タイ南部旅日記

パンガー湾の奇景:ムスリムが築く水上集落は巨大な要塞

今回参加したパンガー湾ツアーで、私にとってもっとも興味深かったのは、パンガーの港からほど近い場所にある巨大な水上集落でした。この集落は「コパンイ(パンイ島)」の周囲に築かれ、1500人以上の人口を抱える大きな町です。しかも居住民はほぼ全てが、ムスリムである点でも大変ユニークでした。   今…
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タイ南部旅日記

タイ国境の街ラノーンではマーケット探索が楽しい!

クラビやパンガー湾などタイ南部のリゾートエリアを存分に楽しんだ私たちでしたが、パスポートを見るとタイの滞在期限が刻々とリミットに近づいてくるのに少々不安を覚えていました。タイをいったん出国した後すぐに再入国をする、東南アジアを長期旅行する者にはお馴染みのビザランをするタイミングですね。  …
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タイ南部旅日記

タイ・ラノーンは温泉街、露天風呂で極楽気分を満喫!

タイには何度も訪問している私ですが、ラノーンに足を運んだのは初めて。ビザランのため、ミャンマーのコートーンを日帰り旅行するために立ち寄ったわけで、長居するつもりは当初ほとんどありませんでした。ただこのラノーン、前回の記事で報告しましたがコスパの良いホテルに泊まりローカルな市場を探索、コンパクトながら…
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タイ南部旅日記

ラノーンからコートーンへの国境越えボートでビザラン

タイ・ラノーンに滞在したのは、いったんミャンマーへ抜けてからタイに再び入国しなおす「ビザラン」が目的でした。ただ、ラノーンの街の居心地が想像以上に良く、いつしかこの街から抜け出すことさえ面倒に思えるようになる。しかし、さすがに滞在期限が迫る中、そろそろタイを出国しなければ不法滞在になってしまう!重い…
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タイ南部旅日記

タイ南部紀行フィナーレはチュンポンでまったりSL見物

ハジャイからタイに入国し、クラビ、パンガー、ラノーンとタイ南部の街を回ってきましたが、ここでいったんタイ南部紀行を締めたいと思います。締めはチュンポン。実はこの時のタイ滞在はまだまだ続きまして、ホアヒンでしばらく滞在した後にバンコクへ移動、その後ラオス方面に向かいました。ただ情報鮮度が肝心のブログで…
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ラオス北部旅日記

チェンコーンからラオスへ 船でメコン川を渡り国境越え

タイとラオスの国境地帯には、両国を分断するメコン川が悠々と流れています。1990年代以降、この2つの国を結ぶ橋が続々と完成、2013年12月には4番目の国境橋、タイ・チェンコーンとラオス・フエサイ(ファイサーイ)を結ぶ第4タイ・ラオス友好橋が開通しました。現在では、タイ・チェンライなどから直通バスで…
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タイ北部旅日記

チェンマイ旅行のポイント 城壁内のおすすめ寺院を紹介

タイ北部を代表する街、チェンマイに関するガイドブックや旅行体験記は数えきれないほどあり、具体的なおススメのカフェ、ショッピングスポットなどが地図付きで紹介されていますよね。私のこのサイトでは、かなりマイナーな観光スポットや祭礼、村落などを紹介しているので、いまさらチェンマイを紹介するの?とは思わない…
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タイ北部旅日記

タイ パーイをバイクで観光(1)モーペンの滝&中国村

タイ北部の山間部にある「パーイ」の街は、ここ数年バックパッカーに絶大な人気を集める街です。私は、このパーイの街に3泊し、うち2日間はバイクを借りてツーリングをしました。今回の記事では、パーイのツーリングコースとしては、(初めてバイクをレンタルする方にも)おそらく道に迷わず一番楽な「モーペンの滝」を目…
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タイ北部旅日記

タイ パーイ、インスタ映え(I?)のツーリングコース

前回に引き続き、パーイ周辺をバイクでまわる旅・第2弾です。前日のモーペンの滝や中国村にはかなりのフラストレーションが溜まりまして…汚名挽回といきたいところです。   今回のコースは、「coffee in Love」→「Pam Bok Waterfall」(パムボックの滝)→「Pai Can…
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タイ北部旅日記

メーホンソン観光 チョンカム湖の周囲でゲストハウス探し

パーイを後にし、メーホンソンに向かいました。メーホンソンは、チョンカム湖(Chong kham:日本的感覚では池!)の周囲に街が広がる、ほどよい大きさの落ち着いた街です。湖に面して雰囲気の良い2つの寺院が建ち、とにかく居心地が良い!私は、この街に4泊し、バイクで郊外をツーリングしたり、一般に「首長族…
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タイ北部旅日記

