クラビやパンガー湾などタイ南部のリゾートエリアを存分に楽しんだ私たちでしたが、パスポートを見るとタイの滞在期限が刻々とリミットに近づいてくるのに少々不安を覚えていました。タイをいったん出国した後すぐに再入国をする、東南アジアを長期旅行する者にはお馴染みのビザランをするタイミングですね。
 
ちなみに滞在地のパンガーからいったん海外に出国するとなると・・・ハジャイなどに出てからマレーシアに抜けるルートともう一つ、タイ・ラノーンからミャンマーのコートーンという街に抜けるルートがまず考えられます。私にとってマレーシアは年に数ヶ月は滞在する目新しさが全くない国、ここはラノーンからコートーンへ抜けるルートに初トライした方が絶対に面白いはず(?)と自分を納得させ、ミャンマー国境へ向かうことにしました。
 
パンガーからラノーンまではバスで手軽に行くことができます。パンガータウンのバスターミナルで「ラノーン、ラノーン」と連呼をすれば、乗るべきバスを教えてくれるでしょう。ただ、ここで1つ注意!ラノーンの街まで直通で行くバスはほとんどないと思います。私の場合、一度「タクアパ อำเภอตะกั่วป่า」という街でバスを乗り換えました。こうした乗り継ぎ地点などは、バスターミナルでしっかりと確認をとり、バスドライバーにも降りる場所をしっかりと伝えましょう。
 

こちらは、パンガーのバスターミナルと、タクアパから乗り込んだラノーン行バスの写真。写真で確認できるようにタクアパからのバスは、プーケットを出発しラノーンへ向かうバスのようです。やはり、プーケットタウンに滞在した方が何かと便利そうですね。
 

ラノーンでは珍しく1000バーツ超えのホテルに宿泊しました

クラビやパンガーでは一応ホットシャワー付きの個室に滞在していましたが、チープなゲストハウスにばかり泊まっていると疲れが溜まってきます。しかも今回のタイ南部旅行は伴侶との2人旅、たまにはプールで一緒に泳ぎたいものです。そこで久々に奮発、1泊ツインで1000バーツ超えのホテルをブッキングしました。
 
《 The B Ranong Trend Hotel 》に宿泊です。こちらのホテル、非常にオシャレなつくりのホテルで屋上のプールで泳いでいると、多少のリゾート気分が満喫できます。まずはホテルの内装から紹介します。
 

こちら私たちが宿泊した部屋の前&廊下の写真。夜はアルコールを、マーケットで買ってきた惣菜と一緒にここで食べるのはGoo~d!また、廊下のいたるところに絵画が飾られ、イイ感じです。
 

こちらは泊まった部屋と屋上のプール。部屋はこの写真で見るよりもよほど広いですよ。またプールに宿泊客はあまりおらず、ほとんど貸し切り状態で泳ぎまくりました。このプール、夜はライトアップされてキレイです。
 

こちらは朝食。まぁ、一般的なアメリカンブレックファーストのスタイルですね。プールサイドの隣りが朝食会場になっているため、雰囲気はイイです。ただ不満が1点…コーヒーの量が足りなかったので、おかわりをオーダーしたのですが、それは有料とのこと。ゲストハウスのセルフで飲み放題方式に慣れていたので、若干ガッカリしました。
 

ラノーンではマーケットが楽しい!市場&サンデーマーケットを紹介

ラノーンでのアクティビティといえば・・・ミャンマーへのビザラン旅行とラノーン温泉。そう、この街には温泉があり、南国の暑い中、露天風呂を楽しむことができるのです。この露店風呂こそラノーン観光のハイライトですが、それは次回以降の記事で紹介します。まずは、楽しい愉しいマーケットから。
 

街中にある市場ではランチを楽しめますが、それ以上に発酵食品の香りがほのかに匂う

ラノーンの市街地は1本道で大変判りやすい。とくに中心街には何軒かの銀行や市場、市内バスの発着場があり大変便利です。
 

昼過ぎの市場に入りました。繁忙時間が終わり、すっかり静まりかえった様子ですね。
 

このマーケットを特徴づけるのは、魚介類が意外に豊富な点でしょうか。しかも、生ではなく、その大半が干物だったり発酵食品に加工されていました。この発酵食品というのがクセモノでして・・・写真を掲載するのは躊躇するくらいにグロテスクな姿を晒しているのです。しかもその匂いがあたりに充満し・・・納豆や塩辛に慣れた日本人の嗅覚では相手になりません。とにかく臭い!
 

ただ、この市場ではおいしいランチが楽しめ、おススメです。
 

毎週1度のお祭りタイム、サンデーマーケット

ラノーンでもっとも繁華した1本道では、毎週日曜日に車の通行が止められ、サンデーマーケットが開かれます

まだ明るい時間帯に撮影したので賑わいがいま一つ伝わりにくいですが、日が沈みあたりが暗くなると、この街のどこにこれだけ人がいたんだと思うくらい騒がしい状態となります。皆さん人混みの中をぶらつくことが楽しそう。そういう私は人混みが嫌い、沿道のカフェに避難をするのでした。


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