スマトラ島旅日記

マニンジャウ湖をバスで巡る:湖畔で見たヘビvs犬の闘い

スマトラ島のほぼ中央に位置するブキティンギは西スマトラ州の観光拠点として長期滞在に向く街、私などここに住んでも良いと思える街であることは何回かお伝えしました。ただ、ブキティンギの街なかにずっと滞在するのも退屈なもの、そこでブキティンギから少し遠出をしてみます。ここから日帰り観光のデスティネーションと…
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スマトラ島旅日記

ブキティンギ~トバ湖(パラパッ)バス移動を実況報告

ブキティンギの街は大のお気に入りで、ここでずっと過ごしてもイイかなと思っていました。しかし、せっかくスマトラ島に来たのですからパダンからメダン方向へと島を縦断したいものです。何泊か過ごしたゲストハウスのフレンドリーなスタッフに別れを告げ、トバ湖(パラパッ)に向け発つことにしました。   た…
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スマトラ島旅日記

トバ湖(トゥットゥッ)で早速トラブルの数々、楽しいね!

ブキティンギから苦行ともいえるバス旅でやっとたどり着いたトバ湖。パラパッからトゥットゥッへフェリーで乗りつけ宿を確保した瞬間、それまでの緊張が全て解けたのか急に眠気が。しかし、トバ湖の安宿は私をそんな簡単に寝かせつけることはさせません・・・なぜならここはスマトラ島、日本では考えもつかない騒動が巻き起…
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スマトラ島旅日記

トゥットゥッ(トバ湖)カフェ探索、そこは天に昇る居心地

トゥットゥッに着いて早速いろいろなトラブルに見舞われましたが、こんなことを気にしていたらスマトラ島を旅行するなんて無理です。ゴキブリがいくらでても特に害はなく、夜に山が燃えていたってゲストハウスにまで延焼することはなかったし、ネコちゃんに魚を奪われたってもう悔しくありません。そう、ここではツーリスト…
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スマトラ島旅日記

トバ湖トモッを自転車で巡る:王も民も皆さん驚きの墓!

トゥットゥッでカフェを巡るうちに気力が復活、トバ湖を自転車で観光してみようという意力に満ちたプランを実行する時がきました。ちょうど都合よく、私の泊まっていた宿ではレンタル自転車が無料。この界隈には乗合ベモが走っていませんが、旅の足はバッチリ。ただ、宿の中でWiFiの電波は飛んでいましたが弱いのなんの…
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スマトラ島旅日記

サモシール島アンバリータはオモシロ巨石の宝庫

トゥットゥッでマッタリと過ごす私ですが、宿界隈のカフェに1日中入り浸っているのは暇そのもの、まあ私自身、暇つぶしの達人を自認していますが…。ただステキな景色をじっと見つめていても、それでもつ時間はせいぜい30分でしょう。やはり、感性を揺さぶられる体験をしてこそ、生きている実感=旅の醍醐味が得られると…
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スマトラ島旅日記

トバ湖を観光:シマニンドで触れる先住民バタッ族の文化

1週間ほど滞在したトバ湖サモシール島、この辺境の地の滞在記と観光案内もいよいよクライマックスです。これまでトゥットゥッにある格安ゲストハウスで借りた自転車に乗って、トモッやシマニンドといった近場の街を巡ってきたが今回は少々遠出、トゥットゥッからは20km近く離れた街シマニンドへ向かいました。ただ私も…
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スマトラ島旅日記

メダンを軽く観光する、たまにはシティライフもイイね

トバ湖トゥットゥッに滞在して1週間、風光明媚な湖の景観とトバ-バタッ族の素朴な文化に触れ何一つも不満がない旅生活を送っていました。こんなところで暮らすのもイイかなと思うと同時に、ついつい飽きが生じてくるのも事実。やはり、滞在初日に経験したようなトラブルがたまには生じないとネタ不足、いくら怠け者の私で…
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スマトラ島旅日記

ブキッ・ラワン:オラウータンと戯れたジャングルの散歩道

メダンを早々に離れ向かう先はブキッ・ラワン。ここに行く目的は、スマトラのジャングルを歩きながらオラウータンなどの野生動物を見つけに行くジャングルトレッキングという人が、おそらく100%を占めるのでしょうか。オラウータン目当ての人々が世界にこれだけウジャウジャといたのかと、とにかくビックリ仰天の場所が…
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スマトラ島旅日記

ブラスタギの街なかを観光する:バスで行く際は要注意!

