今回は東南アジアの遺跡を紹介しますが、例えばアンコールワットやボロブドゥール、アユタヤなどってさすがにそれは遠慮します。大学生の卒業旅行ブログを書くほど、私は若さを自慢できる年齢ではアリマセン。
年齢を重ねるにつれ、壮大かつ壮麗なメジャー遺跡に対する興味はどんどん失われてしまいました。老けゆく見た目の年齢とは逆行し頭の中は幼児化へと退行、結果的に今や小中学生程度の思考力と関心しか持てなくなってしまった私。そんなオッサンは小学生と一緒に「チ〇コッコ~、ウ〇コッコ~」と心の中で叫ぶが、心の中から飛び出し街かどで叫ぶようになったら・・・まぁブログからは引退でしょうか。
 
とんだ前置きになってしまいましたが、表題とおり東南アジアのインパクトある遺跡を3ヶ所紹介します。
 

スクー寺院(インドネシア、ジャワ島):チ〇コッコ~な造形に思わず萌える

インドネシア、ジャワ島の観光都市ソロ郊外にあるスクー寺院は、15世紀マジャパヒト王国時代に建立されたヒンドゥー寺院。ヒンドゥーと言えば、男性器や女性器をシンボライズしたリンガとヨニを連想される方も多いと思います。ただねぇ、一般的に言ってシンボライズされた形は何の予備知識も持たなければ性器と気付くことはないかもしれない。例えば上に掲げたスクー寺院の全景でもリンガやヨニが写りこんでいるが、抽象的に表象された性器では何のインパクトもありません。僕の求めるチ〇コッコ~はこんなものではないのだ!
 

でたぁチ〇コッコ~!この垂直に切り立ったお姿はイヤハヤナントモ……って、こんな彫像があちらこちらにあるのです。オッサン、この変な彫像につい嫉妬してしまう。しかも極めつけは、自分の手で自分のモノをまさぐる彫像……ナンじゃこりゃ。ちなみにスクー寺院には、思わずにやけてしまうチ〇コッコ~像が数多く残されており、さほど広いとは言えない敷地内を1~2時間うろついても飽きが全然生じない。当時の訪問記事についてはこちらを参照くださいね。
 

カムペーンヤイ寺院(タイ、スリン近郊):ウ〇コッコ~な造形に思わず萎える

タイ東北部イサーン地方を代表する都市の1つ、スリンの郊外にウドゥムポンピサイという田舎街があります。街なかには市場くらいしか見所はない凡庸な街ですが、ここから15分ほど歩くとクメール時代(11世紀頃)に建立された寺院遺跡がある。”正しい観光客”ならこの遺跡を見て満足するかもしれませんが、う~ん凡庸!
この程度の遺跡ならイサーン各地に点在しているし、何ならクメール遺跡の本場カンボジアへ行けばアンコールワットやアンコールトムの都城遺跡をはじめ(初めて見た方なら)感涙にむせぶ巨大遺跡を見ることができる。まぁこの遺跡を見るために足を運ぶ観光客はほとんどいないことをお伝えしておきます。
 
では、なぜカムペーンヤイを紹介するのかと言えば、この遺跡に隣接した寺院がまさしくウ〇コッコ~スポット!とにかくエゲツナイ彫像の数々に「ウ〇コ、チ〇コ、ウゲ~」と狂った雄叫びをあげたくなるスポットなのです。詳細な訪問記事とチ〇コッコ~写真はこちらのリンクを参照いただくとして、とりあえずダイジェスト版ウ〇コッコ~をご覧ください。

どうですか、エゲツナイでしょ!上からも下からもブリブリと排泄してしまう痩せ細ったオヤジの姿、そんな姿に自分を重ね合わせてしまい胃がキリキリと痛んでくる。まぁここはお寺ですから彫像たちはいずれも教訓を含んでいるはず、おそらく暴飲暴食を戒めるための姿なのでしょう。だからと言ってね、こんな姿の彫像じゃ誰も教えを乞うモノなんていやしない。
きっと世の親たちは”あそこへ行っちゃ駄目よ”と子供に言い含めるのでしょう。たとえ通りかかる子供がいたとしても、気色悪い彫像に嫌悪感を抱きながら遠巻きに見るだけ。う~ん、教育的効果が全くないオブジェなら何のために存在しているのか、たぶん私のような物好きを喜ばすためにつくられたのでしょう。
 

タソム寺院(カンボジア、シェムリアップ):高尚なマ〇コッコ~に思わず合掌

ウ〇コッコ~にチ〇コッコ~ときたら次はマ〇コッコ~でしょうか、う~お下品!まぁ先ほども申したが、世の遺跡の中でマ〇コッコを表象したものは数多くあり、先ほども申したがヒンドゥーの影響を受けた寺院へ行けばヨニ(女性器の象徴)の1つや2つは簡単に見つかります。そんなヨニを見たって「マ〇コッコ~、ウホ」と雄叫びをあげ喜ぶ卑しい真似はできません。
ただねぇマ〇コッコを素直に描写した石像や絵画があったとしても、そんな直接的なモノをここに紹介することはできません。しかも私にとってマ〇コッコ~は高尚かつ神聖な存在、今までのチ〇コッコ~やウ〇コッコ~とは前提からして異なるのです。
 
そこで紹介するのは、カンボジア・シェムリアップにあるクメール遺跡「タソム」。実は私シェムリアップの街が大好きで、これまで幾度も滞在してきたが、あまりにもメジャーすぎる街のため当ブログでは紹介できずじまい。タソムもメジャー所のため、このブログに挙げたことはナイが、シェムリアップの数多あるクメール遺跡でもっとも好きな遺跡のうちの1つです。

朽ち落ちた寺院に樹が絡みつくお馴染みの光景。一般的にはタプロームの方が有名ですが、私にとってはツーリストの数がグッと減るタソムで堪能したい光景。一人旅が長い私のような孤高のオッサンは、この光景を見て思わず「マ〇コッコ~」と心の中で雄叫びをあげてしまう。どうですか、心眼で見れば高尚かつ神聖なマ〇コッコ~のイメージそのものでは?しかも、樹木が茂る穴の中を覗いてみれば、そこには観音菩薩様が何体も彫られているではないか!
 
偉大なるマ〇コッコ~よ永遠に幸あれ。


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