メーホンソン市街地を眺望する絶好の観光スポットを紹介

メーホンソンのツーリストエリアはチョンカム湖を中心に広がっていますが、このチョンカム湖から徒歩30分圏内にも多くの見どころがあります。今回は、メーホンソン市街地を眺望する絶好のスポット「Wat Phrathat Doi Kongmu」と、メーホンソン空港のすぐ脇にあるマーケット&寺院を紹介します。 …
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タイ北部旅日記

メーホンソン 首長族(パドゥン族)の村を訪問する

メーホンソンを訪れる観光客の大きな目的は、「首長族」と呼ばれるカレン族系の支族パドゥン族の村を訪問することでしょう。私も実際そうでした。ただ、現在はチェンマイ郊外などにもパドゥン族の方々が集められた観光村がつくられたりして、メーホンソンまで、そのためにわざわざ訪れる意義は薄れてきているように思います…
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タイ北部旅日記

メーホンソン 中国国民党ゲリラの村は高原リゾートに変貌

メーホンソンのゲストハウスで参加したバイクツアーについて引き続き報告。前回記事で紹介したパドゥン族(首長族)の集落「Ban Huai Seau Tao」を後にし、次の目的地へと向かいます。実は、このバイクツアーのメインとなる目的地は2ヶ所あり、1ヶ所目の首長族の集落はまず始めに訪問、もう1つの目的地…
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タイ北部旅日記

メーホンソン近郊、少数民族の村とスパリゾートの泥パック

メーホンソンのバイクツアー報告もいよいよ最後になりました。今回のコースを再び掲載すると、「Ban Huai Seau Tao(パドゥン族が暮らす村)→ Pha Sua(滝)→ Ban Rak Thai(中国国民党の残党が暮らす村)→ モン族やシャン族が暮らす村 → Phu Klon Country …
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タイ北部旅日記

メーサリアン:何もない田舎街を観光、バスでの行き方は?

メーホンソンの街を十分に堪能した後、次にどこへ向かうか?大多数の方はチェンマイに戻ると思いますが、チェンマイまで陸路(バス)で行くには、以下2通りのルートがあります・・・遠いです!一気に戻ったら疲れます! ◆北ルート:パーイを経由するルートです。私の場合、往きでパーイの街に3泊した後、メーホンソンに…
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タイ北部旅日記

チェンライ観光の必須スポット ワットロンクンを解説

タイ北部で訪れたい観光スポットを、どこか1ヶ所だけ挙げるとすれば、私なら迷わずワットロンクン(別名ホワイトテンプル)を推します。純白に彩られたどこまでもキラキラに美しく輝きを放つ寺院は、世界のどこへ行っても見ることができない光景でしょう。しかも、天国だけではなく地獄をモチーフにした造形は、とにかくシ…
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タイ北部旅日記

チェンライを彩る芸術家:コーシッピパット&ダッチャニ―

もう一つのコーシッピパット作品:チェンライのランドマーク「時計塔」 前回記事で、チェンライにある寺院「ワットロンクン」(ホワイトテンプル)について紹介しました。この寺院をデザインしたチャルムチャイ・コーシッピパットは、チェンライ中心部のランドマーク「時計塔」もデザインしており、この地を旅行する方なら…
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タイ北部旅日記

タチレクを日帰りで観光:首長族の人々が集められた村

チェンライを訪れる方の中には、日帰りでミャンマーを訪問することが目的の方も多いのではないでしょうか。そう、タイ側メーサイの街から日帰りでタチレクを訪問、再びトンボ返りでタイに戻る・・・東南アジアに長期で滞在する方にとって、こうした「ビザラン」と呼ばれる行動はかなり一般的ですよね。ちなみに、この記事で…
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タイ北部旅日記

メーサロン:中国国民党の末裔と山岳民族が共に暮らす街

メーサロンの街とはどんな街か、簡単に紹介をします メーサロン(Doi Mae Salong)はチェンライから北西に70kmほど離れた、山間部にあるのどかな街。タイ北部にありがちな、山岳少数民族の方たちが多く居住する街ですが、ここを特徴づけるのは主な居住者が華人である点。以前、メーホンソン郊外の小さな…
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タイ北部旅日記

メーサロンにもあった!首長族の観光村(ヤパー村)を訪問

これまでメーホンソンやタチレクで訪問した首長族(パドゥン族)の村を紹介しましたが、このメーサロンにもそうした村があると聞きつけ、さっそくバイクで向かいました。確かに、メーサロンはミャンマー国境からほど近い辺境の地、この地に居住していても何ら不思議はありませんが・・・ただ、観光客の方は他のエリアと比べ…
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