スマトラ島の大都市メダンから手軽に公共バスで行ける場所として、ブキッラワンとブラスタギという2つの魅力的な街があります。ブキッラワンでオラウータンと戯れ満喫したが、スマトラのジャングルで何日も過ごすのは飽きてくる、そう私は街が好きなシティ派なのです。ここはブキッラワンから一気にブラスタギに抜けようと…
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スマトラ島旅日記

ブラスタギからバスで巡る先住民族の村:リンガ、ドカン

スマトラ島ブラスタギ近郊には先住民族カロ・バタッ人が住む、かなり特異な集落がいくつかあり、公共バスで容易にアクセスすることができます。私は、ブラスタギから日帰りでリンガとドカンという小さな集落を巡りましたが、いずれの村にもカロ・バタッ人がつくり上げた特徴的な伝統家屋が残り、とても見応えがありました。…
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スマトラ島旅日記

ブラスタギは温泉天国!路線バスを使い温泉街を観光

ご存知の方も多いと思いますがインドネシアは火山大国、中でもスマトラ島はシバヤッ山やシナブン山、シンガラン山をはじめ数多くの活火山が現在も活動を続けているのです。こうした火山が多いということは・・・そう、温泉!ブラスタギ近郊には温泉街(!?)が存在し、プールのような広い露天風呂で極楽ゴクラクとまるで日…
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ジャワ島旅行記

インドネシア・スラカルタ(ソロ)王宮に見る古都の栄華

インドネシア・ジャワ島中部の都市スラカルタは、18世紀以降マタラム王国の王都として栄華を誇った、現在でも旧称「ソロ」と呼ばれることが多い街。ところが、ジャワ文化を語る際に外せない街として真っ先に上がるのはジョグジャカルタ(ジョグジャ)で、スラカルタの知名度はさほど高いとは思えません。今回の旅行でも実…
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ジャワ島旅行記

インドネシア・ソロ、スクー寺院で見た怪しげな石像たち

現在のインドネシアでは国民の約9割がイスラム教を信仰している世界最大のムスリム国家で、ジャワ島におけるムスリム比率はとくに高いのが実情です。しかし、15世紀までを見るとヒンドゥー教を信仰する王国がたびたび栄え、とくに1293年から1478年までのマジャパヒト王国統治期はヒンドゥー文化が花開いた時代だ…
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ジャワ島旅行記

ソロ郊外、チュト寺院は中米マヤ文明の香りがプンプン匂う

ソロ(スラカルタ)郊外にあるいにしえの石造寺院群を巡る報告の第二弾、前回報告では、エロチックな石像やレリーフに囲まれたスクー寺院を紹介しました。今回はスクー寺院から再びバイクタクシー(オジェッ)に乗り、バリヒンドゥの特徴ともいえる割れ門や、どの宗教の様式かはなはだ疑問のピラミッドが残る「チュト寺院」…
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ジャワ島旅行記

1991年のブロモ山は今と変わらず美しい姿を見せます

ソロ(スラカルタ)を十分に満喫した私たちは、次の目的地「ブロモ山」に向かうことにします。このブロモ山はジャワ島東部にあるカルデラ火山、現在でも活発な火山活動を行う場所としてソロ(スラカルタ)以東ではもっとも有名な観光スポットでしょう。実はこのブロモ山を訪問するのは1991年以来、およそ20年ぶり。今…
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ジャワ島旅行記

ブロモ山の玄関チェモロラワンは美しいテンガル族の集落

前回記事から再びタイムスリップ、再び今回の旅行記録に戻りました。さて、チェモロラワンというテンガル族の集落は、20年前も今も相変わらずブロモ山観光の玄関口として多くのツーリストで賑わっています。しかし、そうしたツーリストの方々、ブロモで日の出を見るために、せっかく前泊入りしていますが、集落内をうろつ…
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ジャワ島旅行記

20年後に再訪したブロモ山、サンライズツアーを満喫

以前、1990年代にブロモ山を訪問した記録を報告しましたが、20年後に再訪した今回のブロモ山はその美しい姿を全く変えずに私の眼の前に現れました。 これはチェモロラワンの集落から見たブロモ山(テンガー・カルデラ)を写したものですが、夕方に近い時間ということもあり雲が出てしまい美しさは半減!?まぁこの光…
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ジャワ島旅日記.1

ジョグジャカルタでは安宿街プラウィロタマンを目指そう

私はジャワ島に来ると、ついジョグジャカルタで長居をしてしまいます。ジャカルタやスラバヤといった大都市と比べ落ち着いた魅力的な街なのは確かですが、ここで"沈没"してしまう大きな理由は……宿代が安い!しかもただの安宿ではないのです。なんとプール付き朝食込みの個室(当然、WiFI & 冷房付き)に驚異的な…
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ジャワ島旅日記.1

ジョグジャカルタ、ベチャに乗って観光しよう

ジョグジャカルタ(略して「ジョグジャ」)市内には「トランスジョグジャ」という市内バスが、かなりのネットワークを張り巡らせており、ソスロウィジャヤンに滞在していたり、プラウィロタマンからマリオボロ通り界隈に行くには、大変便利な乗り物です。ただ、ジョグジャに来て、毎回トランスジョグジャに乗って市内中心部…
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