シハヌークビルは中途半端な凡庸さが魅力の偉大なリゾート
今やカンボジアを代表するリゾートエリアとなったシハヌークビル。古いバックパッカーの私にとって、カンボジアとビーチリゾートというのは全く結びつかなかったが、このシハヌークビルでは昨今カジノも開業し、バックパッカーだけではなくツアー観光客(大半は中国人)にとっても脚光を浴びる街となった様子。  …
プレアヴィヒア観光の拠点スラエム(スラァエム)に泊まる
カンボジアのクメール遺跡で近年バックパッカーの人気を集める場所として、まず挙げなければいけないのは「天空の遺跡」プレアヴィヒア寺院ではないでしょうか。標高625mの断崖から眼下を見下ろす光景はSNSでもお馴染みの光景かもしれない。しかも、2008年にユネスコ世界文化遺産に指定された後は、カンボジア・…
コンポントム郊外の数ある見所をバイクタクシーで旅する
コンポントムを訪れた当初の目的は、現在は世界遺産にも指定されたサンボープレクックを訪れることでした。しかし、私に声をかけたバイクタクシーのドライバーの話しを聞くうちに、コンポントムの魅力はこの巨大遺跡群だけに留まるものではないことが判ってきた。むしろ、カンボジアの観光スポットがクメール遺跡しかないと…
無人の廃墟サンボープレイクックをバイクタクシーで巡る
サンボープレイクックは7世紀前半に創建されたプレアンコール期を代表する遺跡群、2017年にはユネスコ世界遺産に指定されたことで近年は注目度が上昇している話題の遺跡群と言えるでしょうか。と、ガイドブックにあるような決まり文句を連ねてきたが、カンボジアに大挙押し寄せるバックパッカーが拠点とするシェムリア…
コンポントム街なか観光、昆虫市場とコウモリ樹木に驚愕
コンポントムはプノンペンとシェムリアップの中間辺りにある街、両都市を行きかうツーリストにとってはバスの休憩で立ち寄る場所といった程度の認識でしょうか。まぁ最近は2017年に世界遺産に指定されたサンボープレイクック観光の拠点として観光客が増えているようですが・・・。しかし、遺跡観光を目的としているツー…
コンポンチャムで迎えるメコンの情景と艶っぽい像たち
カンボジアならどの街に住んでみたいか、私なら真っ先にコンポンチャムと答えます。2012年に初めて訪れて以来いく度となく足繁く通う街、以前2度の記事で報告して(「コンポンチャム最大の観光スポットはバンブーブリッジだ!」「コンポンチャム旅行で必見の観光スポットを紹介」)、私がいかにこの街を気に入ったかを…
タイ東北部旅日記:全9記事
ミャンマー旅行を終え戻ってきたホームタウン・バンコク。しばらくは不夜城バンコクでシティーライフ(!)を送ろうと考えていたが、うずうずと旅人魂がうずいてくる。そういえば、タイ東北部=いわゆるイサーン地方から出稼ぎに来るタイの方はよく見かけるが、このエリアをまともに旅行したことがない。そこで今回はイサー…
ナコーンラーチャシマのオモシロ・スポットはどこにある?
