インドネシアのジャワ島を旅した記録です。今回はジョグジャカルタに飛行機で入り、主にジョグジャカルタ、ソロ(スラカルタ)、スラバヤ、ブロモ山などを旅行しました。旅行記では、そのうちソロ(スラカルタ)とブロモ山に焦点を当て紹介します。ソロの謎の遺跡群やブロモ山の美しい光景は必見です。また、今回は1991年に私が初めて海外旅行をした際のブロモ山訪問記も収録しました。ぜひともご覧ください。

インドネシア・ジャワ島中部の都市スラカルタは、18世紀以降マタラム王国の王都として栄華を誇った、現在でも旧称ソロと呼ばれることが多い街。スラカルタを代表する観光スポット、マンクヌガラン王宮とカスナナン王宮という2つのクラトンを紹介します。
 

ソロ(スラカルタ)郊外にあるスクー寺院まで、公共バスで行きました。この性器信仰を表現したコミカルで怪しげな彫像やレリーフに溢れた寺院はインパクト大。もともと信仰されていたアニミズムとヒンドゥの神々が結合したと思われる姿は、ジャワ島でも必見の場所です。
 

スクー寺院からバイクタクシー(オジェッ)に乗り、バリヒンドゥの特徴ともいえる割れ門や、階段式のピラミッドが残るチュト寺院に向かいました。このチュト寺院、寺院本体の美しさもさることながら、ここに至るまでの道程でも素晴らしい光景が見られる、おススメです。
 

ブロモ山を訪問するのは1991年以来2回目。今回は1991年当時のブロモ山登山を報告。現在とは異なり、火口カルデラ部には車の侵入ができず、テンガル族の馬と徒歩だけで探索。麓の街、プロボリンゴでは外国人が珍しく、私を見に来た人50~60名の人々が大行列。
 

チェモロラワンというテンガル族の集落は、ブロモ山観光の玄関口として多くのツーリストで賑わう。少数民族テンガル族の人々が住む集落はそれ自体が魅力的なのに、ここを素通りするのは本当にもったいない。今回はチェモロラワンの集落を紹介します。
 

ブロモ山のサンライズツアーを紹介。展望台で20分ほど待っていると徐々に空が白みだす。そしてブロモ山を中心としたカルデラがはっきりと見えだす。ちなみに手前にあるのはバトー山、その左で噴煙を吐いているのがブロモ山。奥にはジャワ島の最高峰スメル山が顔を出します。
 

2010年のゴールデンウィークは、伴侶と一緒にジャワ島を2週間程度まわりました。実はジャワ島は1991年、まだ私が大学生だった頃に訪れた思い出の地。出張でジャカルタの地を踏んだことはありましたが、まともに観光するのは約20年ぶりです。プロローグでは、今回の旅日記の簡単な行程を紹介します。


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