タイ東北部旅日記

ウドゥムポンピサイ(スリン近郊)寺院&遺跡のぶっ飛び方

いつもならバンコクからウボンラチャターニまで夜行列車で直行してしまうのですが、今回はタイ東北部の街をメインに巡る旅、ナコンラーチャシマで中国新年(春節)を堪能した後、スリンに向かいます。さてこのスリン、一般的には「象の街」として有名らしいのですが、「象祭り」のタイミングを外せば観光客が大挙押し寄せる…
続きを読む
タイ東北部旅日記

スリンの街なかを歩いて観光する、地味に楽しめる象の街

スリンの街は何の変哲もないタイの地方都市です。しかし、駅・バスターミナルやショッピングモール・飲食店街などがコンパクトにまとまり歩いてまわれる程良い街の大きさと、観光客が少ない割にはそれなりに見応えがある観光スポット(地獄寺、クメール遺跡など)へ手軽にアクセスできる点が気に入りました。しかも、日本で…
続きを読む
タイ東北部旅日記

珠玉のクメール遺跡、パノムルンとシーコーラプームを巡る

タイ東北部はイサーンとも呼ばれる広大なエリア、過去にラーオ族(現在、ラオスの主要民族)やクメール族(現在、カンボジアの主要民族)と接触を繰り返した歴史を通し、独特の風土がつくりあげられた地域。大雑把に言えば、ウドンターニやノーンカイを擁するイサーン北部はラーオ文化、ナコンラーチャシマやスリンを擁する…
続きを読む
タイ東北部旅日記

タイの地方都市カラシン、街なかの観光と歩き方

タイ東北部イサーン地方を巡る旅、オモシロスポットを求めカラシンに到達しました。ってカラシンってどこ?そんな街の名前は聞いたことがないよという方が大多数だと思います。『地球の歩き方』などのガイドブックを見てもカラシンの記述はいっさいナシ、つまり日本では有力な観光地として認知された街ではないということで…
続きを読む
タイ東北部旅日記

タイ最大の恐竜博物館シリントーン博物館へ公共バスで行く

タイ・イサーンの地方都市カラシンにわざわざ足を伸ばしたのは、東南アジアを代表する恐竜博物館があると聞きつけたからです。その博物館の名はシリントーン博物館(Sirindhorn Museum)・・・と言ってもご存知の方はほとんどいないのでは。なにせ日本を代表するガイドブック『地球の歩き方』にも記載がな…
続きを読む
タイ東北部旅日記

ラオス南部の隠れた食の都サワンナケートで味わう至福の時

ラオス南部の地方都市サワンナケートはタイやベトナムにほど近く、国境間貿易や交通の要所として近年発展を遂げてきた街・・・と言えばあたかもビルが立ち並ぶ都会を連想しますが、そんな訳がありません!だってラオスですよ、首都ビエンチャンでさえ高層ビルが立ち並ぶ摩天楼とは程遠く、カンボジアのプノンペンやベトナム…
続きを読む
タイ東北部旅日記

ラオス・パクセでネコと遊びながら見上げるフェラーリ

ラオス南部最大の都市パクセは、ラオス全体で見てもビエンチャンに次ぎ2番目に大きな都市。としたら、あのルアンパパンよりも都市規模が大きいパクセは、さぞかし発展し観光客もウジャウジャいるのかと想像してしまうかも・・・そんな訳ありません!   ここは何と言ってもラオス、2番目に人口が多い=大都市…
続きを読む
タイ東北部旅日記

旅の日程

1ヶ月にわたるミャンマー旅行を終えバンコクで骨を休めるが遊びに明け暮れる日々はスグに飽きるもの、旅をしたい病気が再発します。今回はタイ東北部でこれまでに訪れたことがない街を重点的に訪問。エキセントリックな地獄寺や小さなクメール遺跡、観光ガイドにも見放された外国人がまず訪れない街のオモシロスポットなど…
続きを読む
東南アジア旅日記

ミャンマー旅日記.2:全8記事

1ヶ月にわたるミャンマー旅行はとても濃密な旅行となり、記事の分量も増えてしまったため、ミャンマー編を「1(前編)」と「2(後編)」に分けて公開します。こちらはミャンマー旅日記の後編、マンダレーと周辺の観光都市、チャイティーヨ(ゴールデンロック)、バゴーを巡った記録です。奇妙な造形物や巨大な仏たちに出…
続きを読む
ミャンマー旅日記.2

マンダレー、変な造形物が溢れた下町を自転車で観光

ほぼ1ヶ月にわたるミャンマーの旅もここからは第2章、ヤンゴンに次ぐ第2の人口規模を持つ大都市マンダレーに上陸です。これまで、インレー湖を中心にシャン高原を巡っていた私にとってマンダレーは久々の大都市、騒音や大気の汚さにウンザリすることも多い。しかし、ダウンタウンの裏道をただブラつくと、妙な造形物が街…
続きを読む
ミャンマー旅日記.2

