ジャワ島旅日記.1

ジョグジャカルタ ソノブドヨ博物館はジャワ芸術の真骨頂

ジョグジャカルタ市内でどこか1ヶ所だけを見学するのなら、私ならソノブドヨ博物館を推します。ここでは、毎日夜に「ワヤンクリ」と呼ばれる影絵芝居が行われることで有名ですが、午前中はジャワ文化の博物館として、ガムランで使われる様々な楽器、人形、刀剣(クリス)、伝統衣装、伝統工芸品、日用雑貨品などが展示され…
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バリ島旅日記.1

バリ島の休日 クタ&サヌールで過ごすマッタリな日々

2012年8月12日から8月25日までの2週間程度は、バリ島のクタ&レギャンやサヌールなどのビーチリゾートでマッタリと過ごしていました。しかし、ビーチリゾートで過ごす日々って記事にすることはないんです。   クタやサヌールのビーチで2週間の滞在・・・男一人で何をしていたのでしょうか?実はビ…
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バリ島旅日記.1

バリ島 安食堂&屋台で食べるナシチャンプルは絶品!

バリ島のビーチリゾート、クタ&サヌールで過ごした中で、私にとって一番の楽しみは「食べる」こと。中でも、「ナシチャンプル」を食べ歩くことが一番の楽しみでした。今回の記事では、クタ&サヌールの安食堂&屋台で食べたナシチャンプルを価格帯別に紹介します。   ところで、ナシチャンプルって何? ナシ…
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バリ島旅日記.1

ウブドで満喫、伝統的バリ:ガルンガン前日はみんなで準備

バリ・ヒンドゥ社会の暦には、重要な祭礼日が3回あります。まず、ここで挙げなければいけないのは「ニュピ」。バリ暦の元日に当たり、この日は夜明け前から翌日の夜明けまで外出や火の使用、労働などが禁じられ、空港や港も閉鎖されます。また、「ガルンガン」とその10日後にあたる「クニンガン」もバリ暦の重要な祭礼で…
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バリ島旅日記.1

バリ島ウブドで迎えるガルンガンの朝 皆でお祭り気分!

ガルンガンの日の早朝、部屋の外のテーブルに物を置く音が聞こえ目覚める。まだ朝食が置かれる時間ではないなと思いながら外に出ると、サボジラやリンゴなどが入ったフルーツプレートが置かれていました。ゲストハウスファミリーのお子さんは伝統衣装でおめかしをしながら、私にも浮かれた挨拶をする。お祭りの朝を迎えまし…
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バリ島旅日記.1

バリ島の奇祭(1)聖獣バロンが集合、バロンの大行進!

バリ島に数多くあるヒンドゥー寺院、それらの寺院ではバリ暦に従い伝統的な祭礼(オダラン)が行われます。今回、私がウブドに滞在したガルンガンからクニンガンに至る10日間は、多くのオダランが見られるとくにラッキーな期間だと言えます。ガルンガンの翌日「マニス・ガルンガン」(Hari Umanis Galun…
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バリ島旅日記.1

バリ島の奇祭(2)豪華絢爛!天女たちが舞い降りた行進

前回に引き続き、私が見たバリ島の奇祭を紹介します。ガルンガンからクニンガンまでの10日間は、バリ島各地で伝統的な祭礼が盛んに行われるラッキーな期間。今回の奇祭は、ガルンガンの4日後「Hari Ulian」に行われたもので、豪華絢爛な衣装をまとった美しい女性たちや着飾った子供たちが2km以上の行列を作…
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バリ島旅日記.1

バリ島の奇祭(3)「喧嘩神輿」男の祭りに大興奮!

バリ島の奇祭、今回はクルンクンで行われた「喧嘩神輿」を紹介。この「喧嘩神輿」はガルンガンの10日後、クニンガン当日に行われる祭礼で、とにかくスッチャカメッチャカ、しまいにはトランス状態の男性が短剣を振り回す中、入り乱れた男衆の集団同士が互いに神輿をぶつけ壊しあう。最後に1台残った神輿が寺院の門をくぐ…
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バリ島旅日記.1

ウブドでツアーに参加:タナロット、タマンアユ寺院…etc

ウブドのゲストハウスで隣室に泊まっていたフランス人カップルから声がかかる。どうやら、彼らはウブドからの日帰りツアーに参加したいのだが、参加人数が足りないらしくツアーが組めないとのこと。だったら2人でタクシーやレンタカーでもチャーターすれば良いのではと思いましたが、よくよく話を聞いてみると、ツアー代金…
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バリ島旅日記.1

普段着のウブドを観光:モンキーフォレスト、ゴアガジャ

これまで、ウブド周辺で見たオダラン(祭礼)やフォトジェニックな寺院などを紹介してきましたが、ウブドの街中にも見どころは多数存在します。今回の記事では、ウブドの街中(ウブド王宮やウブド市場があるエリア)から歩いてアクセスできる観光スポットをいくつか紹介します。   ウブドに来たらとりあえず行…
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タナトラジャ旅日記

