スマトラ島を約1か月間かけてパダンからメダンに抜けるまで旅行をした記録です。途中、ブキティンギやトバ湖(トゥットゥッ)、ブキッラワン、ブラスタギに数日~1週間ほど滞在し、様々な魅力あるスポットをまわりました。中には様々な動植物との遭遇や少数民族の村々での出会い、スマトラならではのトラブルに遭遇しながらの克明な記録となっています。
 
では旅日記の各記事の簡単な説明をご覧ください。
 

インドネシア、スマトラ島を代表する都市の1つ「パダン」、西スマトラ州の州都として近年発展が著しい街。初めてのスマトラ島訪問の第一歩はこのパダンから、約1ヶ月をかけてメダンまで公共バスを乗り継いで旅をします。今回の記事では私が歩きまわったパダンの街を紹介します。
 

スマトラ島パダンからツーリストバスに乗り移動した街はブキティンギという、山あいにたたずむ閑静な観光都市。実は、私にとってブキティンギはスマトラ島で一番居心地が良い街、なんならここに住んでしまっても良いかなと思える街でした。ゲストハウス情報も紹介します。
 

ブキティンギの中心街から10分ほど歩けばガライ・シアノッ渓谷を一望に見渡せるパノラマ公園。非常に壮大な眺めで感動したが、ここで注意が一点。自称ガイドの誘いに安易に乗らないこと。また、ブキティンギから1時間ほど歩くと銀細工で名高いコト・ガダンの街。ここで老夫婦の方と出会い、一緒に街を散策しました。
 

ブキティンギから日帰りの観光先として、一番オモシロイ場所はどこか、私なら迷わずマニンジャウ湖と答えます。マニンジャウ湖はブキティンギから25kmほど離れており、バスで行くと約1.5時間の行程。連続ヘアピンカーブの先にたどり着いた湖は、本当に美しかった
 

スマトラ島のブキティンギからトバ湖岸パラパッまでバスで移動した記録。このバス、実は1990年代にも体験したのですが、その頃と比べると確かに楽だったが。現在でもトラブル続きのバス旅は、観光バス仕様の路線バスから突然オンボロのベモに乗換えさせられ・・・。
 

ブキティンギからバスでやっと着いたトバ湖。パラパッからトゥットゥッまでフェリーで乗りつけ宿を確保します。しかし、トバ湖の安宿は私を簡単に休ませてはくれません。ここはスマトラ、日本では考えもつかない騒動が巻き起こるのです。トバ湖のフェリー旅の詳細も報告。
 

知らない街にたどり着いたときは、まず居心地の良いカフェを探す。楽しく落ち着いた時が過ごせる場所を見つけることが初日のミッション。トバ湖では1週間滞在したが、ここで見つけたいくつかのカフェは、長いアジア旅の中でも最上級のカフェでした。
 

トゥットゥッからトモッまでは3kmほどの道のり、自転車で観光するには手軽な場所。トモッにはこの地で栄えた王家の墓が残り、とくにシダブダル王の墓は見応えがあるとのこと。あまり期待をしていなかったが、最近つくられた巨大な墓にマーケットと見どころいっぱいの探索となりました。
 

トバ湖を自転車で観光中に立ち寄った街アンバリータでは、学校帰りの子供たちと遭遇、もう大騒ぎです!変顔をぶつけるなど元気な子供たちの姿は世界共通。そんな子供たちに連れてこられた場所は見るからに怪しい石像が2体鎮座、そして謎の体育座り。この時点で期待が高まります。
 

1週間ほど滞在したトバ湖サモシール島、この辺境の地の滞在記と観光案内もいよいよクライマックス、トゥットゥッからは20km近く離れた街シマニンドへ向かいました。ただ自転車で往復40kmも運転するのはキツイ、翌日は足腰が立たずフラフラの状態になるなんて想像もしたくない。
 

トバ湖からメダンに移動。久々のシティライフに興奮しまくり?メダンでは中心街のショッピングモールにあるマクドナルドに陣取り、街歩きと観光を開始。まずは近場の観光スポット、スルタンの栄華を今に伝えるマイムーン王宮やモスク(マスジッ・ラヤ)を見てまわります。
 

ブキッ・ラワン。ここに行く目的は、オラウータンなどの野生動物を探すジャングルトレッキングでしょう。オラウータンは私の隣りにドンっと飛んできて私の顔を覗き込んだ。その時の彼の顔は確かに笑っていた!メダンからブキッ・ラワンまで公共バスでの行き方も紹介します。
 

ブラスタギまでバスで行く際は、メダンのバスターミナルで出没する詐欺師に注意。彼の旅行者を騙す技を公開。ブラスタギの街なかを観光するが変なモニュメントに迷路のようなマーケットに心奪われる。ちなみに余裕があればグンダリン展望台までボロボロのベモに乗って行くのもオツです。
 

スマトラ島ブラスタギ近郊にはカロ・バタッ人が住む集落がいくつかあり、公共バスで容易にアクセスすることができます。私は、ブラスタギから日帰りでリンガとドカンという小さな集落を巡りましたが、いずれも特徴的な伝統家屋が残る。しかも観光客が珍しいのか、村の子供たちはずっと私と一緒、楽しい旅となりました。
 

ご存知の方も多いと思いますがインドネシアは火山大国、中でもスマトラ島はシバヤッ山やシナブン山、シンガラン山をはじめ数多くの活火山が現在も活動を続けているのです。こうした火山が多いということは・・・そう、温泉!ブラスタギ近郊には温泉街(!?)が存在し、プールのような広い露天風呂で極楽ゴクラクとまるで日本の温泉保養旅行のようなレジャーが楽しめるのです。しかもアクセスは公共バスで簡単にアクセスできるとなったら、やはり行くしかないですね。
 

旅の日程(2019年2月3日更新)

アジア各地を生活するように旅をする旅日記シリーズ、今回はインドネシアのスマトラ島に滞在した記録を報告します。クアラルンプールからエアアジア便でスマトラ島のパダン入り。この時期はラマダンに当たり、日が出ている間は外食がはばかられる時期でした。ただ、イスラム教徒ではない私がレストランを利用することは・・・まぁ探せば何とかなります。
パダンからは、ブキティンギ、トバ湖を通り、スマトラを代表する大都市メダンまで公共バスで縦断、メダン周辺ではブキッラワンやブラスタギに滞在しました。


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