インドネシアの島々を巡る旅はいよいよバリ島に上陸します。バリ島と言えば、美しいビーチでリゾートライフをおくるのが、まあ一般的なイメージでしょうが、私にとってのバリ島は数々の葬祭儀礼。例えば全島各地にあるバリヒンドゥ寺院の創建日(誕生日!)の前後に行われるオダランや、バリヒンドゥ教徒の火葬式ガベンなどを見学することが目的なのです。バリ島にあるヒンドゥ寺院の数、それは多すぎて正確な数を知る者は(おそらく)誰もいないと思いますが、どんなに小さな集落を訪ねてもヒンドゥ寺院が建ち、それら全てが創建日を持っています。仮に数千のヒンドゥ寺院がバリ島にあるとすれば、年間数千回のオダラン(寺院創建日の祭礼)が行われていると類推できるため、毎日、島内のいろいろな場所でそうした祭礼を見ることができます。では、バリ・ヒンドゥの美しい世界を見ていきましょう。
 

ジャワ島クタパンからフェリーでバリ島に渡ると到着する街がギリマヌク、この居心地の良い田舎町で1~2泊程度休んだ後、次の目的地に向かうのがおススメ。宿泊や食事(ワルン)事情を含めたギリマヌクの街を解説します。
 

旅の途中、落ち着いた物静かな場所でユックリと休息をとりたい、そんな場所として、バリ島のウブドがまさにうってつけです。今回はウブド癒しの観光と題して、スバリ村に至る道を紹介します。
 

バリ島民の約9割を占めるバリ・ヒンドゥ教徒民にとって、ガベンと呼ばれる葬式は人生最大のイベントと呼ぶにふさわしい儀式。このガベンは、観光客にも公開されており、大規模な祭礼とともに火葬式が行われる様子は、葬式というネガティブなイメージからはかけ離れた、壮大な演劇。
 

バリ島の火葬式ガベンは、観光客を含めた多くの方による衆人環視のもと行われる火葬式です。つまり、ご遺体が火葬される様子を皆で見る。しかも、近年はいくつものご家族が合同で火葬式を行うため、派手な山車や葬列、楽団や舞踏まで繰り出す、まさにお祭り騒ぎの様相を呈しています。
 

バリ島では運転免許を持っていなくてもレンタバイクを貸してくれる場所が多く、街なかでは1日320円~400円程度で借りられる、安いぜ!ただ、レンタバイクには巧妙なトラップが、一番の罠は悪徳警官によるワイロの請求!記事では悪徳警官への対処法も詳しく紹介。
 

ウブドで1日レンタバイクを借りてツーリングを楽しみました。今回は、バンリ(クヘン寺院、プンリプラン))を紹介。バンリは通常のツアーコースからは外れているため訪問の機会は少ないが、ガイドブックではしっかりと紹介されているため、実は行ってみたい方は多いのでは?
 

ウブドからレンタバイクでタンパシリンを目指した記録。途中ではコーヒー農園に立ち寄り、何種類ものコーヒーを試飲しました。ティルタ・ウンプルやグヌン・カウィなどの魅力的な寺院や石窟遺跡、テガラランのビュースポットを訪れても半日で十分に観光ができる、おススメのコースです。
 

バリ島のヒンドゥ寺院では、その創設を記念した祭礼をバリ島の暦にしたがって1年ごとに行っており、そうした祭礼をオダランといいます。今回はウブドの隣町、プリアタンで参加したオダランの様子をレポート。ネットを使ったオダラン情報の探し方も紹介します。
 

ゴア・ラワ寺院では数千羽のコウモリが飛び交う洞窟が祀られており、洞窟前の祭壇で祈りを捧げると、敬虔な気持ちが湧きあがると共にかなり異様な雰囲気が味わえる。寺院正面には黒砂の海岸で祈りが捧げられる姿はとても神々しくバリでもっとも印象的な光景の1つ。
 

パダンバイは美しいビーチとオシャレなプチホテルが点在する、とても居心地が良い街。ロンボク島観光の通過点だけではもったいない。しかも、私が訪れた時には運良く祭礼(オダラン)が行われており、とても楽しい時間を過ごせました。
 

旅の日程(2019年4月3日更新)

インドネシアの島々を巡る旅、今回はいよいよバリ島に上陸です。ほぼ1か月間滞在したバリ島では、クタやウブドゥでのリゾートライフを楽しむ一方、私らしくバリ島独特の葬祭儀礼を見学することをメインに旅を続けました。今回の記事でもバリ・ヒンドゥ寺院の祭礼であるオダランや、バリ・ヒンドゥ教の葬祭を紹介していきます。


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