現在ではラオスを代表する観光都市ルアンパバーン。街角には世界各国からのツーリストが押し寄せ、早朝から托鉢の僧侶を見ようとカメラが行列をなす街へと変貌を遂げました。今回ラオス新年ピーマイラオを見学しようとルアンパバーンに足を延ばしたのですが、2000年初頭に訪れたあの素朴な街の姿はいずこへ行ってしまったのか……。この新旧のルアンパバーンを比較しながら、現在のルアンパバーンを楽しみました。ピーマイラオで行われたミス・ルアンパバーンのパレードの様子や、ラオス各地に居住するエスニックグループから選ばれた美少女たちとの交流は必見です。

2003年ルアンパバーンの情景、メコン沿いのカフェから川に降りると素っ裸の男の子たちが私にジャレつく中、女の子たちは沐浴の真っ最中。夜は地元の若者たちと田舎街の社交ダンス場に繰り出すが、外国人の僕をダシに若者たちはナンパに夢中。10数年以上前の懐かしき旅の実態を公開。
 

ルアンパバーンからパークウー洞窟へボートで下った昔話。数多の仏像を見たはずだが、その記憶は今やほとんどなく、ただ覚えているのは途中で立ち寄ったモン族の村の素朴な光景。得体の知れない食事や子供たちの笑顔は今でもはっきりと思いだせる。まぁ旅の記憶ってそんなものです。
 

毎年4月に行われるラオスの正月ピーマイラオ。当日ルアンパバーンで行われるパレードはテレビ中継されるほど盛り上がる。華やかなパレードがまだ始まらないのに、エスニックグループ代表の美しくカワイらしい女の子たちを前にオヤジはメロメロ。ハア~一人旅オヤジの悲しいサガ。
 

ラオス正月ピーマイラオ、ミス・ルアンパバーンの女性たちによるパレードはまるでアイドルコンサートのような盛り上がり。ロープが張られカメラ小僧がたむろする中、私は謎の好待遇でミスたちのすぐ隣に居座る。ラオスの美少女たちに胸ときめかせる、気色悪いオヤジでした。
 

1992年、中国雲南省シーサンパンナ(西双版納)での昔話。当時はただの田舎街・景洪から近隣の街まで行こうとボートに乗り込むと目的地にはいつまで経っても着かず、ついに未開放エリアに潜入してしまう。村長宅に連行されるが、なぜか謎の接待!村人には貴重だろう鶏がさばかれ酒宴となる。翌日、村長に引きつられ景洪の公安に出頭するが・・・たいしたお咎めはありませんでした。
 

ラオスの寝台バスが、中国やベトナムの寝台バスと異なる点は、1区画のスペースに2人押し込まれること。私の場合、隣にまさかの女性……と一瞬思ったら、なんと女装をしたオッサンだった!変なことをされやしないかと気が気でないが、結局は一晩の間、何事もなし。オッサンについ偏見を持つ自分を情けなく思いました。
 

国際バスに乗り最も印象に残った光景…ラオスを出発後、何度もトイレ休憩があるのにもかかわらず、地元民はもよおすたびにバスを停車させる。ところがたった数十メートルのイミグレーションを越え、ベトナムに入るとトイレでバスを停車させることはなくなり、バスは順調に進む。陸路国境を前後しての変化は生理現象にまで及ぶのでした。
 

 


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