2011年にクチャ、トルファン、ピチャン、ウルムチなどを周った旅行記です。実は2009年にウイグル旅行を計画し、マイレージで航空券を予約していました。しかし、この時期ウイグル全域で大規模な暴動があり、旅行を断念してしまう。今回の旅行は、そのリベンジ、情勢は落ち着きを取り戻し、(表面的には)平和を取り戻したウイグルの素顔を報告します。

新疆ウイグル自治区にあるクチャ(庫車)はシルクロード上の重要な交易都市。クチャ中心部のウイグル族の方が住む下町エリアを紹介します。観光や旅行では触れることが難しい、優しくステキな人々の素顔を伝えられればと思います。
 

新疆ウイグル自治区クチャ(庫車)、団結新橋の周辺で開催される日曜バザールと、橋を渡った西側エリアにある「クチャ大寺」を中心とした下町エリアを紹介。ウイグルの人達って本当に優しい。旅行や観光コースにはない、クチャの下町エリアの魅力をお伝えします。
 

クチャ(庫車)郊外にはスバシ故城やキジル千仏洞、クズルガハ千仏洞といった多くの仏教遺跡や、塩水溝やヤルダン地形群など、多くの見どころがあります。タクシーを1日チャーターし観光しました。今回記事ではスバシ故城と塩水溝を紹介。剥き出しの岩肌が続く険しい環境の中、遺跡は突如現れました。
 

クチャ(庫車)郊外をタクシーで巡った旅記録の続編。今回は、キジル石窟(キジル千仏洞)、ヤルダン地質公園、クズルガハ千仏洞、クズルガハ烽火台などを紹介。キジル石窟の「キジル」とは赤を意味するが、赤岩が剥き出しの乾ききった大地に緑が全く見当たりません。シルクロード交易の偉大さを実感しました。
 

私たちはクチャ滞在を終えトルファンに移動しようと考えていましたが、バスだと、この両都市間で10時間以上かかるらしい。ということで、間に訪問地を1つ挟むことにしました。その街がコルラ(庫爾勒)、発展著しい中国の地方都市といった風情で、ウイグルらしさが全く感じられない不思議な街でした。
 

トルファン市内を徒歩で観光した旅行記です。とくに、蘇公塔までの道のりはウイグル風情が存分に味わえる街並みで、とても優しい方たちに出会える素敵な街でした。蘇公塔以外にもバザールや、青年路の葡萄棚、夜の噴水&音楽ショーを紹介。
 

バスターミナルの一角にある予約ブースで、トルファン郊外を巡る日帰りツアーを前日に手配しました。ツアー代金は1名90元と格安、訪問先は交河故城、カレーズ楽園、火焔山、べぜクリク千仏洞、葡萄溝と周るかなり盛りだくさんのツアーでした。今回はツアー前半部、交河故城とカレーズ楽園を紹介します。
 

火焔山、ベゼクリク千仏洞、葡萄溝の詳細な訪問記。火焔山は高い入場料を払わなくても十分に堪能できます。ベゼクリク千仏洞では、破壊されつつも、依然すばらしい壁画が残され感動しました。葡萄溝は、ウイグル人の生活や舞が身近に見られる人気のテーマパークで楽しめます。
 

新疆最古の村落として著名な「吐峪溝」(トゥヨク)、トルファンに滞在したら、ぜひとも行きたい場所の一つです。「アスターナ古墳群」とあわせ、タクシーで巡りました。チャーター代金は150元。吐峪溝では刀を持った子供たちに襲われる!?
 

広大な砂山の砂漠にラクダの姿、小さい頃から憧れ続けた異郷の光景。実は、トルファン近郊に「ピチャン」(鄯善)という街があり、そこで広大な砂漠が見られるということで、トルファンからバスで向かいました。ピチャンの大沙漠公園は、多くのオブジェがある中国風情が満載の砂漠!
 

ウルムチから車で1時間、天山山脈の麓「天山天池」(天池)は、緑あふれる山に水を満々とたたえた湖、どこか日本の十和田あたりに近い光景が広がります。今回は、天池入場料金よりも安いモグリの日帰りツアーに乗車、天池旅行記を紹介します。
 

ウイグル旅行記、最後の締めは私が本当に美味しいと思ったウイグル料理を紹介します。まず、一番のおススメはラグメン!この麺料理、ただものじゃなく美味しく、毎日食べていました。また、ポロやカワーブといったウイグル料理を紹介。パン(ナン)を売るオジサンがとても微笑ましいのです。
 

「世界旅行記:ウイグル編」は中国・新疆ウイグル自治区に残るシルクロードの痕跡をたどった記録です。旅行記1回目はプロローグとして、この旅の簡単な日程を紹介します。


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