バンコクでのお祭り騒ぎな生活にはウンザリ・飽きあき、そうだ旅に出よう! 1ヶ月間にわたるミャンマーの旅を終え、例によってバンコクでしばらく羽を伸ばす日々。しかし、バンコクにいると、とにかくお金が羽をつけて飛んで行ってしまう。そりゃ毎日、昼も晩もバンコクの誘惑につきあっていたらキリがない(他の記事で書…
ウドゥムポンピサイ(スリン近郊)寺院&遺跡のぶっ飛び方
いつもならバンコクからウボンラチャターニまで夜行列車で直行してしまうのですが、今回はタイ東北部の街をメインに巡る旅、ナコンラーチャシマで中国新年(春節)を堪能した後、スリンに向かいます。さてこのスリン、一般的には「象の街」として有名らしいのですが、「象祭り」のタイミングを外せば観光客が大挙押し寄せる…
スリンの街なかを歩いて観光する、地味に楽しめる象の街
スリンの街は何の変哲もないタイの地方都市です。しかし、駅・バスターミナルやショッピングモール・飲食店街などがコンパクトにまとまり歩いてまわれる程良い街の大きさと、観光客が少ない割にはそれなりに見応えがある観光スポット(地獄寺、クメール遺跡など)へ手軽にアクセスできる点が気に入りました。しかも、日本で…
珠玉のクメール遺跡、パノムルンとシーコーラプームを巡る
タイ東北部はイサーンとも呼ばれる広大なエリア、過去にラーオ族(現在、ラオスの主要民族)やクメール族(現在、カンボジアの主要民族)と接触を繰り返した歴史を通し、独特の風土がつくりあげられた地域。大雑把に言えば、ウドンターニやノーンカイを擁するイサーン北部はラーオ文化、ナコンラーチャシマやスリンを擁する…
タイの地方都市カラシン、街なかの観光と歩き方
タイ東北部イサーン地方を巡る旅、オモシロスポットを求めカラシンに到達しました。ってカラシンってどこ?そんな街の名前は聞いたことがないよという方が大多数だと思います。『地球の歩き方』などのガイドブックを見てもカラシンの記述はいっさいナシ、つまり日本では有力な観光地として認知された街ではないということで…
タイ最大の恐竜博物館シリントーン博物館へ公共バスで行く
タイ・イサーンの地方都市カラシンにわざわざ足を伸ばしたのは、東南アジアを代表する恐竜博物館があると聞きつけたからです。その博物館の名はシリントーン博物館(Sirindhorn Museum)・・・と言ってもご存知の方はほとんどいないのでは。なにせ日本を代表するガイドブック『地球の歩き方』にも記載がな…
ラオス南部の隠れた食の都サワンナケートで味わう至福の時
ラオス南部の地方都市サワンナケートはタイやベトナムにほど近く、国境間貿易や交通の要所として近年発展を遂げてきた街・・・と言えばあたかもビルが立ち並ぶ都会を連想しますが、そんな訳がありません!だってラオスですよ、首都ビエンチャンでさえ高層ビルが立ち並ぶ摩天楼とは程遠く、カンボジアのプノンペンやベトナム…
ラオス・パクセでネコと遊びながら見上げるフェラーリ
ラオス南部最大の都市パクセは、ラオス全体で見てもビエンチャンに次ぎ2番目に大きな都市。としたら、あのルアンパパンよりも都市規模が大きいパクセは、さぞかし発展し観光客もウジャウジャいるのかと想像してしまうかも・・・そんな訳ありません! ここは何と言ってもラオス、2番目に人口が多い=大都市…
ミャンマー旅日記.2:全8記事
1ヶ月にわたるミャンマー旅行はとても濃密な旅行となり、記事の分量も増えてしまったため、ミャンマー編を「1(前編)」と「2(後編)」に分けて公開します。こちらはミャンマー旅日記の後編、マンダレーと周辺の観光都市、チャイティーヨ(ゴールデンロック)、バゴーを巡った記録です。奇妙な造形物や巨大な仏たちに出…
マンダレー、変な造形物が溢れた下町を自転車で観光
ほぼ1ヶ月にわたるミャンマーの旅もここからは第2章、ヤンゴンに次ぐ第2の人口規模を持つ大都市マンダレーに上陸です。これまで、インレー湖を中心にシャン高原を巡っていた私にとってマンダレーは久々の大都市、騒音や大気の汚さにウンザリすることも多い。しかし、ダウンタウンの裏道をただブラつくと、妙な造形物が街…
マンダレー観光は王宮の北東に建つ寺院群をまず目指そう
ミャンマー第2の経済都市マンダレーは、バガンやインレー湖と並ぶミャンマーを代表する観光都市としての側面もあります。バックパッカーとしてマンダレーに滞在したなら、おそらくはマンダレーヒルや周辺の衛星都市アマラプラなどを目指す方が多いとは思いますが、ではマンダレー中心街での見所というと・・・前回の記事で…