タイ北部の山岳地域をぶらぶらうろついた記録です。チェンマイやチェンライといった、タイ北部を代表する観光都市に加え、奥深い山あいにある山岳少数民族の集落を精力的に探索しました。チェンライでは、タイを代表する2人の芸術家がつくり上げた建造物、またメーホンソンやメーサロンの街をいくつかの記事に分けて特集しました。
 
通称「首長族」と呼ばれるパドゥン族の観光集落をいくつか訪問し、観光開発における文化保存のあり方について考えさせられるものがありました。また、中国国共内戦の終結後、台湾に逃れることが叶わなかった中国国民党の残党がつくり上げた村もいくつか訪問。かなりディープなタイ北部旅行記です。

私自身、チェンマイはとても好きな街の1つ、なんならここに住んでも良いと思っています。今回は、バックパッカーの方に向け、チェンマイの歩き方と、私の独断で選んだおすすめの寺院を紹介します。
 

タイ北部の山間部にある「パーイ」の街は、ここ数年バックパッカーに絶大な人気を集める街です。今回はパーイのツーリングコースを紹介。初めてバイクをレンタルする方でも、おそらく道に迷わず一番楽な「モーペンの滝」を目指すコースを紹介します。
 

パーイのツーリングコース、今回はcoffee in Love、パムボックの滝、パーイキャニオン、メモリアルブリッジ、エレファントキャンプを巡る、盛りだくさんのコースを紹介します。このコース、インスタ映えスポットが多く、かなり楽しめますよ。
 

メーホンソンは、チョンカム湖の周囲に街が広がる、ほどよい大きさの落ち着いた街。今回はチョンカム湖周辺エリアを紹介。風光明媚な上に落ち着いて静か、カフェやゲストハウスが立ち並び、バックパッカーにとって本当に便利なエリアです。
 

メーホンソンはチョンカム湖を中心に広がっているが、このチョンカム湖から徒歩30分圏内にも多くの見どころがあります。メーホンソン市街地を眺望する絶好のスポットWat Phrathat Doi Kongmuと、メーホンソン空港のすぐ脇にあるマーケット&寺院を紹介。
 

メーホンソンを訪れる観光客の大きな目的は、「首長族」と呼ばれるパドゥン族の村を訪問すること。ゲストハウスオーナーの提案に従い、メーホンソン郊外のバイクツアーに参加。パドゥン族の村「Ban Huai Seau Tao」を訪れた記録です。
 

メーホンソンの郊外「Ban Rak Thai」をバイクで訪問。この村、中国国民党の残党がつくったゲリラ村としての歴史を持つ。1980年代前半まではタイ政府ですら容易に立ち入ることができない、アンタッチャブルな存在の村。今は平和なローカルリゾートに変貌しています。
 

メーホンソンのバイクツアー報告もいよいよ最後。今回の記事では、「モン族やシャン族が暮らす村」と「Phu Klon Country Club Health Mud Spa(プークロン温泉)」を紹介。プークロン温泉の泥スパを体験し、身も心もリフレッシュ!
 

メーサリアンに着いてすぐにバスの時刻表をチェック。この街、『地球の歩き方』にすら掲載されず、もともと情報は少なかったですが、バスターミナルを出てすぐに大きな地図が見つかるので、そちらで観光やホテル情報をチェックできました。
 

タイ北部で訪れたい観光スポットを、どこか1ヶ所だけ挙げるとすれば、私なら迷わずワットロンクン(別名ホワイトテンプル)を推します。純白に彩られたキラキラに美しく輝きを放つ寺院は、世界のどこへ行っても見ることができない光景。ワットロンクンへの行き方を含め詳細に解説します。
 

チェンライは、タイを代表する2人の芸術家コーシッピパットと ダッチャニ―の作品に触れられる貴重な街です。とくにダッチャニーがデザインしたバーンダム(黒い家)は呪術や精霊といった信仰に根差したオブジェが多く、独特の退廃的な雰囲気を堪能できる空間。時計塔とあわせ紹介します。
 

タイ・メーサイの街から小さな橋を渡ると、そこはミャンマーのタチレク。この街はビザランの聖地として、バックパッカーにお馴染みの街ですよね。今回はタチレクの街を3~4時間程度は滞在しようという方に、おススメの観光スポットを紹介します。
 

メーサロンはチェンライから北西に70kmほど離れた、山間部にある村。山岳少数民族の方たちが多く居住する街ですが、ここを特徴づけるのは主な居住者が華人である点。メーサロンへの行き方や宿泊・食事事情、朝の市場の様子などを伝えます。
 

メーサロン郊外にある首長族の村ヤパー村、ここまで自分でバイクをチャーターして行きました。もらったガイドマップを見れば道に迷う個所はないはずです。ゆっくり走って1時間程度、道中にはアカ族の村も点在しており、楽しいツーリングでした。
 

メーサロンから手軽にアクセスできるアカ族集落をいくつか紹介します。メーサロンから歩いてアクセスできる場所にも魅力的な山岳民族の集落が点在しており、とても貴重な体験ができます。
 

メーサロンに残る、中国国民党と段希文将軍の足跡をたどってみました。一味違ったタイ観光の実態を報告します。
 

旅の日程(2018年6月10日更新)

ジャワ島滞在を終えた後、10月初めまでマレーシアやタイ・バンコクを中心に滞在していましたが、それをブログに起こすことはいささか躊躇してしまうため、アジア旅日記では一気にチェンマイまで飛んでしまいます。10月7日にバンコクから夜行列車(特急No13の2等寝台)でチェンマイに到着した後、タイ北部の街、パーイやメーホンソン、チェンライ、メーサイ、メーサロンなどを訪問しました。これらタイ北部の緩い空気が流れる街は大変居心地がよく、つい長居をしてしまいました。この記事では、旅の日程について紹介します


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