ラオス~カンボジア陸路の国境越えで厄介な悪徳役人
今回ラオスからカンボジアに陸路で初めて入国したのですが、私はその後2017年までにこの国境を4回利用した経験があります。ただ、この国境は通るたびに毎回何らかのトラブルがある、いわくつきの国境なのです。私など4回も利用したので、こうしたトラブルに対応する術を持っていますが、大した情報を持ち合わせていな…
カンボジア・クラチエの街を紹介、歩いて観光します
無事にカンボジア入国を果たし目指す街はクラチエ、この街はメコン川に沿って築かれた小さな街です。実はクラティエ周辺には100匹以上のイルカ(イラワジイルカ)が生息しているとみられ、近年エコツーリズムブームの影響か、外国人バックパッカーに人気の観光スポットとなっています。ただ、イルカを見ること以外にも、…
ラオス南部旅日記:全5記事
昨今バックパッカーに大人気の国ラオス。近隣のアジア諸国と比べ開発はやや遅れているためか、街も人も景色も素朴な様子が魅力となり、私たちバックパッカーのツボにはまるのでしょうか。私もこの国が好きで、2012年以降は年に2~3回のペースで訪れています。今回はラオス南部を重点的に旅行をしました。チャンパーサ…
世界遺産のお膝元チャンパーサックの街まで行くのは簡単
ラオス南部の街チャムパーサック(チャンパーサック)には世界文化遺産に指定された壮大な遺跡群があります。その名は「ワットプー」、現在のカンボジアの主要民族・クメール人により建立されたヒンドゥー寺院です。このワットプーを目指すため、メコン川に面した田舎町チャムパーサックに滞在することにしました。 &nb…
ラオスの世界遺産ワットプー(チャンパーサック)を巡る
ラオス国内にはユネスコ世界文化遺産に指定された街・遺跡群が2ヶ所あります。まず1ヶ所目はご存知ルアンパパンの街、こちらは欧米人バックパッカーだけではなく、中国や韓国、タイといったアジア人観光客にとっても大人気のデスティネーションとなっていますね。そしてもう1ヶ所「チャンパサック県の文化的景観にあるワ…
シーパンドンの楽園ドンデット、夕陽と動物に癒される日々
チャムパーサックを満喫した私たちが次に向かう目的地はシーパンドン。メコン川の中州にある島々の数を表した地名で、ラオス語でシーパンが4000、ドンが島を意味しています。この辺りに4000もの島々が本当に存在しているかどうか私には判りませんが、船でメコン川を横切るだけでも大小さまざまな島を見ることができ…
ドンコーン(コーン島)をレンタルサイクルで巡る旅
シーパンドンには4000の島々があると言われていますが、そのうちバックパッカーに馴染みがある島はドンデットとドンコーンの2つではないでしょうか。私の場合ドンデットのゲストハウスに滞在し、何もしない"極上"の日々を過ごしていました。しかし、その状態で何日もいるのはさすが退屈になる。ここは意を決して、シ…
つれづれ旅 東京滞在記:全9記事《2019年3月31日更新》
2017年末に東京に戻ってきてから現在まで、実は海外には出ておりません。私の伴侶と高齢義母の3人で東京滞在を楽しんでいます。久々に日本に滞在すると「え、ここってどこ、まるで海外旅行と一緒?」という、外人旅行者が東京滞在を楽しむような感覚に陥ります。東京・・・面白い街じゃん!外人バックパッカーになった…
氷見線を巡る旅 1)国鉄型気動車キハ40とキハ47に興奮!
今から少し前になりますが2018年9月に富山県を訪問する機会があり、氷見線に乗車をしてきました。久々に見た国鉄型気動車キハ40やキハ47を目の当たりにして大興奮、その上、氷見市内をぶらつくうちにオイシイ海鮮丼を堪能したり、雨晴の美しい海岸を散策しました。 そもそも、なぜ富山を訪問したの…
池袋北口の格安ランチ、韓国料理2店は500円で競争状態?
