パンガーの街は、バックパッカーにとってコンパクトにまとまった居心地の良い街。私たちは、ここで数泊を過ごすことに決定しました。しかも、せっかく有名な観光スポットの起点に滞在しているのだから、ここはパンガー湾ツアーに参加するしかないでしょ!

 
一般的にパンガー湾観光はプーケットから出発する1日ツアーに参加する方が多いと思いますが、パンガーの街でツアーを探すと想定外に格安な料金で参加できることが判ります(格安になる理由や格安ツアーを現地で探す方法は、以下の記事で書きました)。
 
パンガーからの1日ボートツアーでのツアー&アクティブティ内容は次の通りです

タムロート(洞窟)→ ポントゥーン(人工の小島:カヌー体験)→ ピンカン島(ジェームスボンド島:映画『007 黄金銃を持つ男』の舞台地)→ コパナック(ビーチ/昼食)→ タルー(洞窟)→ コパンイ(水上集落)

今回、非常にイレギュラーな激安プライスで参加したパンガー湾ツアー、その内容は十分に満足のいくものでした。
 

ソンテウの送迎で港へ向かう。ボートはしばらく汽水の中を進みます

今回のツアー、パンガー湾の港でプーケットからのツアー客と合流の予定。ということで、旅行会社から港まではソンテウによる送迎。オフィスで対応してくれたオヤジと一緒に乗り込みます。
 

パンガー湾観光に向かうボートが数多く係留しています。ちなみに帰りの足(ソンテウ)の手配はどうするのかとオヤジにたずねたところ、「帰りは自分でソンテウに乗ってくれ」ということでソンテウ代金をいただきました。これ、確認をとらなかったらどうなっていたの?
 

港を出発し、ボートはしばらく汽水(海水と淡水が入り混じった場所)エリアを進みます。マングローブがたくさん生い茂っていますが、水質は正直言って・・・。
 

まるでジャングルクルーズの気分になりますね。
 

最初の見どころ:タムロー洞窟をボートはくぐります

ボートに乗り込み30分ほど経った頃でしょうか、大きな洞窟が口を開けていました。おそらくこれがタムローと呼ばれる洞窟なのでしょう。
 

大きな鍾乳石が天井からぶら下がっており、注意をしていないと頭をぶつけてしまいそうになります。
 

洞窟を往復した後、再び長い(?)道のりに出ます

このあたりは、クラビと同様にカルスト地形がずっと続く。あちらこちらから奇岩が顔を出す光景は、いくら見ていても飽きないものです。
 

ポントゥーン(人工の小島)に到着。皆さんはカヌーツアーに出かけますが・・・

ポントゥーンが見えてきました。周囲では多くの方がカヌーに乗換え、各々楽しんでいます。
 
ここで我々もカヌー体験といきたいところですが・・・実は、昨日のツアー料金交渉時にカヌー体験をどうするか聞かれました。カヌーはオプションになるとのことですが、かなり安い金額が提示される!・・・ところが私の伴侶が拒否、カヌーに乗るのが怖いらしい。旅行会社のオヤジもカヌーを盛んに勧めていましたが、まぁ仕方ないです。皆さんがカヌーで出かけている間、私たちはポントゥーンでアイスクリームやオヤツを食べていました。
 

本日のメインイベント、ジェームスボンド島を望むピンカン島に上陸です

ポントゥーンでは1時間ほど滞在、ここを出発すると、小島の間をすり抜けながらボートは進みます。さて、見覚えのある岩が見えてきました。実は私、007シリーズのファンで、『黄金銃を持つ男』も当然に観たことがありました。とにかくこの岩、すぐにピンときます。ジェームスボンドの敵、スカラマンガのアジトがあった島だね。う~ん、さすが秘密の隠れ家、ここなら見つからないですよ。
 

この通称ジェームスボンド島(タプー島)を対岸に臨む島、ピンカン島にいよいよ上陸!
 

島内を5分ほど歩くと、ジェームスポンド島を間近に見る小さなビーチに出ます。
 

スイムウェアを着ていることもあり、皆さん泳ぎだします。しかし、キラキラビーチに見慣れていたこともありますが・・・ここの水、けっしてキレイだとは言いたくありません。まぁ、私も泳ぎましたが・・・。
 
次回記事では、(たぶん)パンガー湾ツアー後半を紹介します。


<スポンサーリンク>