マンダレー観光は王宮の北東に建つ寺院群をまず目指そう

ミャンマー第2の経済都市マンダレーは、バガンやインレー湖と並ぶミャンマーを代表する観光都市としての側面もあります。バックパッカーとしてマンダレーに滞在したなら、おそらくはマンダレーヒルや周辺の衛星都市アマラプラなどを目指す方が多いとは思いますが、ではマンダレー中心街での見所というと・・・前回の記事で…
続きを読む
ミャンマー旅日記.2

アマラプラで興奮!ウーベイン木橋に寺院に象のパレード…

まずは旅の話しを始める前に、簡単な歴史の話し。ミャンマーの歴史をひも解くと、16世紀バイナウン治世期のタウングー王朝は現在のミャンマー国土の大半を掌握した上に、タイのアユタヤ王朝を属国化するなど、おそらくミャンマー=ビルマの最盛期を迎えます。17世紀前半にはマンダレー郊外のインワという街に遷都、それ…
続きを読む
ミャンマー旅日記.2

ミングォン観光記:格差が生じ始めた集落に想いを馳せる

マンダレー郊外には特色ある古都がいくつもあるが、その大部分が日帰りで(外国人バックパッカーにとって)簡単に観光ができるステキなデスティネーション。私も(前回記事で紹介した)アマラプラで艶めかしきマヌーティア像と象や牛車が多数登場したパレードに遭遇し興奮!これに味をしめ、当初は関心がなかったマンダレー…
続きを読む
ミャンマー旅日記.2

マンダレーヒル、神様が指し示す道標に沿って登ってみた

マンダレー市内に何日か滞在し郊外も含め多くの観光スポットを巡ってきたが、この街で最大の聖地であり観光スポットをいまだに訪れていないことに気がつく。実はそれがマンダレーヒルなのだが、ミャンマー旅行中どの街にもある仏教遺跡や寺院ばかりを巡り、正直言って飽きてきました。しかもマンダレー郊外の街も期待外れの…
続きを読む
ミャンマー旅日記.2

ゴールデンロック行きトラックはオバサマ達との運命共同体

ミャンマーをまともに旅行するのは初めての経験。滞在期限1ヶ月のうちなるべく多くの街を見てまわりたいと考えていたが、うだるような暑さと胃もたれしそうな料理が重なりダウン・・・寸前でした。とくにマンダレー市街地は大気汚染もひどいようで、息苦しいなと思い鼻をかむと真っ黒い汁がチリ紙につく。この街とは離れた…
続きを読む
ミャンマー旅日記.2

バゴーの巨大な寝仏たちを巡り心頭滅却、暑さもまた涼し?

ミャンマー滞在も3週間を過ぎて残すところは1週間ほど、いよいよラストスパートといったところでしょうか。最後にヤンゴンから早朝の空路で発つことを考えれば、ヤンゴンからなるべく近い街に移動したい。ゴールデンロック観光の拠点キンプンとヤンゴンの間に位置する、バゴーという地方都市に目を付けました。 &nbs…
続きを読む
ミャンマー旅日記.2

バゴーを自転車で観光、沈没寸前の旅人に渇を入れる巨大仏

1ヶ月にわたるミャンマー旅行で最後の訪問地と決めたバゴー。ミャンマー観光といえば、概ね巨大な寺院や遺跡等とにかくインパクトが強い仏教関連の建造物が多く、いいかげん飽きが生じていたのだが、最後にバゴーを選択しておいて良かった。この街も見どころは仏教寺院や仏像なのですが、もうそんなの見飽きたよなんて決し…
続きを読む
東南アジア旅日記

ミャンマー旅日記.1:全13記事

オバマ前米大統領のミャンマー訪問以降、発展スピードを急速に上げたミャンマーは今や日米欧にとってもっとも注目度が高い国の1つ、東南アジア各国を拠点に旅をする私にとってもミャンマーはいつか訪れたい国でした。しかし、これまでビザランで何度かお世話になった程度で、タイと国境を接する街を日帰りで訪問したことが…
続きを読む
ミャンマー旅日記.1

ヤンゴンの熱い臭気、ここはもしや20年前の中国やタイ?

これまで東南アジア通を自認してきた私ですが、訪れたことがなかった国が2つあります。それはミャンマーと東チモール。ミャンマーについてはビザランでタチレクやコートンに足を踏み入れたことは度々あるが、それも日帰りでタイにとんぼ返り、これでは訪れたことにはなりません。2012年にオバマ米大統領のミャンマー歴…
続きを読む
ミャンマー旅日記.1

ニャウンウーの隠れた見所、奇怪な寺院と奇妙な舞踊家

ヤンゴン滞在を短く切り上げバスで向かった先はミャンマーで一番の見所といえるバガン。ここは無数の仏教遺跡群が平原に点在、それを高所から眺めればもうそれはスバラシイ絶景が広がり言葉に表すのは無粋なほど・・・ただ、今や世界的に人気の観光地となったバガンも"映え写真"を狙ってのことでしょうか、夕刻になればそ…
続きを読む