池袋北口と言えばチャイナタウンというイメージが強いのではないでしょうか。確かに、中華料理屋が多数林立し、本場の味と何ら変わらない中国家庭料理を出す店も増えてきました。 ただ、そうした中華料理店に埋もれていながら、本場の韓国家庭料理を提供する店が何軒かあることを皆さんはご存知でしょうか?…
90歳代!高齢義母と車イス旅 3)三浦まほろば人生の休息
私と伴侶、伴侶の母(私にとって義母)の3人で三浦半島を旅した記録の第3弾、今回は私たちが宿泊したリゾートホテル「マホロバ マインズ三浦」について紹介します。 ホテルの名前についた「まほろば」という言葉、元々はどういった意味かご存知でしょうか。「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意…
90歳代!高齢義母と車イス旅 2)横須賀の軍艦と人情居酒屋
私と伴侶、伴侶の母の3名で三浦半島を4日間旅した珍道中の報告、第2弾。今回は横須賀市内に出没、海風がキツイ中を義母の車イスを押しながら旅するのはかなり疲れましたが、横須賀の方々の暖かい眼差しに助けられ、楽しく街を散策できました。 今回の旅行、もともとのキッカケは義母が「美味しいマグロがどうしても食べ…
90歳代!高齢義母と車イス旅 1)三浦海岸の格安食堂で舌鼓
先日11月5日から11月8日まで、私と伴侶、伴侶の母(つまり義母ですね)の3名で神奈川県の三浦半島を旅行しました。義母は現在90歳代半ば、足が不自由で車イスを使った生活をしています。 義母は食道楽で、以前からおいしい地物の「寿司・ウナギ・ウニ」が食べたいと言っていましたが、今回はどうし…
プロローグ 旅の日程 2010年4月27日~5月10日
2010年のゴールデンウィークは、伴侶と一緒にジャワ島を2週間程度まわりました。実はジャワ島は1991年、まだ私が大学生だった頃に訪れた思い出の地。出張でジャカルタの地を踏んだことはありましたが、まともに観光するのは約20年ぶりです。ジョグジャカルタではボロブドゥール、プランバナン寺院といったインド…
インドネシア・スラカルタ(ソロ)王宮に見る古都の栄華
インドネシア・ジャワ島中部の都市スラカルタは、18世紀以降マタラム王国の王都として栄華を誇った、現在でも旧称「ソロ」と呼ばれることが多い街。ところが、ジャワ文化を語る際に外せない街として真っ先に上がるのはジョグジャカルタ(ジョグジャ)で、スラカルタの知名度はさほど高いとは思えません。今回の旅行でも実…
インドネシア・ソロ、スクー寺院で見た怪しげな石像たち
現在のインドネシアでは国民の約9割がイスラム教を信仰している世界最大のムスリム国家で、ジャワ島におけるムスリム比率はとくに高いのが実情です。しかし、15世紀までを見るとヒンドゥー教を信仰する王国がたびたび栄え、とくに1293年から1478年までのマジャパヒト王国統治期はヒンドゥー文化が花開いた時代だ…
ソロ郊外、チュト寺院は中米マヤ文明の香りがプンプン匂う
ソロ(スラカルタ)郊外にあるいにしえの石造寺院群を巡る報告の第二弾、前回報告では、エロチックな石像やレリーフに囲まれたスクー寺院を紹介しました。今回はスクー寺院から再びバイクタクシー(オジェッ)に乗り、バリヒンドゥの特徴ともいえる割れ門や、どの宗教の様式かはなはだ疑問のピラミッドが残る「チュト寺院」…
1991年のブロモ山は今と変わらず美しい姿を見せます
ソロ(スラカルタ)を十分に満喫した私たちは、次の目的地「ブロモ山」に向かうことにします。このブロモ山はジャワ島東部にあるカルデラ火山、現在でも活発な火山活動を行う場所としてソロ(スラカルタ)以東ではもっとも有名な観光スポットでしょう。実はこのブロモ山を訪問するのは1991年以来、およそ20年ぶり。今…