マカッサル旅行記:マカッサルの観光と旅行情報

マレーシア旅行記と並行公開のスラウェシ島(インドネシア)旅行記。スタートはマカッサル滞在記です。マカッサル Makassarは、1991年までは「ウジュンパンダン Ujung Pandang」と呼ばれていた、南スラウェシ州の州都です。   この街は、歴史的にはオランダの香辛料貿易の最前線と…
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タナトラジャ旅日記

マカッサルからタナトラジャ、バスでの行き方と途中の光景

スラウェシ島へ来た目的といえばタナトラジャ。ここで、独特のエスニックカルチャーに身を浸したい一心で、心なしか興奮しているのでした。   マカッサルのダヤ バスステーションを朝9:00に出発するバスに乗車するため、市内中心部のホテルからはタクシーでダヤに向かいました。ベモで行っても良かったの…
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タナトラジャ旅日記

現地で探したトラジャの葬式 伝統衣装のおくりびとに会う

膨大な牛や豚が生贄として捧げられるタナトラジャで行われるトラジャ族の葬式、その凄惨さに衝撃を受けました。書籍やサイトで事前に情報をチェックもしていましたが、実際にその場に立ち会うと、凄惨な命のやり取りに言葉を失います。このページでは、生贄を奉納する前までの様子を紹介しますが、その前に葬式情報を現地で…
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タナトラジャ旅日記

【閲覧注意】タナトラジャの葬式 葬儀の実際の光景です

トラジャ族の葬式の一部始終を報告しますが、私は凄惨な現場を目の当たりにし言葉を失ってしまいました。ご覧になる方は、どうぞご留意を。   「死」からは誰もが逃げることはできず、私たちは動植物など他者の生命を殺処理してまで自らの命を永らえていることを理解しているつもりです。しかし、私たちの一般…
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タナトラジャ旅日記

トラジャ ボルの水牛市場では牛に度突かれる?

先日見学したタナトラジャの葬儀では、死者への生贄として屠殺するためだけに用意された、おびただしい水牛や豚の鳴き叫ぶ姿に言葉を失ってしまう。ただ頭の中は意外に冷静で、こうした動物たちをどうやって準備するのだろうと疑問も感じました。実は、(食用や労働用ではではなく)葬儀用の生贄となる動物たちを売買する市…
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タナトラジャ旅日記

トラジャ 巨大トンコナンが残る集落サダンを訪問

ボルの水牛市場を後にしサダンという集落に向かう。そこで見た伝統家屋トンコナンハウスは実に見事でした。   ボルの水牛市場を見学した後、俄然、元気がみなぎってくるのを感じた私は、ベモ(ワゴン車を使ったバス)乗り場に戻り、次に出発するベモの行先を尋ねました。まぁ、英語は通じませんが、適当にコピ…
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タナトラジャ旅日記

トラジャの木工村パラワと石造タウタウの集落パンリ

サダンに着く手前でベモ(ワゴンカーを用いたバス)の車内から見えた村落が大変美しく見えたので、歩いて行ってみようと思いたちました。どうやらその集落の名前は「パラワ」、この村に関する事前の情報は何も持ち合わせていません。ただ、誰にも気兼ねすることなく思いのままに動けるのが一人旅の利点。いざ訪れてみたパラ…
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タナトラジャ旅日記

【閲覧注意】トラジャ ケテケス 墓の遺骨を守る犬

 風葬が現在でも行われているケテケスでは、遺骨がそのまま散乱した墓地を見学することができます。そこでは、死者を模ったタウタウ人形の先に、いくつもの頭蓋骨が朽ち果てた木の舟の上に載せられていた。タナトラジャの、のどかなトンコナンの並ぶ集落の背後に潜む死の世界!まさにその入口に辿り着いたようで、背後に冷…
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タナトラジャ旅日記

ランテパオ トラジャ観光の拠点にとどまらない魅力

ランテパオはトラジャ観光の拠点として賑わっていますが、この街自体を楽しむ方は意外に少ないでは・・・? 確かにこの街では、目立った観光スポットや楽しいナイトライフは期待できません。しかし何日か滞在してみると、落ち着いた環境の中で心身がどんどんリラックスしてくる。何かと暗く陰鬱な光景に出会う機会が多いト…
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タナトラジャ旅日記

トラジャ レモの洞窟墳墓で再び葬式への誘い

タナトラジャを代表する洞窟墳墓があるレモ。ここで飾られたタウタウ人形(生前の故人をかたどった人形)の数のスケールに圧倒される私、もう死の世界を覗き見るような旅に疲れを感じてきました。   8月2日、トラジャ4日目の朝ですが、とにかく濃密な時間を過ごしています。行くところ見るところ、日本にい…
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