毎年4月中旬の3日間はタイやラオスなど仏教国においては正月(祝祭日)にあたり、各地で盛大な新年の行事が行われます。この仏暦の新年をラオスではピーマイラオとよび、とくにラオス最大の観光都市ルアンパバーンで盛り上がりを見せる。ん、なぜルアンパバーンでそれほど盛り上がるのかと言えば、ピーマイラオのメインイベントとなる盛大なパレードが国内全土にテレビ中継されるから。しかも、このために選ばれたミス・ルアンパバーン(ナンサンカーン)の方たちが登場するパレードと言ったら・・・

もう、アイドルコンサートも顔負けの盛り上がりを見せるのですよ。私の場合さすがにいい年のオヤジなので、ミスなんちゃらと名前がついた小娘のお尻を追っかけるような下品な振舞いをするなど想像もできなかった。しかし、ナンサンカーンを目の当たりにし…アイドルたちを応援するファン心理が理解できるようになりました・・・。では、2日間にわたり行われたピーマイラオのパレードで私の目を釘付けにした美少女たちをご覧ください。
 

ルアンパバーンのパレードについて、簡単な説明

私が訪れた2015年のピーマイラオは4月14日~16日の3日間、そのうち15日と16日の両日にわたりパレードが行われました。パレード初日は、ワットタートノイから街のメインストリート(シーサワンウォン通り&サッカリン通り)を行進しワットシェントンまで、2日目は反対にワットシェントンからワットタートノイまでパレードが行われます。この両日のパレードは祭列などほぼ一緒のため、この記事では両日のパレードを混在し報告します。
 

では、さっそくパレード開始の様子を報告、まず先陣をきるのはお偉い僧侶たち

いよいよパレード出発の時間が刻一刻と迫るなか、僧侶たちご一行が続々と集まってきました。

若い僧侶たちが列をつくるが、肝心の山車には誰も乗っていない。まだ、出発まで時間があるのかと思い、その場所を離れるていると・・・
 

いつのまに山車には長老の僧侶が乗り込み、山車が動き出していた。いよいよパレードが出発です。
 

けたたましい太鼓の響きにどんどんテンションが上がっていく。ちなみに、ピーマイラオでは、あの忌々しき水かけが容赦なく行われるが、僧侶たちに対する水かけは極端に控えめ。あのさ~、僕が街でやられたような巨大水ホースや高性能機関銃(水鉄砲)による無慈悲な水攻撃を行う猛者はいないの?
 

さすがにパレード本番、皆さんリリシイ顔をしているね。ルアンパバーンの映え写真といえば早朝の托鉢の光景ですが、お尻側から撮る僧侶の長列というアングルは早朝では無理でしょう。
 

パレードを彩るエスニックグループの美少女たち

さて、前回の記事ではパレードが始まる前に少し話しをすることができた2人の方を紹介しました。

では、パレードで各グループの先頭を飾る、旗振り役の美少女たちを紹介します。当然、先の2人もいますよ。
 

 
私がエスニックグループと表記した言葉、一般的には「少数民族(民族集団)」と記すはずだが、まぁそこは私のこだわりがあるのでお許しを。ところで、ルアンパバーンが位置するラオス北部はエスニックグループのモザイクともいえるエリアで、グループ構成を見てもラオスの最多人口をほこるラーオ族は30%弱を占めるにすぎず、カム族やモン族をはじめとするエスニックグループが多数居住します。私の場合、女性たちの衣装を見ればおよその所属するグループが判別できるはずでしたが、昨今の書物を読むと、どうもその辺りの境界がこの数年で曖昧になってきたらしい。とくに祭礼の時期などは他グループの美少女などを呼びつけて、自分らのグループの衣装を着させたりしているらしい。そこで、今回の記事ではエスニックグループの特定をなるべく控えることにします。
 

例えばこちらの3人、私の見立てでは真ん中にラーオ族の女性を挟み、向かって左がモン族、右がカム族の女性となるが・・・直接聞いて確かめたわけではないので、イイカゲンな推察です。
 

僧侶たちの行進とは異なり、エスニックグループの少女たちの行進には容赦なく水がかけられている。オヤジ、つい可哀想になり同情の涙が流れてくる(はずがない!)。
 

彼女たちはひょっとしてモデル?周囲と異なるオーラが漂う美少女に愕然

2日間にわたり行われるパレードの到着地点はそれぞれ異なり、初日はワットシェントン、2日目はワットタートノイに到着しミス・ルアンパバーンを迎えるが、それぞれの寺でミスたちを出迎えた美少女たちが・・・美しすぎる!
 

初日のワットシェントンでは彼女をはじめとした何人かの美少女たちがミス・ルアンパバーンご一行を出迎えていた。しかし、いい年したオヤジが美少女、美少女と連呼するのって、キーボードを打ち込みながら気色悪くなるが、こうした若く美しい女の子たちを「美少女」という表現以外でどう言えば良いのか、オヤジの足りない語彙力では判りません。
 
と、初日はいかにもラーオ族の女性たちが登場したが、2日目のワットタートノイには、さらに驚きの外国人美少女(ハーフ?)がミスご一行を待ち構えていたのです。

私の培った長年の人生でこれほど美しく表情豊かな女の子と出会ったことがありません(まるでオードリー?)。ラーオ族の伝統衣装を身に着けた少女の姿は神々しくさえある。ちなみに彼女の周りにはカメラ小僧をはじめ多くの方がおりまして、まともなアングルで撮れた写真はこの1枚きりでした、残念。
 

ミス・ルアンパバーンのパレードに萌え!

長いナガ~イ祭列の最後トリに登場するのはミス・ルアンパバーンの山車。

山車が近づくにつれカメラ小僧や観光客たちがざわつきだすが、いざ登場した山車の周りにはロープを張った人たちが立ちはだかり、容易に近づくことはできない?
 

なんて思っていたら、私をロープの内側に入れてくれた!使い物にならなかった一眼レフカメラをダミーにぶら下げていたため、報道関係者と勘違いをしたのでしょうか?まぁ謎の好待遇です
 

山車から降りるミス・ルアンパバーン(この方が正真正銘の方!)を好ポジションで捉えるが、逆光のためイイ写真が撮れず、う~ん屈辱!
 

ミスたちはワットタートノイの中に入るが、ご覧の通りのヒト・ヒト・ヒト。もう、人の頭を見にきたようなもの・・・?と思ったら謎の好待遇はまだまだ続く。
 

堂内に手をとられながら入場するミス・ルアンパバーンのお方。ありきたりな言葉だが、美しいぜ!ダミーの一眼レフカメラはレンズがイカレテしまい焦点が合わないため、スマホかコンデジで撮影するのだが、おそらく何の疑いも抱かれず私が報道関係者だと思われているのでしょう!?
 

堂内では祈祷の後、ミスご一行が一人ひとり水を樋から流す灌頂の儀式が行われる。ちなみにミス・ルアンパバーンのご一行は、代表となるミス1人と、4人の準ミス(?)がいる様子。準ミスもミスの方に負けず劣らず美しく、オヤジの目はハート状態。
 

一連の儀式が終わると、最後は皆さん揃っての集合写真。ここでも人がつめかけ、おそらく写真どころではないはずだが、私は前列を陣取らせてもらいクールに写真を撮り終える。Lucky!
 

お堂を出るとユルキャラ神様のプーニュー&ニャーニャーが踊っていた(写真は2日目のワットタートノイ)。ゆるキャラたちからも祝福され、この1年もきっと良い年になることが確約されたはずです。気分が高揚したまま安宿に戻るのでした。


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