサリアンのバスターミナルを撮影したものです。何もないです~ね
こうした田舎町に着いた場合、まずは街を出発するバスをチェックしなければいけません。メーサリアンから出発するバスは、果たしてどこに向かうか・・・メーホンソン&チェンマイの2ヶ所以外に、メーソート(Mae Sod)行のバスがあります。この「メーソート」という街、ミャンマーとの国境貿易でローカル経済が潤っておりバックパッカーには密かな人気を集める街ですが、今回はパス。では、私が旅行した当時に撮影した、メーサリアンから出発するバスの時刻表を掲載しますが・・・画像が鮮明じゃないですね、スイマセン。ちなみに、左の時刻表を見るとチェンマイとメーホンソン方向のいずれも午前7:00の始発から1日8本、右の時刻表ではメーソート方向は午前6:30の始発から1日7本のバスがあることが判ります。



バスターミナルを出ると、すぐに大きな地図を掲げた掲示板が見つかります。こちらの地図によれば、川(Salawin River)でのラフティングや釣り、周辺に点在する少数民族の村々を巡ることを勧めているようですね。しか~し、観光業者は見当たりません。行くなら自力でやれということですね。この街に何泊か腰を落ち着けるのなら、そうしたアクティビティをおススメします。
トレッキングやラフティングなどのかなり積極的なアクティビティに興味がない場合、まぁ私の場合は単に疲れていて動きたくなかっただけですが、そうした場合は街の中心部をうろついてみましょう。上の地図では中央の黄色く塗られた部分が、街の中心部です。これ、地図を持たずに歩いても、とくに迷うことがありません。中心街を端から端まで歩いても10分もかからないので、気の赴くままに歩いてみましょう。


まずは街の目抜き通り・・・まさしく中心街です!田舎ですね~。でも、Morning Market や Hotel、Tourist Information の案内などが出ており、歩きやすいのがイイですね。


街の見どころ、「川」! これは地図で「Yuam River」と表記されています。


河原では牛や山羊が放牧されており、イイ感じです。
メーサリアンの街中はけっこう寺が目立っており、かなり落ち着けます。寺の名称はいちいちチェックしていませんが、ま、お許しくださいね。


どうですか、イイ感じですね・・・なんの含蓄もない文章で恐縮です。


こちらは、かなり真新しいミャンマー様式の寺院。街では僧侶の姿も目立ちます。
とまあ、観光スポットを2ヶ所紹介・・・え、これって観光スポットとは言わないというツッコミやお叱りを受けそうですね。そう、メーサリアンには目立った観光スポットはないのです!ただ、ひなびたタイの田舎町で荷物を下ろし1~2泊程度滞在すれば、それまでの旅の疲れが癒され、心身共にリフレッシュした姿で次の目的地へと向かえることができるのでは(…と心の中で言い訳をしてみる。ただ、私の個人的な感想では、こうした何もない街ってけっこう好きです)。
メーサリアンは観光客が少ない割にはゲストハウスがかなり多いと思う。バスターミナルの向かい近くに数軒見つかるし、先に紹介した川沿いにゲストハウスが何軒か並んでいます。バスターミナルから川までは歩いて5分ほど。何の予備知識もなく、また予約などをしていなくても、泊まる場所が見つけられないことは・・・なさそうです。
ちなみに私が泊まったゲストハウスは「Northwest Guest House」、当時で1泊350バーツでした。

少々、割高感が否めないが、荷物を一刻も早く置きたかったので、即断で泊まってしまった。皆様には、もう少し何軒か別の宿を見た上に判断をすることをおススメします。
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