中国内の観光都市では、数多くの格安観光ツアーが用意されており、自力で行くよりもかなり安く、一度に多くの観光地を訪問できるため非常に便利で、大変おススメです。私たちはトルファンのバスターミナルの一角にあるツアー予約ブースで、トルファン郊外日帰りツアーを前日に手配。ツアー代金は1名90元(当時の換算レート1元=約12円:したがってツアー代金は約1080円)と格安、訪問先は「交河故城」「カレーズ楽園」「火焔山」「ベゼクリク千仏洞」「葡萄溝」とかなり盛りだくさんのツアーです。
 
今回は、まず「交河故城」と「カレーズ楽園」について報告します。う~ん、どんなツアーになるのでしょうか?

 

マイクロバスで出発!ツアー参加者は確か9名、我々を除く全員が中国人でした

ツアーにはマイクロバスが使われ、参加者は私たちを除き全員が中国人。中国語を多少なりとも理解できた方がベターですが、仮に中国語ができなくても誰かが助けてくれるでしょう。私たちの場合、伴侶の中国語スキルが高く、なぜかアイドル扱いをされていました・・・。
 

交河故城に到着、壮大な廃墟にただただ溜息が漏れる

交河故城は、トルファン市内からさほど離れておらず、車で30分もかかりません。午前中の早い時間に着いたはずですが、駐車場内には大型バスが何台も停まり、ここが相当に著名な観光地であることが納得できます。
 

交河故城ってどんな場所?wikipediaの解説を参照します

交河故城は、世界最大、最古級の版築で築かれた都市遺跡。2014年にはシルクロード:長安-天山回廊の交易路網の構成資産として世界遺産に登録された遺跡です。ちなみに「版築」とは、土を建材に用い強く突き固める方法で、堅固な土壁や建築の基礎部分を徐々に高く構築する工法を指すとのこと。
 

では、交河故城を写真で追って見ていきます

駐車場を抜けると、大きな「交河故城」のプレートが。ここで大半の人が記念写真を撮ります。遺跡内に入ると、浸食された奇岩が立ち並びます。
 

道なりに進んで行くと、とにかく奇岩が連続して姿を現す。これらの奇岩には、おおかた穴が開いており、そこに人が住んでいたことを連想させます。
 

さらに遊歩道を進むと、突然に視界が開ける。うわ~壮観!この緑が全く見えない岩砂漠の中に、確かに版築でつくりあげた都市の遺跡が広がっています。ここには何千何万の人々が生活を営んでいたのでしょうか。いまや不毛の大地に変化してしまった、この場所に、都市が構築されていたのかと想うと胸が熱くなります。
 
交河故城の光景に感動するのも束の間。私たちはツアーに参加している都合があり、集合時間を厳守しなくてはなりません。さすがは格安ツアー、トルファン郊外にある観光スポットをこれでもかと詰め込んでいるため、スポット1ヶ所あたりの見学時間が短いのです。急ぎ足で、次の観光地「カレーズ楽園」に向かいます。
 

カレーズ楽園は、周囲のウイグル人集落がおもしろい!

次の目的地「カレーズ楽園」もさほど遠い場所ではなかった。さて、カレーズとは何か、またwikiから引用します。
 

カレーズとは何か解説します

カレーズとは、砂漠地帯における地下水路のことで、イランでは「カナート」、北アフリカでは「フォガラ」と呼ばれている。山麓の扇状地などにおける地下水を水源とし、蒸発を防ぐために地下に水路を設けたもので、山麓に掘られた最初の井戸で水を掘り当ててその地点から横穴を伸ばす。長いものは数十kmに達する。
 

カレーズ楽園に到着。ん、ここでイイの?

カレーズ楽園に到着、バスから降りると少々嫌な予感がよぎる、もしかしたら、よくあるお土産屋に連れてこられたかもしれない?カレーズ楽園自体の入場料はかなり高く、伴侶は入場、私は入場せず周囲を歩き回ることにしました。
 

では、カレーズ楽園を見ていきましょう

ここからは伴侶が撮影した写真で紹介します。
 

入場すると、葡萄棚の中を歩いて行くとのこと。入場口近くではヒスイなどの土産物が売られています。
 

井戸に到着。確かに地下水路があり、きれいな水が流れています。
 

カレーズ楽園の周囲を歩いてみると、ウイグルの普段の光景が広がる

私は伴侶とは別行動で、カレーズ楽園には入場せず、周囲のウイグル人集落を気ままに歩きまわりました。
 

スイカがうず高く積まれている場所で、ご婦人がお孫さんをあやしていました。
 

葡萄の貯蔵庫。壁面には絵が描かれています。
 

ウイグルらしい、小ぶりだが、しっかり存在感を示すモスク
 

周囲の写真を撮っていると、ウイグル人のご家族から声がかかる。中国語で答えたため、かえって警戒されましたが、私が日本人だと説明をすると、途端に顔がほころびます。一緒にお茶をいただきながら世間話を交わす、ほんのひとときの幸せな時間を過ごしました。


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